これは、私が前職の時に個性の強い上司から言われた言葉で、とても衝撃を受けると同時に鮮烈に脳裏に焼き付きました。
あまりにインパクトが強かったので、以後私も受け売りで新人教育等で使っていました(*’▽’)
前回、「公務員マインドからの脱却」で言いたいことを好き勝手に言わせていただきましたが、今回も言わせていただきます。
はじめに謝っておきます。悪気はありません。ごめんなさい<(_ _)>
未だに公務員時代の人ともお付き合いはありますし、決して公務員が嫌いなのではありません。
別に好きでもないけど(-。-)y-゜゜゜
さて、家畜になるな!とはどういう意味でしょう。
家畜というと、豚や鶏を思い浮かべると思います。
彼ら!?は、毎日毎日狭い檻に入れられ、何をするでもなく、ただ与えられる餌を頬張っています。
やることと言えば「餌くれ~餌くれ~」と鳴き、「ほらよっ!」と与えられた餌を食らうのみ。
狭いオフィスで何をするでもなく、「ほらよっ!」と与えられた仕事をこなす毎日・・・。
えぇ、当時の私です(-。-)y-゜゜゜
他方で、野生のヒョウは与えられた餌には見向きもせず・・・いや与えられればそれも食べるかもしれませんが、自ら狩りに出て餌をとります。
仕事も然り!!
与えられた仕事をこなすだけなんて、家畜と同じだ!
仕事ってのは、自ら狩りに出て取ってくるんだ!!
口を開けてブーブーと待ってるだけでは、良い仕事なんてできない!!
ということをその上司から言われたのです。
あくまでも、その上司の言葉ですよ。口が悪いのは、その上司であって私ではありません。
私は育ちがよろしくてよ。オホホのホ( ;∀;)
さて、口が悪いのは別にして、確かに的を得た例えだと思います。
当時の私は30歳位でしたが、気付かない内にぬるま湯にドップリと浸かっていたようで、目が覚めました。
どこもそうかもしれませんが、前の職場では予算は定価で算定し、実際には値引きされて購入するため、徐々に余ってきます。
でも、何か予定外のお金が急遽必要になる事態に備えて、年度末まで残しておくのです。
その余ったお金は、使わないと判明した年度末に一気に各課で取り合いになります。
そのお金は、「もらえるなら、くださ~い」と口を開けて待っていても、ぜ~~~~ったいに貰えません。
いち早く会計担当者を口説き、必要な資料を揃えて奪った者勝ちなのです。
仕事は、餌を奪い合う野生の世界における獲物と同じです。
草食動物なら、草は逃げないので奪い合う必要は薄いかもしれません。
でも、肉食動物は自ら獲物を探し、作戦を練り、仕留めるほか生き残る術はありません。
仕事も同じです。
公務員であれば、それでも当たり障りなく生きてはいけます。
でも、民間企業や個人事業では、それでは厳しい競争に勝って生き残っていくことはできません。
他社(者)の先を行き、仕事を探し、射止めるしか生きていく方法はないのです。
そのためには、
★交友関係を広げる
★先を読む
★広い視野を持つ
★柔軟な発想を持つ
★迅速に行動する
ことが大切です。
企業であれば中枢に優秀な社員が何人かいれば良いのですが、個人事業主は全て自分でやらなければなりません。
個人事業主はそれだけ大変なのですが、ある意味で余計な!?ダメ社員もいないので小回りがきくし、本当に自分の腕で生きている実感が味わえます。
皆さんも、野生になって強く生きませんか?
そんな生き様は如何でしょう?
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