皆さんこんにちは♪
皆さんは、学生時代に部活などしていましたか?
その部活は、体育会系でした?厳しかった??
私は高校で柔道をやっていて、それはそれは厳しかったです(;´∀`)
叩くのは当たり前で、足腰が立たなくなるまでボコボコ(一応柔道で)にされたり、道場の外に蹴り出されたり、今の時代なら完全に暴行傷害でアウトですね・・・。
それ程ではなくとも、そういう厳しい体育会系を経験した人って、社会に出てから多少怒鳴られようがビクともしない逞しい心が養われますよね(*´ω`*)
私の時代は社会に出てからも警察学校という異常な環境で叩かれてましたけど・・・(‘Д’)
今回は、そんな警察学校の世界を紹介します。
かなり長くなるので、今回は概要に留めます。
採用試験に合格して入校を控えている方は、予習のために読んでおいてください(^^)/
引き返すなら今ですよ~。
入校概要
採用試験に合格して採用者名簿に名前が載ると、警察学校に入校します。
警察というのは教養がとても充実していて、採用時はもちろん専門教養など何かにつけ警察学校に入校して教養を受けます。
採用されて入校するのは、「初任科」と言われます。
期間は全国一律で、大卒が約半年、高卒は約10か月です。
警視庁などの大きい所だと年に何回か入校しますが、規模の小さい県は4月に入校し、大卒が9月末ころに、高卒が1月末ころに卒業します。
男女区別なく大卒と高卒で期が分かれ、大体30人毎に1クラス編成され、それぞれに担任がつきます。
クラスは警察ではなぜか教場と呼ばれており、各教場は1とかの数字ではなく担任の名前で〇〇教場と呼ばれ、何かにつけ教場ごとに競争させます。
担任は、基本的に警部・警部補・巡査部長で構成され、メインで指導に当たるのが警部補の教官です。
それぞれ役割が決まっていて、一般的に巡査部長の助教は母親代わりにネチネチガミガミと重箱の隅をつついて細かいことまで口うるさく言い、警部補教官は父親の様に厳しく怖いが暖かい存在で、警部教官はおじいちゃんの様に優しく・・・といった感じです。
警察学校は、「学校」というものの職業訓練校ですから、給与をもらう仕事になります。
よって、教官との関係性も「先生」と「生徒」ではなく「上司」と「部下」となり、なめた口をきくとコテンパンにされます。
立場上、絶対に勝てませんので、素直に従うことをお勧めします。
寮で愚痴りあってストレスを解消しましょうね。
個人的には、面と向かって反抗するような骨のある人が好きでしたけど(*´▽`*)
初任科を出ると、2~3か月の現場実習を経て再度入校します。
それが「初任補修科」で、大卒で約2か月、高卒で約3か月入校します。
初任科も補修科も大体同じような生活を送ることになりますが、補修科は現場を経験している分、初任科とは区別して寮での携帯電話の使用などで若干の自由が許されます。
ところで、昨年放送された「教場」という警察学校を舞台にした木村拓哉さん主演のドラマをご存知でしょうか?これ↓
教場
教場Ⅱ
これ生活風景などは結構リアルに作りこんであるので参考になると思います。
でもこんなに刑事事件が学校内で起きることはなく、もう少し教官もフレンドリーだし、そもそも警部補教官が個室を持つことなんてありえませんが・・・。
各期に総代という学級委員長みたいな役職があり、しっかりした年長者が選出されるのが一般的です。
入校生活はかなり厳しいもので、集団生活することから学生もストレスや不満が溜まります。
その総代に教官と学生の間に立たせて期をまとめさせる訳ですね。
入校式などで代表して服務の宣誓などを行うので名誉な役職ではありますが、学生を代表して教官から怒られるし、その怒られたことを同期に伝達しなければならないし、当然同期からは突き上げを食うしで、役得はあまりありません・・・。
卒業時には成績に応じて賞が授与されるのですが、その分総代をやっていれば成績が悪くても「善行賞」とかを貰えるようになっています。
それと、総代をやっていたというだけで現場でも一目置かれることにはなります。
基本的に教官は入校してくる学生を直接知りませんので、誰を総代にするかは入校してきてから個々の性格を見極めて決めます。
数日中に適任者を選出するわけですが、私が知る限り適任者がなっていることが多いので、人を見抜く力に秀でた教官の警察眼の成せる技でしょうか(*’▽’)
ちなみに私は初任科時代、副総代でした・・・。ビミョ~(;^_^A
さて、( ´ー`)y-~~
概要はこんな所です。
続編は「生活編」になる予定です。
「ここが知りたい!」などのご要望や何かご質問等があれば、遠慮なくどうぞ(^^)/
もう現職ではないので、言えないこと以外は本音で語りますよ!
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