仕事を失って気付いたこと~お金編~

皆さんこんにちは♪

皆さんは、突然仕事を失うことを想像したことがありますか?

このコロナ禍で、実際に失った人も多くおられることでしょう。

いざ、自分の身に降りかかってきたとき、皆さんならどうしますか?

次の職場にある程度の当てがあるならば、それなりに落ち着いていられることでしょう。

もう確保しているのであれば、それはもうただの転職ですね(^_-)-☆

私は、「私はこれで仕事を辞めました」でお話しした通り、次の仕事の当てとか考える暇もなく仕事を失いました。

それまで、社会に出てから公務員一筋でやってきて、他の仕事に変えるとか本気で考えたこともなく、定年まで勤めあげるつもりでした。

なので、仕事を失ってからとても多くの現実に直面しました。

今回は、その中でもお金に関するお話です。

皆さんも、例え公務員と言えど明日は我が身ですぞ~(^^)/

特に公務員の方が、厳しい現実が待っていますから~。

今回はち~と長いです。

学んだこと

お金のありがたさを知った

それまで、ぶっちゃけて年収をそれなりにもらっていました。

それが突然なくなりました。

正直に言って、それまであまりお金にシビアになることもなく、欲しいものを買っていました。

子供の習い事などにも、惜しげもなくお金をかけました。

毎月の収支なんて、妻任せであまり気にもしていませんでした。

いざ仕事を失い、自分の収入がなくなった時点で、家計をどうするかという問題に直面しました。

そりゃそうですよね。月に30万以上入ってきていたお金が入らなくなるんですから・・・(;´∀`)

以前もお話ししましたが、その時には新居建築のため、まず土地を購入して引き渡しまで受けている状態で、上物も契約した段階でした。

それなのに、いまだ現実を直視できていなかった私は「起業しようかな~」とか「このまま仕事せずリタイヤしようかな~」とか呑気にのたまっておりました。

それでも妻は「別に働かなくてもいいよ、私が頑張るから」と言ってくれましたが、冷静に考えれば新居を建てられなくなるばかりか、生活をガラッと見直して切り詰めないと立ち行かなくなるのは明白でした。

その時に住んでいたマンションのローンもまだ残っていました。

要は、借金が「車のローン」「マンションのローン」「土地の分まるまる」あって、新たに「上物」の分を借金しなければならない状態で私の収入を失ったのでした。

結構痺れる状況じゃないですか?( ;∀;)

ざっくりですが、その窮地を切り抜けた方法を簡記しますね。

幸いにも退職金は普通に出ましたので、退職に伴い解約となった個人年金等と合わせて、まず車とマンションのローンを完済しました。

次にマンションを売って土地の借金を返しました。

これで借金を全て清算し、上物のローンは私では組めないので妻に組んでもらいました。

これでめでたく新居が建ったのでした(^^♪

めでたしめでたし・・・とはなりましたけど綱渡りですよね~(;^_^A

何にせよ、全ては私がちゃんと定職に就くことが前提条件でした。

なので、すぐに就職活動をして仕事を決めました。

3月中旬に退職し、1週間くらいで次の仕事を決めて、4月1日から働くことになりました。

収入はガッツリ減りましたが、それなりに安定した収入が得られるようになりました。

それまで、公務員として当然のように何十年もお金をもらっていましたが、収入があるというありがたみを実感しましたし、無駄な支出を見直さなければと心を改めるきっかけにもなりました。

1万円を稼ぐことの大変さを知った

仕事を辞めた当初は、「カウンセラーとして起業して~」とか「ブロガーとして~」とか妄想を抱いていました(*’▽’)

現実を見つめてちゃんと定職に就いてからも、カウンセラーとして世の人の役にたちたいという思いは諦めず、このブログをはじめました。

あわよくば、すぐにでもお金が入るのではないかと妄想していました。

サラリーではなく、自分の力で稼いだお金が入ったら、すき家の好きな牛丼を好きなトッピングで食べるぞ!と息巻いていました。

でも、その妄想はすぐに打ち砕かれました(´;ω;`)

世の中そんなに甘くはないですね。

このブログもやっと広告が付けられるようになりましたが、全然収益を得られるほどではありません。

カウンセリング業も、問い合わせはあるもののコロナ禍で活動できていません・・・。

やあり、カウンセラーって面と向かって行うべきだと思うのです。

その人を知って、自分を知ってもらい、心の声を引き出して心で受け止めて聴く。

それってリモートでは私はできません。

それはさておき、牛丼の夢は未だに達成できていません。

1万円を自分の力で稼ぐということが、これほど大変なのだと身をもって知りました。

賢いお金の使い方を考えるようになった

収入が減った以上、支出を抑えるのは必須でした。

新しい職場では、コーヒーを買うのも自販機ではなく安売りスーパーで買っているという人もいて、衝撃を受けました。

それまでもギャンブルはしていませんし、趣味のビリヤードも忙しくてできていませんでしたので、小遣いが足りないということはあまりありませんでした。

前職ではそれなりに飲む機会があり、立場上多めに払ったりといった所にお金が消えていっていました。

仕事が変わって小遣いは減りましたが、コロナのため飲む機会も減少し、使うのは昼食代とたばこ代とコーヒー代くらいでしょうか。

それでも昼食代は極力抑えるようにしたりと、無駄な支出は控える癖がつきました。

家計もしっかりと見直し、無駄な固定費の削減を図りました。

具体的には、新居建築のタイミングもありましたので、太陽光発電を導入したり光熱費削減のため家を高断熱高気密にしたり・・・です。

実際に昨日は日中暖かかったため、一切暖房を入れなくても今朝まで室温が20度くらいありました。

あとは通信費も見直し中です。3月から始まる各キャリアの新プランは魅力ですよね。

退職金等の余りを活用した資産運用も本格的に始め、老後に備えて個人年金を解約してなくなった分の補填として積み立てNISAも始めました。

インカムゲインで生活できるレベルの実現は厳しいかもですが、楽しみを持てる程度にはキャピタルゲインも組み合わせて増やしていきたいと考えています。

また、ケチるだけでなく有意義に使おうという意識が芽生えました。

使う所には使う、無駄な所には一切使わない。といった感じです。

1万円を稼ぐことの大変さが分かったので、支払うときの1万円の重さが変わったのです。

時間を買うという意識は、前回「生きたお金の使い方」でお話しした通りです。

公務員は特に厳しい

冒頭で公務員は特に厳しいと言いましたが、どういう意味でしょうか。

まぁ私だけかもしれませんが、公務員って民間に比べてお金を稼いでいるという意識が弱い人が多いんですよ。

黙っていてもお金が入ってくるので、お金に関して無頓着になりやすいです。

そんなことはない!って人はスルーしてください。

あくまでも27年間公務員をやった私が肌で感じていることです。

税金(節税)のこと、資産運用のことなど、お金に関してあまり知らない人が公務員に多い気がします。

まぁ普通のサラリーマンもそうですが、確定申告とかあまりしませんもんね。

現職の内から、お金の勉強をして賢く生きれば最強なんですけどね~。

さて( ´ー`)y-~~

この世は人間万事塞翁が馬です。

悪いことは、転じて良いことに繋がっていくのです。いえ、繋げていけば良いのです。

七転び八起き、起き上がる度に賢く強くなれば、転ぶことが怖くなくなります。

仕事を失ったことにより、私は確実に賢く豊かに生きるようになりました。

そんな生き様は如何ですか?

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