前回からの続きです。
今回は「人生を楽しむ時間を確保する」についてです。
人生を楽しむ時間を確保する
前回では、人生を楽しむために経済的に余裕を生み出して自分に投資しましょうというお話をしました。
しかしですよ、お金があっても時間がなければ楽しむ暇なんてないですよね。
毎日毎日、朝から晩までクタクタになるまで働いていたのでは、家に寝に帰るだけで何かをやろうと気力すら生まれません。
そこで働き方改革です。
国で色々な議論もされていますが、そんなものよりも自分で働き方を見直し、自分なりに人生を豊かにするための時間を創出する必要があります。
しかし、今の普通の会社では困難ですよね。
なぜなら、会社に雇用されて働く労働者は、会社の方針に従う必要があるからです。
会社=経営者は、社員の人生を豊かに~・・・なんて普通は考えません。
社のため、隙あらば給料(支出)を下げて、無休残業をさせ、利益を上げようとします。
要はですね、労働者でいてはいけないということです。
では独立起業しなければならないのか!?
というとそれも厳しいですよね。
妥協案というか、私の考える方策を紹介します。
お金に卑しく生きない
まずはお金に対する卑しさを捨てましょう。
お金に卑しいと、お金欲しさに残業や休日出勤に走りがちです。
お金にシビアなのと卑しいは違います。
卑しいとは、どんなものに対してもケチなことを言いますが、シビアとは、ここぞという場面では、ドンと投資する使い方です。
仲間内で飲みに行ったり、人として必要な菓子折りや施しは、ケチらずしっかりと投資しましょう。
投資と言いましたが、それは人としての評価が上がったり、自分が苦しい時に助けてくれるなど、かならず自分に返ってくるからです。
お金にせこい人ほど、お金を自由にできていない印象です。
そんな人生はつまらないですよね~( ;∀;)
地位や名誉にこだわらない
「この会社に入った限りは、トップになってやるぜ!」
そういう意欲も必要かもしれませんが、結果的に自分を追い詰め、苦しめ、首をしめることになります。
そういう考えを否定するつもりはありません。
人生を真に豊かにするためには、私は障害になると言っているのです。
出世にこだわれば、自分の時間やプライドなど、かなりのものを捨てる必要があります。
頑張って出世した・・・と言えるかもしれませんが、だからこそ、そういう人に限って偉そうなんですよね~(-。-)y-゜゜゜
それに今しかない自分の時間や、家族との時間を犠牲にすることにより、失うものも大きいです。
職場では偉くなって威張れて良い気分かもしれませんが、定年退職したらどうでしょう?
何が残りますか?
その地位と名誉は、一生ものですか?
自分や家族を最優先にして生きましょうよ。
会社からは「やる気ない社員」のレッテルを張られるかもしれませんが・・・。
でも、メリハリつけてやることをしっかりやっていれば、能力が高い証明にもなるので、むしろ出世したりして・・・(;^_^A
分をわきまえる
今は江戸時代などと違って生まれながらにして身分は分かれていません。
でも、実際は分かれているも同然ですよね。
お金持ちの子はお金持ちに、貴族階級の子は貴族階級になります。
貴族!?
平安か!?という突っ込みが聞こえてきそうですが、実際にまだ華族などの立場は残っています。
日本を牛耳っているのは、そういう人達です。
我々平民は、どれだけあがこうとも、その立場にはなれません。
それが現実です。
でも、卑下することはありません。
都合の良いようにハイクラスの人達に使われないよう、自分自身で人生を設計すればよいのです。
しかし、分はわきまえましょう。
少しくらい事業で成功しても、お金持ちになっても、平民の分は忘れてはなりません。
平たく言えば、常に謙虚でいなければならないということですね。
たかが会社の課長になったくらいで、部長になったくらいで、天狗になってはならないのです。
大切なのは「人としてどうか」です。
人から慕われるのは、役職ではなく(在職中は役職に寄って来る輩も多いですけど)、人として魅力的かどうかです。
驕らず威張らず、謙虚に素直に生きていれば、人は寄って来ます。
会社を動かしているのも、日本を動かしているのも人です。
人は1番の財産なのです。
まとめます。
会社での地位や名誉にこだわらず、そこから生まれる時間を自分や家族のために費やしましょう。
地位やお金を手に入れても、謙虚に生きていれば人は自然と集まってきます。
人が集まってくれば、自分の人生もとても楽しく豊かになります。
人生は、お金だけでも時間だけでもつまらないものになります。
両方ないのは最悪ですが・・・(;・∀・)
この2つを意識して人生設計してみて下さい。
定年退職してからでは遅いです。
若ければ若いほど、少ない労力で豊かな人生が手に入ります。
そんな生き様は如何ですか?
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