
皆さんこんにちは♪
皆さんは本って読みますか?
私はあまり読む方ではないのですが、前職の時に新幹線で出張する機会が多くて、暇つぶしに本を買って読んだりしていました。
新幹線って暇ですよね~((+_+))
乗りなれていないと景色などを見て楽しくてあっという間に時間が過ぎるのですが、慣れてくると単なる移動手段になってしまって退屈しがちです。
私の場合、東海道新幹線は帰省で頻繁に利用しているので、完全に飽きてます・・・。
家族で乗った場合、妻や子供らは景色を見てはしゃいでますが、私は速攻寝るので大不評です(;^_^A
東京駅を出発前に眠りに落ちて、ハッと起きたらまだ出発してなかったということも・・・(;´∀`)
新幹線は寝過ごすと大変なことになりますよね~。被害は在来線の比ではないでから・・・。
ちなみに、1人乗車で席を選べるならば、3人席の窓側を選ぶと良いですよ。
3人席の真ん中は最後に埋まるので、隣に誰か座る可能性は一番低くなります(^_-)-☆
さて( ´ー`)y-~~
皆さんは山本七平著の「空気の研究」という本を読んだことがありますか?
題名からして面白そうですよね(*^-^*)
今回は、「空気」というものを利用した若しくはあえて空気を読まずに或いはむしろぶっ壊して会議を有意義にする方法です。
会議においてリーダーとなる人、なかなか発言できない参加者向けの内容です。
「空気の研究」について
「空気の研究」の内容は、ここに書くととんでもないボリュームになるので、アマゾンの説明を引用させてもらいます(;^_^A↓
以下引用
〈以前から私は、この「空気」という言葉が少々気にはなっていた。そして気になり出すと、この言葉は一つの〝絶対の権威〟の如くに至る所に顔を出して、驚くべき力を振っているのに気づく。(中略)至る所で人びとは、何かの最終的決定者は「人ではなく空気」である、と言っている〉
昭和期以前の人びとには「その場の空気に左右される」ことを「恥」と考える一面があった。しかし、現代の日本では〝空気〟はある種の〝絶対権威〟のように驚くべき力をふるっている。あらゆる論理や主張を超えて、人びとを拘束することの怪物の正体を解明し、日本人に独特の伝統的発想、心的秩序、体制を探る、山本七平流日本学の白眉。
私も実際に新幹線で読んだわけですが、面白くて読み切れなかった分は帰ってすぐに読破してしまいました。
日常の出来事から太平洋戦争の出来事まで解説してあり、「言われてみれば!」ととても共感できました。
高くない買い物なので、ぜひ読んでみてください(^^)/
集団における自分の在り方について考える良い機会になるはずです。
逆に、空気を利用すれば集団を無理なく操れる訳で、リーダーとしても必読だと思います。
会議を良くするために
会議などで発言するのが苦手な人いますよね。
例え発言しても、右へ倣えの内容しか言えない・・・とか。
えぇ、私もそうでした。
今「えっ」って言ったのは誰だい?(-。-)y-゜゜゜
それって、結局「場の空気」に支配されていることが多いのです。
それでは良い意見なんて出てこないし、会議をやる意味すらありません。
具体的にどうすべきか見ていきましょう。
リーダーとして
リーダーとしては、場の空気を誘導して作らないように心がける必要があります。
具体的には、
●最初にリーダーが意見を言わない
これをやるとその時点で空気がそっちに流れて誰も逆らえなくます。
とはいえ、いきない「はい!意見を」と言われても言いづらいですよね。
最初に、客観的な選択肢を、私情を交えず示すことが必要です。
●リーダーは基本的に最後まで反論しない
折角出た意見に都度反論したら、それ以降意見は出なくなります。
ただし、影響力が強い人の意見に空気が流されそうになったら、軽く否定する方向の見方を示して空気を中立に戻すことは必要になります。
いますよね?そういう声の大きい人(;´∀`)
●皆から意見を引き出す
普段あまり意見を言わない人でも、驚くような斬新なアイデアを持っている事があります。
会議をやっている間、皆の表情を見て入れば同意なのか反意なのか他の意見があるのか、何となく分かるはずです。
意見があるんだけど、空気に逆らえず言えない・・・そういう人を指名して意見を引き出せてこそのリーダーです。
会議参加者として
意見がないなら会議に参加する必要はありません。
参加した以上は、必ず意見を言いましょう。
それも、賛成・反対だけでなく、その理由も添えます。
自分の意見が場の流れと全然違う場合、言うのはとても勇気が要ります(;^_^A
それでも空気をコントロールできる素晴らしきリーダーが指名してくれれば言いやすいでしょう。
指名されない場合、どうすれば良いでしょう。
●先に意見を言っておく
場の空気が固まりかけている時ほど、違う意見は言いにくいものです。
なので、意見は場の空気が形になる前に先に言ってしまいましょう(*^-^*)
●意見の変遷も含めて発言する
他の人の意見を聞いて、自分の考えが浅いことに気づいたのであれば、素直に意見を変えましょう。
で、〇さんに同意・・・だけでなく、「最初はこう考えていたが、〇さんの意見でこう変わった」と変遷の経緯も伝えましょう。
完全一致ではないはずだし、元々の違った意見から参考になることもあるからです。
●場の空気をぶっ壊す
あえて空気を読まずに、場の空気をぶっ壊しましょう( `ー´)ノ
ぶっ壊すというと何やら物騒ですが、悪い方に壊すのではないですよ。
皆が「えぇ~!!」「あぁ~っ、そっか~」ってなる意見をぶつけて、場の空気をぶっ壊すのです。
そのためには、他の人が思いもしない角度から物事を捉えたり、裏の裏の裏まで読む視点が必要です。
生きた情報も必要でしょう。常に世の中の情報に関心を持って接することが大切です。
「生きた情報」
「確かな数値データ」
「他人と違う視点」
これらは非常に強い武器になります。
私はひねくれているので、常に世の中のことを否定的に捉えています。
でもそうすることで、どんな些細なことにも関心を持ち、否定するだけの材料を持ち、考えを瞬時に練り上げるという修練になるのです。
1つの物事に対して、自分の中で賛成意見と反対意見を出してディベートするようにもしています。
さて( ´ー`)y-~~
如何でしたでしょうか?
上記したことは、会議だけでなくゼミ授業などでも有効です。
意外と自分の意見は注目されていません。
中々発言できない人は、まずはあえて空気を読まずに発言することから始めましょう。
発言してみれば、意外と「あれ?」みたいな気苦労に終わると思いますよ。
例え変な意見を言っても、人生終わる訳じゃないですから(^_-)-☆
そのうちに、変な意見でぶっ壊すことが快感になってくるかもです・・・。
そんな生き様は如何ですか?
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