部下・後輩の叱り方

皆さんこんにちは♪

先日車で細い道を走っていたら、小さい子供を連れた母親がいて、子供が野放し状態で走り回っていました。

仕方なく超低速で通過しましたが、危ない危ない・・・(;・∀・)

全く子供を注意することもなかったんですけど、親として子供の身の危険を感じないんですかね。

私なら、せめて車が来たら子供に注意して手を繋いだりしますけどね~。

何を考えてるんだか・・・。

どちらが優先とかどっちが悪いとかそういう話ではなく、親として注意力散漫で危機意識の低い子供を守るために注意すべきだと思うんですよね。

電車で騒いで走り回る子供、シートに下足のまま乗って外を見ている子供、お菓子を食い散らかす子供・・・。親は親同士の話に夢中で素知らぬ顔((+_+))

最近は自分の子供にすら注意できない親が増えていると聞きます。

昔は知らないおじさんからも、よく注意されたもんです。

ええ、よく怒られました(-。-)y-゜゜゜

学校や家庭だけでなく社会全体で子育てをしていたのですね。

今では親でも大きい声で子供に怒鳴ったら虐待が疑われて近所に通報される始末・・・。

時代が違うとはいえ、親すら注意できなくなったらどうなるんでしょうね・・・(;´∀`)

さて( ´ー`)y-~~

親子だけでなく、職場での上司・部下、先輩・後輩の関係性も同様の変化が見られます。

昔は知らない先輩でも、ダメな点については叱ってくれました。

今ではどうでしょう。

直属の上司がパワハラで訴えられるのを恐れて、叱るどころか注意もしなくなってきています。

もっと言えば、関わることすら避けて指導すらもしなくなってきているのです。

皆さんの会社ではそんなことないですか?

そういう状態が続くと、その会社の伝統や技術や心意気が伝承されなくなります。

危惧すべき状況だと私は思っていますが、皆さんはどう思いますか?

それなりの立場にある人は、その対策もしっかりと講じなければ組織力は間違いなく低下します。

逆に若い人たちも、教えてもらえないからマニュアルに固執するようになって、柔軟な対応や相手を思いやった対応ができません。

会社にとって損害でしかない気がします。

そこで必要になってくるのが、適切な「叱り」です。

あらかじめ断っておきますが、パワハラを肯定し推奨しているのではありません。

上司・先輩の気分や好き嫌いが入った時点で、それは「叱り」ではなく「はけ口」であり「嫌がらせ」です。

それは立派なパワハラであり、忌むべき行為です。

厳しい=パワハラではありません。

厳しくとも、理に適った筋の通った目的のある「叱り」なら、受けた側にとってもひいては会社にとっても意義があります。

そういう「叱り」ができる人が少なくなってきているんでしょうね。

今回は適切な「叱り方」について3つ挙げます。

明確な目的を持つ

指導は、当然ながら目的があって行うものです。

その指導対象が、今どういう状態だから、こうするために、こう指導する・・・という目的意識をしっかり持つことです。

目についたから言う、腹が立つから言う、自分が昔言われたから言う・・・これでは良い叱りなんてできません。

昔自分が言われたことであっても、ちゃんとその理由が分かっているならOKなんです。

叱り=指導は、その対象をどうしたいのか明確な目的を持って行ってください。

できれば、自分一人ではなく、同僚や上司と情報と認識を共有しておくと良いでしょう。

パワハラと騒がれても、組織として対応していることの証明にもなります。

感情を入れない

上司・先輩も人間だから、好き嫌いはあるでしょう。

でも、叱りとはしっかりと切り離してください。

部下・後輩を育てるのは会社のためであって、あなたの好き嫌いは関係ありません。

加えて、あなたの機嫌の良し悪しも、部下・後輩にとっては関係ありません。

そして、部下・後輩の態度が良くなかったとしても、感情的になってはいけません。

部下・後輩だって人間ですから(^_-)-☆

それにつられて感情的になるのは、同じかそれ以下のレベルということですよ~。

いちいち感情的になる上司・先輩には、何も話そうと思わないし、納得いかなくてもハイとしか言えなくなっちゃいますよね(;・∀・)

感情が入った時点で、それは「叱り」ではなく「怒る」です。

怒っちゃや~よ(*’▽’)

相手の心理を察する

逆の立場になったら、叱られたら嫌な気持になりますよね?少なくとも「気持ちええ~」とはなりません(;´∀`)

何でもそうですが、相手の立場に立つ必要があります。

自分だったら、どう言われたら傷つくのか、気分悪いのか、受け入れやすいのか。

人によって違うとは思いますが、少なくとも気を遣ってくれているのが分かったら素直に受け入れられませんか?

具体的には、叱りの最初か最後に褒めることをしましょう。

指摘ばかりだと面白くなく、聞く耳も持たなくなります。

誰しも、褒めるところはあるはずです。

もし全く褒めるところがなければ、そんな人はクビにしましょう( ゚Д゚)

ひとつ指摘するにつき、ひとつ褒めましょう。

さらに、指摘する場合も答えを全て与えるのではなく、「なぜそうなったのか」「どうすれば良かったのか」を考えさせるようにします。

考えさせずに答えだけ与えてしまうと、同じ失敗を繰り返しかねません。

自分自身で気付かないとダメなんです。

それが本当の育てです。

そして自分で気付くことによって、自尊心も保たれます。

さて( ´ー`)y-~~

如何だったでしょうか。

もっと具体的にコーチングについて知りたい人はDMください。

しっかりと叱れる先輩・上司は格好良いですよ(^_-)-☆

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