注文住宅での土地選び~家の仕様で気を付けたこと

前回の続きです。

なぜ注文住宅建築を決意したのかをお話ししましたが、今回は具体的に土地選び~家の仕様選びについてお話しします。

私はまず、ビルダーを先に決めました。

ネットで情報収集し、何店か行って話を聞きました。

そこで、基本的な仕様と値段が私の希望に一番近い所に決めたのです。

譲れない希望は、

◎耐震等級3(相当ではなく!)

ZEHを取得する!

◎第1種換気

◎高気密・高断熱に触れていること

でした。

そしてまず土地選びより先にビルダーを決めました。

絶対にやってはいけないのが、

◎まずは住宅展示場に行くこと

◎まず土地を購入すること

だと思います。

何の知識もなく、住宅展示場に行くのは危険です。

営業さんの土俵である心浮つく展示場で、営業さんの言うことが全てになり、以後は操り人形化してしまいます。鴨葱です。

客観的に、冷静に、まずは自宅で情報収集して知識を深めることが大切です。

そして、土地は素人判断せずにあらかじめ決めたビルダーに相談しましょう。

土地を買う目的は、家を建てることです。

家を建てるのはビルダーです。

自分ではいけると思ったけど、ビルダーから「その予算で、この土地に、ご希望通りの家は建ちません」と言われたらショックどころではありませんよね。

具体的には、古い擁壁があったりすると、その改良に結構な予算が必要になってきます。その擁壁高が高ければ高いほど・・・。

また、接道条件等、建築条件を満たしていない土地であれば、格安であっても家を建てることすらできません。

まずは、ビルダーを絞ってから土地を選びましょう。

でもまだビルダーとは契約はしません。何も決まってませんから。

ビルダーによっては、グループ会社で土地選びもやってくれるところもあるので活用しない手はありません。

ただし、基本は自分で探しましょう。

自分の住みたいエリア、条件から、自分で探して良いのが見つかったら、ビルダーに「ここはどうか?」と相談すると良いと思います。

ちゃんとしたビルダーなら、意見をくれるはずです。

土地の条件として、ハザードマップ等で危険地域になっていないか確認することは当然のこと、実際に行ってみて周辺の状況をよく確認しましょう。

河川は近くにないか、あれば高低差はどうか。

将来にわたって日照は確保できそうか。

接道は私道か公道か、私道の場合はどういう持ち分になっているか。

接道している道路は、大きいか、バスは通るか、抜け道等で交通量は多くないか。

敷地内外で2m以上の高低差がある場合は、要注意です。

更地なのか、古家があるのか、あれば取り壊し費用もかかります。

駅からの行程はどうか、子供がいれば、駅まで安心して歩けるか、バス便なら数は多いか、将来的に廃線にならないか。

学校は近いか、通学路はどんなか。

周辺にスーパーはあるか、何時まで営業しているか、コンビニは近いか、逆に近すぎないか。

バス停は近いか、逆に近すぎないか。

その駅は、発展性があるか、医療機関は整っているか。

等々・・・。

必ず客観的に、冷静に重箱の隅をつつく位の気持ちで選考しましょう。

土地が決まったら、次はビルダーと契約します。

納得いくまで間取りを詰めて、仕様も決めてから契約しましょう。

何社かに土地を示してプランを提案してもらうと良いと思います。

そのためには、営業の言いなりにならないための知識が必要なのです。

多分一生で一番大きな買い物です。

後悔しないためにも、しっかりと勉強しましょう。

ただ、彼らもプロなので、意固地にはならずに意見やアドバイスは求めましょう。

その上で、自分で調べて自分で決めましょう。

自分で住むんですからね。

私がこだわったのは、

◎性能面(年中快適であるために)

断熱材・窓・サッシ等々・・・

バランス良く最低でもZEH基準はクリアする!!

◎間取り(毎日が快適であるために)

洗面所と脱衣所を分離、回遊性、収納の位置・数等々・・・

です。

シューズクロークやファミリークローゼットは、スペース的に諦めました。

実は、ウォークインクローゼットって、ウォークインする分のスペースが無駄なんですよね。

家が広ければ気にならないかもしれませんが・・・。

狭いながらも、かなり快適かつ利便性の高い間取りになったと思います。

家は3回建てないと理想の家にならないと言いますが、3回とは言えないまでも2回分くらいは勉強して悩んだと思います。

それでも後悔ポイントは出るでしょうね~。それもいずれレポートします。

で、デザイン(外観)は・・・・建売とあまり変わらないです(;´∀`)

でも良いんです。人間と同じで中身で勝負です!

その分は、外構にこだわる予定です(^^♪

さて、今回は土地選び~家の性能をお話ししました。

具体的な性能面は、またの機会に(^^)/

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