最近、不織布マスク警察なるものが出現してきているようです。
何やねんそれ・・・(;・∀・)
何でも、世界最高峰のスーパーコンピューター「富岳」がシミュレーションしたところ、布やウレタン製よりも不織布マスクの方が飛沫の拡散を防ぐ効果が高いことが確認されたため、巷で不織布マスクをしていない人を勝手に取り締まる輩が出てきているとのことです。
私は専門家ではないので、それがどれくらいの差があるのか、実際にどれだけ影響するのか分かりませんし、ここで論じるつもりもありません。
ただ、未だに電車でマスクすらしていない人がいることには驚きと憤りを感じています。
くしゃみをしたら、マスクがダメになって・・・とかならまだ分かりますが、わざわざマスクを外して手にもって座ってらっしゃる・・・。
あんた手で呼吸してるんかいな!?
で、降りる時にマスクをつけて出ていく・・・。
もはや意味が分かりませんね( ゚Д゚)
バンダナを巻いてる人もいるし、色々な人がいるもんです。
何だか何か着けていれば良いだろ的な・・・。
他方で、厳格になりすぎるのも良くないとは思います。
前回の非常事態宣言の時には、自粛警察なるものが出現しましたね。
規律を重んじる日本人ならではのものでしょうか。
話は変わって、子供の頃に親から「勉強しなさい!」と言われませんでしたか??
大体の人はありますよね((+_+))
言われて本気で勉強に取り組んだ人っていますかね・・・。
私なんかはひねくれているので、言われたら逆にやる気をなくすタイプでして(;´∀`)
例え言われて机に向かったとしても、表面的なものだけで本気にはならないのではないでしょうか。
それで意味があるかと言うと、ないですよね。
馬を水飲み場まで連れていくことはできますが、飲ますことはできない訳です。
要するに、本人にやる気がないとダメなんですよ。
そう言えば、昔同期が面白い川柳を作ってましたね。
「要するに と言う人ほど 要しない」
うまいですよね(^^)
話を戻して、今回のマスクの件も同じだと思うのです。
例え自粛警察や不織布マスク警察が、力で抑えつけても、各人が「不織布マスクつけなきゃ!」ってならない限りは、効果がないってことです。
逆に、「何だよ!」って反発する人の方が多い気がします。
一度そうなってしまうと、逆に不織布マスクを着ける率は上がらないのではないでしょうか。
不織布マスクは万全かと言えば、そうでもないです。
一般的に、粉塵やウィルスを通しにくければ通しにくいほど、息苦しくなります。
当然の原理ですね。
人それぞれ事情もあります。
呼吸系に持病があって、不織布マスクだと良くない人もいるのです。
不織布マスク警察に、それぞれの事情が理解できるでしょうか。
否ですね。
『不織布マスクの方がより飛沫防止効果が高い』というだけで、人それぞれ事情もあるのに、それを無視して強制しようとするのはナンセンスです。
布製マスクだってちゃんと着けていれば効果はあります。
不織布マスクだってちゃんと着けていなければ効果が落ちます。
何を着けているかではなく、まずはちゃんと着けているかが大事なのではないでしょうか。
今回のウィルス騒動で浸透してきましたが、マスクは主に飛沫拡散防止に有効なのであって、感染防止には大きな効果は期待できません。0ではないですけど。
個人的には、むしろ感染防止には悪なのではないかと思ってしまいます。
確かにマスクはウィルスをある程度はキャッチできます。
それをもって感染防止効果があると言えばあるのかもしれませんが、その後のマスクの取り扱いが重要だと思うのです。
キャッチしたウィルスは、マスクに付いています。
そのマスクを、手で触ったりしていませんか?
食事などで外した際、その辺に置いたりポケットに入れたりしていませんか?
マスクを触ったら、かならず消毒していますか?
してませんよね?
マスクって、下手したらその辺の手すりとかよりもウィルスが多いかもしれません。呼吸して集めている訳ですから。
それを飲み物を飲むとき、顎の下にずらしてませんか?
それって、わざわざ集めたウィルスを、呼吸器の直近に置くようなものです。
そう考えると、結構リスクの高いことですよね?
不織布マスクの方が集塵効果が高いのであれば、なお危険度は上がります。
侵入を防ぐことは、拡散を防止することよりも困難です。
出所を抑えて拡散しなければ、侵入を阻止する必要もない訳です。
まずは自分からは拡散させないぞという強い意志を持って対策しましょう。
それが今般の第3波の阻止、ひいてはウィルスとの闘いに勝つために必要なのだと感じています。
今回は、テレワークで暇ニュースを見て、感じたことを書いてみました。
皆さんはどう思われますか?
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