皆さんこんにちは♪
もうすっかりエアコン漬けの毎日です。まだ6月なのに・・・(;´∀`)
しかし今のエアコンはよくできていますね。
あまり身体に風を当てないことや換気もできたりします。
うちは太陽光発電のモニターがついていて消費電力もチェックできるのですが、3台稼働させてもあまり電気も食っていないですね。
冬は1階リビングのエアコン1台で家中の暖房は賄えましたが、夏は2階のエアコンだけで賄えるのか色々と試してみたいと思っています。
無理だろうな~(;^_^A
さて( ´ー`)y-~~
前回は戦後教育について触れましたが、今回もそれに関連して「天皇」について学校教育では習わずあまり知られていない事実などを書きたいと思います。
えっ?天皇に興味がない?
まぁそう言わずに読んでみてください。日本人として知っておくべきだと思いますよ。
あらかじめお断りしておきますが、私は警察にいましたが特に国の機密事項を知っていたり皇室に造詣が深い訳でもなく、一般的に公開されている情報を紹介していきます。
今回も私見が混じります。そして長くなります。
天皇とは
天皇は、憲法において「日本国および日本国民統合の象徴」と規定されています。
その始まりは神話にまで遡り、ちょっと怪しい部分も否めません(◎_◎;)
一応初代天皇は、紀元前660年に即位したとされる神武天皇であり、126代の今上天皇まで2681年という世界的に類を見ない歴史を誇ります。
ちなみに今年は西暦2021年ですが、この神武天皇が即位した年を起源とした皇紀というものも存在します。今年は皇紀2681年ですね。
これは都市伝説ですが、天皇や日本人の起源は古代シュメール人ではないかとの仮説もあります。
細かいことは省略しますが、天皇の「スメラミコト」という読みはヘブライ語が語源になっている、などなど・・という説です。
どうなんでしょうね~(*’▽’)
この天皇ですが、憲法において「国政に関する権能を有しない」とされており、政治的に無色透明です。
対して、明治憲法下では元首として政治的にも最高の地位にありました。
皇位は世襲であり、原則として崩御されたら皇位継承順位が第1位の皇族が天皇となります。
一昨年、皇位の継承がありましたね。
今回は特例的に、崩御に伴う継承ではなく、生前に譲位されました。
これに伴う儀式なんかが沢山行われましたが、作法とか服装とか本当に昔のままの儀式なんですね。
私が知りうる限り、天皇は世界的に見ても希少な制度であり、存在であり、拠り所です。
この場で天皇についての賛否を議論する気はありません。
個人がどう考えようが自由です。ただ、日本人の常識として事実は知っておいた方が良いと思うのです。
マッカーサーとの会見秘話
終戦間もなく、東京丸の内の第一生命ビルにGHQが設置され、総司令官としてパイプをくわえた姿で有名なダグラス・マッカーサーが赴任しました。
昭和20年9月27日、アメリカ大使公邸にいるマッカーサーへ、昭和天皇が訪ねていきます。
敗戦国の元首は、国外に逃亡するか国民や戦勝国に処刑されるかが一般的でした。
マッカーサーは、天皇が命乞いに来たものと思い、ソファに深く腰掛けて足を組んだまま出迎えもしないなど、非常に無礼な対応だったそうです。
でもそのあとに昭和天皇が語った内容に彼は「魂が震えた」というほどの衝撃を受けたそうです。
その内容は公式には記録されていませんが、回顧録という形で残されています。以下に紹介します。
『私は、戦争を遂行するにあたって日本国民が政治、軍事両面で行なったすべての決定と行動に対して、責任を負うべき唯一人の者です。あなたが代表する連合国の裁定に、私自身を委ねるためにここに来ました』 ――大きな感動が私をゆさぶった。死をともなう責任、それも私の知る限り、明らかに天皇に帰すべきでない責任を、進んで引き受けようとする態度に私は激しい感動をおぼえた。私は、すぐ前にいる天皇が、一人の人間としても日本で最高の紳士であると思った」(『マッカーサー回顧録』1963年)
