皆さんこんにちは♪
ちょっと前に仕事で資料を作っていた時に、間違ってデータを飛ばしちゃいました・・・。
「ガビ~ン(゜-゜)」って瞬間ですね。
その時に頭をよぎったのが、昔先輩が同じようなシチュエーションで放った言葉でした。
「くっそ~!データ消えた~~~~~~!!もっと良いものを作ってやる( `ー´)ノ」
何てポジティブな人なんだろうとちょっと衝撃を受けたのをよく覚えています。
なかなかこんな言葉すぐに出てこないですよね~。
さて、以前メンタルタフネスの成功の秘訣についてお話ししましたが、今回は「思考を変える」ということについてお話ししたいと思います。
目的を明確に据え続ける
誰しも、全てのことが順風満帆にいくことなどありえません。
大なり小なり壁(問題)にぶつかって立ち止まるものです。
その時に陥りがちなのが、目の前の壁(問題)に意識が集中してしまうことです。
当然、その壁を乗り越えるためにはその壁に集中しなければならないのですが、その先にあるゴールを片時も忘れてはならないのです。
要するに、壁を乗り越えるときには、ゴールの方へ乗り換えないといけないのです。
言葉にすると「当たり前やろ~」と思うかもしれませんが、意外に出来ていない人が多いように思います。
最初のパソコンのデータの話を例に例えると、私も含めですが多くの人はデータの復旧に全力を注ぐと思います。
そりゃあデータが戻った方が早いですもんね。
でも、それが無理だと分かった後に、まだ未練がましくデータを探したりしませんか??(*^-^*)
もしくは、一旦仕切り直しという名目で休憩したりしていませんか?
はい、私です(;^_^A
まぁそれはそれでアリだとは思います。
でも、常に「良い資料を作る」というゴールを捉えていたのであれば、先輩のように直ちに再作成に取り掛かるはずなんです。
資料をいきなり完成形で作る人はいないと思います。
最初はブラッシュアップすることを前提にして粗削りで作りますよね。
そして、資料を作るときには頭でイメージしてから作成に着手するはずです。
要は、頭に設計図があって、ざっくりした骨組みから作っていく訳ですね。
その骨組みが崩れたら、崩れたものは練習だった位の意識で、更に良い骨組みを再構築すれば良いのです。
単に作ることが目的ではなく、作ったものを活用してプレゼンなりして仕事を成功させるのが目的ですよね。
常に目的に焦点を当てていれば、多少のミスは結果をより良くするための試練と捉えられるようになります。
思考を変える
例えば野球の試合で、よくこう口にする人がいます。
「あ~もう8回まで終わった。逆転は無理だな~」
ある人はこう口にします。
「まだ攻撃が1回残っている。まだいける。」
どちらが勝つ可能性があると思いますか?
これ、日常でもよく口にしてしまいがちですよね。
「あ~もう旅行が半分終わった。」「あ~もうメインディッシュが終わった。」「あ~もう連休があと1日しかない。」
見方を変えてみましょう。
「まだ旅行が半分残っている。より有意義にしよう。」
「まだデザートがある。楽しみだ。」
「まだ休日が1日ある。何をしようか。」
お分かりでしょうか。後ろ向きな発言には「もう」がつき、前向きな発言には「まだ」がつきます。
そこの意識を変えるだけで、同じ時間を有意義に活用できるようになりますよ。
意識して「もう」から「まだ」に変えていきましょう。
意識が変われば、運命が変わります。
「心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。」
これはアメリカの心理学者「ウィリアム・ジェームズ」の言葉であり、野球の松井秀喜氏が恩師から教わって座右の銘にしている言葉ですね。
考え方ひとつで運命が変わるのです。逆に言うと、意識が変わらないと何をやっても何も変わらないとも言えますね。
Never say never
ネバーセイネバー、これはよく警備の世界で言われる言葉です。
意味を簡単に言うと「ありえないと言ってはならない」というものになります。
警察が国家行事等の警備実施をするに当たって、何か起きた時に「まさかそんなことが・・・ありえない」と言ってはいけないという戒めです。
「想定外」をなくすため、あらゆることを想定して、その対策をあらかじめ講じておかなければならないのです。
これは、警備の世界に限ったものではありません。
普通の仕事やプライベートでも、ありとあらゆることを想定して、対策まで講じないまでも可能性を心に留めておくだけでも大きく成否が変わり、ひいては人生が変わることになります。
私も、これまで「嘘だろ~、ありえね~」ということをいくつも経験してきました。
ここでは書けないようなことも沢山・・・。
あまりに経験しすぎて、何が起きても驚かなくなってしまいましたが・・・。
ショッキングなことが起きた際、誰しもそれが夢であってくれと現実を否定してしまいがちです。
でも、その現実を受け入れなければ、その先に向かって歩き出すことができません。
身の上で起きた不幸を嘆いてばかりいては、ずっとその悲劇の中に身を置き続けるのと同じです。
過去は変えられません。時間が止まらない以上、「今」もどんどん過去になっていってます。
変わらない過去を嘆いていても、待ったなしにやってくる未来は良くなりませんよね。
苦しくても、悲しくても、辛くても、とりあえず前を向きましょう。
そうすれば、まだ見ぬ未来に明るい兆を発見できるかもしれません。
前を見ていないと、その兆も逃すことになってしまいますよ。
躓いても目的を見失わず、「もう・・・」ではなく「まだ!まだ!」という意識を持って前を向きましょう。
そんな生き様は如何ですか?
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