注文住宅の屋根と壁はどうすべきか

皆さんこんにちは♪

朝晩は結構冷え込むようになりましたね。

とはいえ、一年で一番快適な時期ではないでしょうか(^o^)

うちは注文住宅で家を建ててちょうど1年弱、季節を1回り経験しました。

建てるに当たって、色々と勉強して色々と想定して考えに考えて専門家の意見なども参考にしながら、自分たちにとって何がベストかを選択しました。

注文住宅は、何から何まで自分たちで決めるので、全ては自分の責任になります。

最近はYou Tubeでも注文住宅の家の仕様についての情報が多くあり、参考にされている方も多いのではないでしょうか。

少なくとも、注文住宅を建てる方で、情報源は工務店やハウスメーカーのみで、彼らの言いなり・・・という人はいないですよね?

おそらく人生最大の買い物です。後悔しないように自分でしっかりと勉強しましょう。

で、本題の屋根と壁ですね。

壁は家のデザインを決定つける箇所でもあり、性能面との兼ね合いが非常に難しい部分です。

今回はそこを私なりの解釈でお話したいと思います。

あくまでも素人の意見であり、それぞれの地域(気候)やライフスタイルや考え方により何がベストかは変わりますので、参考程度にしてください。

デザイン優先か性能優先か

まず直面するのがこれです。

デザインだけで選べば、種類も豊富で色も自由です。

ただし、性能面まで配慮するとなると、少々考える必要があります。

性能面とは、耐久性(ランニングコスト)と内気(快適性)への影響です。

まず耐久性ですが、特に屋根材において大きく変わってきます。

調べれば分かるのでここで詳しく解説はしませんが、イニシャルコストは上がっても、ランニングコストを下げる方向性がお勧めです。

要は、多少高くなっても長持ちする素材を選びましょうということです。

それが結果的には長い目で見てトータルでコストを下げることになります。

建売住宅で売り主の立場だと、確実に逆を選択しますよね?

それ以上は言いませんが・・・。

特にルーフィングは高耐久のものを選んだほうが良いです。これは絶対です。大して値段変わらないのに、後々のランニングコストは大きく変わってきますから。

屋根はまだまだいけるんだけど、その下のルーフィングが・・・だと悲しいですよね。

屋根や壁って足場を組む必要があるので、素材費だけでなく工賃が高くなるんですよ。

絶対的に長持ちする素材を選んでおいたほうが良いです。

でもこれってハウスメーカーは言ってくれないんですよね〜。

自分の家はどういう素材でどれくらいでメンテ・交換が必要になるのか、必ず確認しましょう。

我が家の屋根は、ガルバニウム鋼板を縦葺きにしました。

理由は、太陽光パネルを載せるためです。

いや、どの屋根でも載るんですが、ガルバの縦葺きだと穴を開けずに載せられるんですよ。

やっぱり一番雨に当たる屋根に穴を開けずに載せられるのって、非常に大きいメリットです。

でも鋼板だけに熱をもろに吸収するのと、雨音がうるさいのがネックですかね。

まぁ家の中にいて降雨が分かるのは、メリットと言えばメリットかも・・・。そうか??そうなのか???

壁材も、光触媒できれいを保つものとか色々あるので、自分で調べてみてください。

その中で色やら表面の質感など、デザインで選べば良いと思います。

次に性能面ですが、壁や屋根がどう性能に影響するのでしょう。

それは色ですね。

単純に、黒系だと夏暑く、白系だと冬寒いです。

夏の暑さを取るか、冬の寒さを取るか・・・みたいな。

個人的には、高気密高断熱を意識して作る家なら、夏暑い黒系は避けるべきかと考えました。

一般的に誤解している方もいますが、高気密高断熱だからといって夏涼しい訳ではありません(^_^;)

はっきり言って暑いです・ω・

むしろ断熱材が薄い隙間だらけの家よりも暑いと言えます。魔法瓶みたいになっている訳ですから当たり前ですよね。

それをエアコンを使って冷やす訳ですが、高気密高断熱だとエアコンでしっかりと家を冷ませば、温まりにくくなります。

高気密高断熱住宅は、保温効果が高いのです。

冬場は、高性能な家ならば窓からの太陽光だけで下手すれば暖房無しで日中は快適に過ごせます。

上記を考えると、冬場にさらに家を外から暖める必要はなく、夏にエアコンの効きを悪くする黒系の壁は避けようという結論に至りました。

シックで格好良いんですけどね〜(^o^)

屋根も然りです。

と言ってもガルバの時点でかなり熱を持ちますけど・・・(・_・;)

まぁ断熱材をしっかりと厚く入れていれば、外壁の熱の影響はあまり受けないのでしょうから、大きくは違わない気もします・・・。

さて( ´ー`)y-~~

屋根と壁選びについて簡単に個人的見解を述べましたが、いかがだったでしょうか。

室内への熱の影響は、窓や断熱材によって大きく変わるし、気密性や換気システムによっても変わるため、屋根と壁だけで語れません。

施主さんがトータルでどう考えるかによると思います。予算の都合もあるでしょうし。

全く後悔のない家作りなんて無理でしょうが、大きな後悔のない家作りをしてください。

そのためには、事前にしっかりと勉強して、自分で仕様を決めてくださいね。

勉強していないと、売り手側の言いなりですよ〜。カモネギ(・_・;)

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