お付きの侍従長の回顧録にも、
『敗戦に至った戦争の、いろいろな責任が追求されているが、責任はすべて私にある。文武百官は、私の任命する所だから、彼らには責任がない。私の一身はどうなろうと構わない。私はあなたにお委せする。この上は、どうか国民が生活に困らぬよう、連合国の援助をお願いしたい』
と同じ内容の記録が残されています。
命乞いに来たと思ってぞんざいな扱いをしていたが、話を聞いてみると天皇観が一変するほどの衝撃を受け、その人柄に魅了されたのです。
そして出迎えもしなかったマッカーサーが、会見後は玄関まで見送ったそうです。
もし、ここで天皇が命乞いをしていたならば、今の日本はどうなっていたでしょうね。
まさに、戦争に敗れてまな板の鯉状態だったこの時代に、そういう天皇がいたということは日本人にとってどれだけ大きい事だったでしょう。
「そもそも天皇が戦争をやったんだから、天皇がいなければ戦争自体起きなかっただろう」という人もいるでしょうが、それはあまりにも無知です。
戦争をしていなけば、他のアジアの国々と共に今も欧米の植民地となっていた可能性が極めて高いのですから。
そういうGHQや戦勝国にとって都合の悪い情報はことごとく闇に葬られ、日本が侵略戦争をして諸国に酷いことをして負けたのだという都合の良い情報を義務教育から刷り込まれているのですから知らなくても仕方ありませんね・・・。
それは終戦の詔勅を見れば明白です。
終戦の詔勅
詔勅とは、天皇が公の資格で発する文書の総称で、詔書、勅書、勅語などがあります。
終戦の詔勅は玉音放送で有名ですが、それがあったということや「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」という有名なフレーズは知っていても、GHQの方針により義務教育では教えないので内容まで知る人は少ないのではないでしょうか。
終戦に当たって、ポツダム宣言受諾に一部陸軍は強固に反対し、クーデターまで計画していた状況でしたが、天皇の聖断により受諾が決定されました。
8月14日に受諾が決定され、翌15日に放送された訳ですが、天皇の声が録音された玉音盤をめぐり、宮内庁と軍部で激しい攻防があったようです。
以下、現代語に直した全文です。
『私は、世界の大勢と我が国の現状とを深く考え合せ、非常の方法をもって現在の状況を収拾したいと思い、ここに忠義心に厚く善良なあなたがた国民に対して、これから私の考えを伝える。
私は、わが帝国政府に米国、英国、中華民国、ソ連の四ヶ国に対して、彼らの共同宣言(ポツダム宣言)を受諾する旨を通告せよと命じた。
そもそもわが国民の安らかな生活を思い、あらゆる国と繁栄の楽しみを共にするということは、皇室の祖先が神代の昔から代々伝えてきた定めであり、私が大切にしてきたことである。
先に米英二国に宣戦した理由もまた、わが国の自存と東亜の安定を請い願ったからであり、他国の主権を排除したり、領土を侵略したりすることは、もとより私の志ではない。
しかし交戦はすでに四年に及び、わが陸海軍の将兵の勇戦、我が多くの諸官庁に勤務する多くの役人達の精励、全ての国民の奉公、それぞれが最善を尽くしてくれているにもかかわらず、戦局は必ずしも好転していない。
世界の大勢も見ると、これもまたわが国に利がない。
これに加えて、敵は新たに残虐な爆弾(原子爆弾)を使用して、何の罪もない国民をしきりに殺傷し、いったいどれだけ被害が生じたのかわからないほどである。
(このような状況で)なおも交戦を継続することは、わが民族が滅亡するだけではなく、ひいては人類の文明をも破壊させることになるであろう。
このようになってしまったら、私はどのようにして愛するわが国民を保持し、我が祖先の神々に謝罪することができようか。
これが私が帝国政府に命じ(四ヶ国が求めた)共同宣言(ポツダム宣言)を受諾させた理由である。
