怒りは後悔をもって終わる

先日電車に乗っていたら、向かいに一人で座っていた女性が印象的でした。

あっ別にじっとガン見ていた訳じゃないですよ(;´∀`)

プロフィールに書いているとおり、私の趣味は人間観察です。

電車に乗っていると、向き合う座席が多いですよね。

注視していると変に思われるのでそれとなく観察するのですが、色々なものが発見できてとても面白いです。

その人の生き様や今の環境なんかを想像していると、あっという間に目的地に着いてしまいます。

えぇ、寝てもいないのに乗り過ごすことも多いです(;’∀’)

生き様って顔に出ます

どういう家庭環境で育ち、どんなことを経験してきて、そこからどれだけのことを学んできたのか。

どんな苦労をしてきて、それをどれだけ乗り越えてきたのか。

どういう性格で、他人にどういう接し方をするのか。

その人の、眼力、顔、表情、仕草、話し方、口調、目線、姿勢、態度、周囲への気遣いなどを観察していると、何となく見えてくるんです。

当然その人に「あなたこんな生き様ですか?」とか聞けないので、正解は分からないんですが・・・(;^_^A

これまで前職で多くの若い人たちと接してきましたが、概ね外したことはないと自負しております(^^♪

その他、色々なものも見えるのですが、ここでは書けないので自粛します(^_-)-☆

そうそう、冒頭の印象に残った女性の話です。

何が印象に残ったかというと、笑ったんですよ。

・・・

・・・

・・・

・・・

はっ??(-_-メ)

と思った方、まだ続きますから(;’∀’)

それまで特に感情の変化もなくスマホを見ていたのですが、突然「クスっ」と・・・。

それが何ともまぁ純粋で、心から出た笑顔だったんですよ。

当然一人ですから、誰かに向けたものでもないですし。

本当に惹きつけられる笑顔で、私の荒んだ心が癒されたひと時でした。

人は生きていくうえで、色々な感情と付き合っていくことになります。

腹が立つこともあるでしょうし、悲しいこともあります。

今回は特に「怒る」感情についてお話します。

皆さんは気が長いですか?それとも怒りんぼうさん??

私は、ちょ~短気です(;^_^A

だからこそ言えることがあります。

それは短気は相手を傷つける感情であり、必ず損をするということです。

えぇ、たくさん損をしてきました(-。-)y-゜゜゜

考え方次第で、腹は立ちにくくなるし、腹が立っても表に出さないようにトレーニングすることはできます。

言葉にしなくても、表情に出ると必ず相手に伝わります。

伝わったら、相手は自分に対して必ず負の感情を抱きます。

それがプラスに働く訳がありませんよね。

意図的に怒っていることを伝える目的で、表情に出すことはあるかもしれませんが。

でも、感情的に怒ることは人間ができていない、いわゆる未熟です。

面白い言葉があります。

怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる。

これは、古代ギリシャの数学者であり哲学者でもあった「ピタゴラス」の名言です。

特に「後悔をもって終わる」という部分、すんごい共感するんですけど・・・。

そう、感情的に怒っても後悔しか残りません。

っていうかいつも後悔していますワタクシ(-。-)y-゜゜゜

特に人材育成においては、絶対に感情的に怒ってはなりません。

私も長く人材育成に携わってきて、星の数ほど叱ってきましたが、感情的に怒ったことはありません・・・多分(;’∀’)

心はいつも冷静で、意図的に声を張り上げていたのです。

同僚に対しては感情的になってましたけど(-。-)y-゜゜゜

だから新人からは最初は恐れ、避けられ、嫌われていました( ゚Д゚)

それで良いのです。好かれるのが目的ではないですし。

いずれ、「あぁあの人の言ってたことは正しかったんだな。嫌われるのを覚悟で叱ってくれていたんだな。」と分かれば良いのです。

私が携わった人たちも分かってくれている・・・・

はず・・・・

だよね?

・・・

そうと言ってくれ~~!((‘Д’)

( ゚д゚)ハッ! 

失礼しました。

どれだけ言って聞かせても同じ失敗を繰り返されると、そりゃあ腹も立ちますよ。

でも、腹が立ったらすぐに言葉を吐き出さず、深い深呼吸をしましょう。

感情的に吐き出す言葉は、怒りに汚染された毒です。

毒は相手を攻撃し、相手も汚染し、相手からも毒が吐き出されて自分を汚染します。

それでは良い関係も築けないし、良い教育もできませんね。

腹が立ったら深呼吸!鼻から吸って口からゆっくり吐く

そして怒っている自分を客観視する。

「何をそんなに怒ってんの?馬鹿じゃないの俺。」って。

これかなり効果的でお勧めです。

アンガーマネジメントの一つを紹介させていただきました。

感情をコントロールして、理想の人生を手にしましょう!

そんな生き様は如何ですか?

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