皆さんこんにちは♪
皆さんは、映画「マトリックス」シリーズを見たことがありますか？
とても衝撃的な内容で、引き込まれますよね(*^^*)
そんなマトリックスですが、２作目の「リローデッド」３作目の「レボリューションズ」に続き、４作目となる「レザレクションズ」がこの12月に公開されます。
3作目から実に18年ぶりのリリースとのこと(・。・;
もうそんなに経つんですね〜。
歳もとるわけだ(-。-)y-゜゜゜
ちなみに、この「マトリックス」シリーズは仮想現実をテーマとした映画ですが、内容が難しくて未だに完全に頭の中で整理（理解）できていません(^_^;)
簡単に言うと、機械が支配する未来で、人間は機械のためのエネルギーとして栽培されており、その人間は肉体はカプセルの中で培養液に浸されており、意識は仮想現実の中で普通に生活している・・・というものです。
よく「この世は全て仮想現実かもしれない」というオカルトチックな仮説をそのまま映画化したようなストーリーですね。
もし仮想現実の中にあるとして「これは仮想現実だ」「仮想現実ではない」と誰が証明できましょうか。
それは物語の登場人物がその物語を書いている作者に戦いを挑むようなものです。
ところで、このシリーズ中「リローテッド」で、主人公ネオはマトリックスの設計者と会って話をしますが、その時に衝撃的な事実を告げられます。
少なくとも私はとてもインパクトを感じましたし、印象に残っています。
それは「マトリックスは現在ので6作目だ。1作目は完全なる世界を構築したが、人間の持つ不完全さによって失敗した。」
という部分です。
妙に納得してしまったのは私だけでしょうか(・。・;
基本的に、機械は全てプログラムによって正確に動作します。
でも人間には感情があり、感情が行動に大きく影響します。それは時として自分さえも予想し得ない行動になったりします。
それは機械から見れば・・・いや間違いなく不完全な存在なのでしょう。
その不完全さを全て排除して、芸術品のような完璧な世界を作ったら、人間の心の方が保たずに失敗したというのです。
人は確かに地球上の他の生物よりも知能が優れているかもしれません。
でもだからこそ、不完全な生き物なのです。
嘘をつき、騙し、憎しみ、争い、奪い、怠るといった本能的な人間の性がぶつかり合って、戦争や悲しい出来事を生みだします。
その不完全な人間同士が集まってできているこの世界は、まさに「不完全な世界」です。
この世界の中で起きることは全て「不完全」であるが故の結果であり、我々はその不完全な世界で不完全な存在として生きているのです。
その設計者は、こうも言っています。
「人間の歴史を見直し、マトリックスの世界に人間と同じように不合理、不完全な面をインプットする。しかし、それだけではマトリックスは世界観を完成できず、人間に更に“選択”という行動を与えることで99.9%の人間がマトリックスというプログラムに順応した・・・」
それで6個目のマトリックスなんですね。
人間は、不完全だからこそ必死に正しい（と思う）道を進もうと努力します。
またその時その時に「選択」をすることで不完全さをコントロールしています。
それが人格を形成し、家族をつくり、組織をつくり、法律を作り、国、社会を作る・・・人類の成長の歴史なのではないでしょうか。
また、不完全だからこそ、不完全だと認知しているからこそ、人類はその不完全さや不確実さを補おうと努力し、結果として人類の発展に寄与しているのではないでしょうか。
そして、地球環境の変化などにも適応し、進化していけるのだと思うのです。
さて( ´ー｀)y-~~
何を壮大なことを突然熱く語ってんねん、このおっさん・・・てな感じでしょうか？(^_^;)
前回の「お金を取るか名誉を取るか」で少しお話しましたが、他人を貶める告発は好きになれません。
もちろん組織のため、社会のために行う告発は公益にかなっているし、それを否定するものでは一切ありません。
ただし、上で言ったように人は不完全な生物であり、大なり小なり誰しも一つや二つは褒められない事を抱えているものです。
それを自らの出世やその人の足元をすくうために行うのは大嫌いです。
「あいつばかり美味しい思いして許せない」
「あいつを失脚させれば俺が優位になる」
「あいつは気に入らないから貶めてやる」
そんな告発は、誰のためでもない「自己」のために行っている私刑です。
そういう人は、他の誰かから同じように足をすくわれることでしょう。
というか二葉亭四迷！
取り乱して失礼しました(^_^;)
私は新しい仕事にチャレンジする度、自分の力の無さに失望し、いら立ちを覚えます。
自分の不甲斐なさに奮起し、「こんにゃろ〜！」と頑張るんです(^o^)
不完全だからこそ、違う明日があって面白い。
不完全だからこそ、人生に波があって面白い。
不完全だからこそ、結果が分からなくて面白い。
不完全だからこそ、チャレンジする価値があって面白い。
不完全だからこそ、成功した時の喜びがひとしおで面白い。
不完全だからこそ、生きていることを実感できて面白い。
完全な存在には、それらは存在し得ないですからね。
あ〜不完全な人間で良かった＼(^o^)／
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