私は、帝国と共に終始東亜の解放に協力してくれた同じ志をもつ諸国に対し、(東亜の開放という願いが達成できず)残念だという気持ちを伝えねばならない。
帝国国民で戦場に倒れ、仕事のために命を犠牲にし、心ならずも死んでいった者、およびその遺族のことを考えると、我が五臓は張り裂けそうだ。
さらに戦傷を負い、災禍をこうむり、家業を失った者にどのように豊かな生活を取り戻させることができるかということに至っては、私は深く心を痛めている。
思うに、今後わが国の受ける苦難は、もとより尋常なものではない。
あなた方国民が真実どんな思いであるかも私はよくわかる。
しかし私は、時の運命の赴くところにより、堪えがたきを堪え、忍びがたきを忍んで、永き将来のために平和をもたらしたいと思う。
私は、今ここに国体を護持し得て、忠義心厚く、善良なあなたがた国民の皇室に対する真心に信頼し、常にあなた方と共に存在するのである。
もし感情にまかせてさまざまな事件を起こし、あるいは日本人同士いがみ合い、混乱が生じ、そのため人としての道から外れ、世に信義を失うようなことは、私の最も戒めるところである。
国を挙げて、一つの家族の様にこの思いを子孫に伝えて、神国日本の不滅を強く信じ、これからの責任重く、先の長い復興の道を思い、総力を将来のわが国の建設に傾注して、強固な道義心と、不動の信念をもって、わが国が古来伝えてきた国体の精華を発揮して、世界の進歩・向上に遅れない様にしなければならない。
あなたがた国民は、天皇である私が今述べた思いを、どうかしっかりと受け止めて、行動してもらいたい。』
どうでしょうか。
ここに開戦の理由から終戦を決意するまでの全てが集約されていますよね。
天皇がパフォーマンスをしたり、嘘を言ったり、言い逃れをする人でないことは、誰もが認めるところだと思います。
近年でも、災害発生時に被災地にお見舞いに行き、膝までついて励まされる様を見れば疑いようのないことですよね。
ちなみに、この玉音放送は15日に放送されたことから、日本では8月15日が終戦記念日になっていますが、実際にポツダム宣言に調印(発効)したのは9月2日であり、世界的には同日が終戦記念日となっています。どうでもいいけど。
今上天皇と今後
さて、ここからは私見です。
私ごときが天皇陛下に対してどうこう論評することは畏れ多くてできません。
でも、テレビなどで拝見するに、今上陛下はとても穏やかで、でも芯の強いお方のようにお見受けします。
雅子様もご病気を抱えて週刊誌などに心無い記事を書かれながらも、心から国民を思い、周囲にも細やかな配意をしつつ誠心誠意尽くされているお姿が印象的です。
愛子様も、普通の学生と違うために色々とご苦労があったようですが、見事に乗り越えられ、コメントなどを見ても大人のしっかりとした対応をされています。
上皇陛下がご存命であり、何かとお気を遣われることも多いかと思いますが、ご自分たちのスタイルを確立し、新しい皇室像で天皇としての務めを果たそうとしておられるように感じます。
週刊誌ではお世継ぎについて色々と書かれ、興味本位の目が集まっていてご苦労も多いと思います。
どうか、日本の象徴としてご自愛いただき、末永くお元気な姿をお見せいただければと願うばかりです。
私は右翼でも左翼でも皇室ファンでもありません。
いち国民としての純粋な思いです。
これを偏っていると感じるならば、そう感じる人の方が偏っているのではないでしょうか。
日本人として日本を愛し、日本のために尽くされている方を敬うことは当然ではないですか?
皆さんはサッカーの試合などで日本を応援されますよね?それってスポーツだけ?
高校野球で地元の高校を応援されますよね?郷土愛は良くて愛国心はだめ?
その方が変ですよね(;・∀・)
いい加減にGHQの洗脳から解放されて、強く美しい日本を取り戻しましょう。
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