部下・後輩はこうやって育成する!?

女王様とお呼び!ガォ?

皆さんこんにちは♪

皆さんは部下・後輩を持ったことがありますか?

仕事でなくても、学校の部活などで後輩は持ったことがある人は多いでしょう。

その部下・後輩に対して、指導育成に困った経験はないですか?

私は、警察組織において長年教養に携わってきました。

射撃のキャプテンとして、監督として情熱的に指導にも当たりました。

時として声を荒げたこともありますし、冷たい態度をとったこともあります。

えっ?パワハラ!?

まぁ最後まで聞いてください(;^_^A

前回、パワハラ防止法施工に伴うセミナーの開催告知を行いましたが、パワハラと情熱的な指導は切っても切れない関係にあるので、解説したいと思います。

結論から言うと「そこに愛はあるんか?」です(*´▽`*)

パワハラと情熱的な指導は全く別物

よく混同されがちですが、パワハラと熱意ある指導は全くの別物です。

そもそも、目的が違います。

パワハラが自己の優位性のアピールや感情のはけ口等にしていることに対し、熱意的な指導の目的は部下・後輩の育成にあります。

要は「そこに愛はあるんか!?」ということです。

最近は厳しい指導=パワハラと曲解している人が多く、逆に「訴えられる位なら、もう指導なんてしない!」なんていう残念な先輩・上司も見受けられます。

それでは、もはや指導とは言えませんね。単なる指導したという実績作りです。

気持ちは分かりますけどね(;^_^A

とは言え、愛を持って指導しているのに「パワハラ」と訴えられたなら何ともやるせないですね。

受け手側に切に言いたいのは、人格を否定するような発言や暴力は論外として、厳しくてもちゃんと厳しい中にも愛があるかどうかを感じてほしいです。

今は褒めて育てるやり方が王道ですが、時と相手により厳しい指導も絶対に必要です。

厳しく言われても、嫌味を言われても、「何くそ~!!( `ー´)ノ」って奮起しましょう。

凹んでも、腐っても、その道を進みたいなら上を向いて歩きましょう。

そこに愛がないのならば、迷わず訴えましょう(^^)/

受け手の心理を読む

指導の効果を上げるためには、個人の個性、能力を見極めるとともに、心理も読まなければなりません。

自分が通ってきた道ならば、その部下・後輩の心理状態や考えていることは分かるはずです。

それを踏まえた上での指導でないと、ただの指摘であり相手の心には沁みません。

嘘や言い訳で塗り固めているような時には、ズバリ真実や心理状態を言い当てて凹ませることも必要かもしれません。

自分自身で失敗などの原因を分析出来ていて成すべきことも見えている者には、何も言う必要がないかもしれません。

それぞれ個々の状況に合わせ、手を変え品を変えましょう。

そのためには、自身が苦労してきた指導者の方が心理を理解しやすいでしょう。

いわゆる「名選手、名監督になれず」というやつです。

私がまだ射撃選手としてひよっこの頃、監督が言った言葉は忘れません。

「そんなもの、グッと握ってバッとやれば出来るだろ!」

あえてそういう一見して分かりにくい、でもインパクトのある指導をすることもありますけどね。

自分自身で悩み考えさせるために・・・。

状況や相手の心理状態によって使い分けが必要です。

伝える指導ではなく伝わる指導

伝える指導ではなく伝わる指導・・・「何言うてんねん、このおっさん(゜-゜)」という感じでしょうか。

「伝える」は指導者目線であり、「伝わる」は受け手側目線です。

「伝える」はとにかく言えば良く、「伝わる」は受け手がちゃんと受け取らなければいけません。

そう、最初に説明したとおり、形式的な実績作りの指導ではダメなのです。

愛と情熱を持って指導したら、相手が受け止めたか確認しましょう。

具体的には相手の表情を確認して、理解しているか否か、疑問を持っていなるか否か、質問がありそうか否か、不満を持っているか否かなど、読み取りましょう。

反対意見でも素直に言ってくれれば逆にやりやすいです。

でも何も言わないからと「理解して指導を受け入れた」と解釈してしまうのは危険です。

喧嘩してはダメですけど、激論を交わすくらいで良いと思いますよ(^_-)-☆

それだけ受け手側も情熱を持っているということですから。

冷めた人には、思わず言い返したくなる位の刺激を与えても良いかもしれません。

成長の主たる原動力は「悔しい!!」「嬉しい♪」です。

相手の心理を見抜き、それらを刺激できれば成長も早いはずです。

一番最初に、「声を荒げた」「冷たい態度をとった」こともあると言ったのは、その刺激のためだったのです。

その証拠に、私は一度たりとも・・・いやほとんど感情で叱ったことはありません・・・多分。

相手の感情を揺さぶるため、あえてそうしたのです。

えぇ、心では泣いてましたよ(-。-)y-゜゜゜

それとすぐには結果に結びつかないので、見てないようで暖かく見守ってあげる必要があります。

すれ違いざまにチロっとアドバイスするだけでも、「えっ?ちゃんと見てくれてるんや~」って心に沁みます。

まとめます。

指導は、相手のために「育てるんだ!」という愛を持って行うこと。

相手の表情をよく観察して、その心理に応じて手を変え品を変えること。

絶対に感情的に指導はしないこと。

厳しく指導して、その時は「何だこの野郎!」って思われても、いずれ必ず「あぁ自分のことを思って鬼になってくれたんだな」と分かってくれます。そこに愛があれば・・・。

逆に形式的な指導に終始する人に対しては、全く何の記憶も印象も残りません。

指導者も色々なタイプがいて良いと思います。

野球の監督にも色々なタイプの人がいますよね?

どのタイプがベストとかではなく、それぞれが自分のキャラを理解して、その武器を最大限生かせば良いのです。

結果は後から付いてきます。自分を信じて、相手を信じて、長い目で暖かく見守りましょう(^^)/

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