皆さんこんにちは。
この度、故あって分譲マンションから賃貸マンションに引っ越し、約2か月経ったので、比較して検証したいと思います。
ただし、築年数が違うため、単純には比較できません。
その点はご了承いただければと思います。
賃貸マンションから分譲マンションを購入する人は多いと思いますが、その逆は多くはないのではないでしょうか。
以前「賃貸よりも分譲の方が設備や性能は高い」とお話ししました。
それは、建てる人の目的が違うからで、詳細は「住環境を考える2」を参照してください。
それでは、実際に住んで感じたことを「環境」「設備」「総論」に分けて解説します。
環境
住環境としては、大差ありません。
駅からの距離は、賃貸の場合はあまりに不便な立地だと借り手がつかないので、賃貸の方に分がある場合が多いです。
具体的には、駅から10分以内ですかね。
ただし、その分周辺環境は分譲の方に分があります。
終の棲家に選ぶのに、あまりゴチャゴチャしたところは好まれないからです。
駅から近ければ近いほど、ゴチャゴチャしていますので。
設備
設備は完全に分譲に分があります。
同じ築年数で比較しても、圧倒的と言えます。
もちろん例外はあります。
それは都心の一等地に立つ高級マンションです。
コンシェルジュが常駐するマンションと言えば分かりやすいかと(^^♪
その手のマンションは、分譲ではなく賃貸である場合が多いです。
本当のお金持ちは、そういう高級賃貸マンションに住むのです・・・。
まぁ世界の違う話は別にして、具体的にどう違うのか解説します。
給湯器の大きさであったり、床暖房、ブレーカーの容量、コンセントの数、キッチン設備等々、挙げればキリがないほどです。
これら設備は、最初から賃貸に住んでいればあまり気にならない部分であり、むしろ木造アパートから引っ越せば快適に思えるほどです。
でも、分譲から引っ越すと、ひっじょ~~~~~~に不便です(‘Д’)
床がフルフラットでないのは築年数の差が大きいですが、キッチンの狭さや収納量、風呂設備、玄関の狭さには閉口します。
文句を言えばキリがないのでこれくらいにしますが、設備は間違いなく賃貸はレベルが低いです。
総論
金銭面では、賃貸に分があります。
同じような価格帯(4000万)のマンションに30年住む条件で比較すると、毎月の支払額は大差ないです。
でも賃貸に30年住むことは稀で、2年単位で引っ越すことが可能であるというメリットは大きいです。
古くなってくれば、新しいマンションに引っ越すという選択肢もある訳です。
一方で、分譲は購入から30年住むとなると、設備はかなり陳腐化してしまいます。
また、隣に変な人がいても、気軽に引っ越せない点はデメリットです。
決定的なのは、上記に加えて分譲の方は「修繕積立金」なるものが毎月1~4万円乗ってくる点です。
これって大きいです。
それに、多額の借金を抱えるということは、それだけリスクもあります。
今回のようなコロナ禍が襲ってきた時、収入が減ったらローン破綻しかねません。
賃貸なら、より安い物件に変えれば済みますが・・・。
さらには、地震や火災などの災害に見舞われた時、賃貸は失うものが動産のみで済みます。
でも、分譲住宅には、お金では買えない快適さがあるのも事実です。
上記災害時にも、一般的には分譲の方が耐震性が高いため、命が助かる率も高くなります。
さて、ざっくりとですが比較してみました。
如何でしたか?
設備などを妥協すれば、賃貸はもっとコストを下げられます。
結局は、それぞれの生活によって選択すれば良いと思います。
しっかり勉強して、快適な生活を手に入れて下さい(^^)/
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