イチロー氏にみる困難に克つための唯一の方法

皆さんこんにちは♪

いよいよ本格的に寒くなってきましたね。

しっかりと冬支度で皮下脂肪を蓄えねば(・。・;

・・・すでに冬眠できるだけあるっちゅうねん・・・。

さて( ´ー`)y-~~

ノートパソコンを買いました(^o^)

ん?Chromebookは?はい、結局使い辛くて子供にお下がりする予定です。

買ったのは王道マイクロソフトのSurfaceです。

それのLaptop goというモバイルに特化したモデルです。

オフィスもついて8万ちょい。何よりも3:2の画面比率が素敵です。

詳しくはまたレビュー記事を上げますので、乞うご期待です。

さて( ´ー`)y-~~

あの数々の偉業を成し遂げた元プロ野球選手のイチロー氏が、草野球チームを作ったのをご存知でしょうか?

そこで、イチロー氏は交流戦などの後に、質疑応答などでこれまでの経験から得たものを若い世代に伝えようとしています。

そんななか、彼の言った言葉に非常に強い共感を覚えたお話があるので紹介します。

それは、ある女子高生の

「チャンスに打席が回ってきた時に自分の気持ちが落ち着かない。イチローさんはそういった打席で何を考えていますか?」

という質問に対する回答です。

彼は、2009年のWBCでの日韓決勝戦を振り返りつつ、こう話しました。

先攻の日本が9回3-3に追いつかれて延長戦へ。10回2死1、3塁のチャンスにイチロー氏が打席へ。

「野球人生においてあれほど怖かった打席はない。比較の対象にならないくらい、ダントツに怖かった。」

これを見て私はびっくりしました。

イチロー氏といえば、どんな場面でも冷静に自分の野球をしていて、『メンタルの強い人』という印象があったからです。

私も種目やステージは違えど真剣勝負の競技の世界に身を置いた者であり、イチロー氏の強さはどこから来るのか興味を持って分析していました。

彼はとにかくストイックに練習することで有名です。「努力の人」ですね。

私も過去に「自信を持てないあなたへ」や「メンタルタフネス~成功の秘訣~」で解説していますが、努力している人は強いんです。

努力をしているという事実が、苦しい場面で自分が自分自身に負けない力になるからです。

イチロー氏の強さの秘訣はそこにあると思っていました。

だから上記の回答を見て、それだけ誰にも負けないくらい努力して日米で結果を残してきたイチロー氏でも、そこまで怖いんだ・・・と驚いたのです。

イチロー氏はその時の心情をこう続けます。

「そこで大事にしたのは自分のリズムを守りたいということ。守らないと本当にあたふたする。まずは自分のリズムに巻き込む。~中略~敬遠してくれれば楽だと思いました。」

イチロー氏がそういう弱気なことを考えていたとは本当に意外でした。

でも結局、バッテリーは勝負に出ます。

「これは『僕の打席にする』と覚悟を決めた。自分の普段やっているルーティンをやって、自分のペースになるかは・・・なかなかそうならないけど。」

と当時の苦しい胸の内を語ります。

ここからがとても大切な部分です。

「それまで日本で7年、アメリカで8年、色々な経験をしてきた。負けたこともたくさんある。でも苦しい場面を乗り越えたこともたくさんある。困難、苦しい状況で臨んできたので、その自信、自信じゃないか、「誇り」が支えになった。そういう苦しい場面に立ち向かってきたし、立ち向かってきた自信、それが支えになった。

どうですか?鳥肌が立たないですか?

ちなみに関西では鳥肌を「さぶいぼ」といいます・・・。良い話が台無しだよ!!

イチロー氏とピッチャーの勝負は8球。このうちイチロー氏が状況が変わった1球として挙げたのは、カウント1-2からの5球目。追い込まれてからの低めのスライダーをファールにしたシーン。

「追い込まれてからのスライダーをファールにしたとき『これは僕の勝ちだ』と思った。だからやっぱり目の前の状況を受け止めて向かっていく。その姿勢がなかったら、向かっていく自分が作れない。それが重ねられない。難しいけど向かっていくしかないと思う。」

と質問者に回答しています。

なぜファールを打って勝ちを確信したのか書かれていませんでしたが、多分、「投手の球を見切ったうえでファールにできた」「追い込まれて投手優勢だったが、ストライク臭い球をファールにすることで、場の支配権を掴んだ」といったことなんだと思います。

どんな困難な状況でも逃げずに立ち向かい、たとえ負けても立ち向かい続けること。

それがさらなる困難に立ち向かうための原動力となる。

ということですね。

努力に努力を重ね、数々の実績を努力でつかみ取ってきたイチロー氏の話はとても学ばされますね。

さらにイチロー氏は最後にこう言っています。

「一番ダメなのは平常心を保とうとすること。無理だから、無理です。もし平常心に近い状態で結果を出せたとしても、それは自信にはならない。自信を獲得するには、難しい状況で向かっていくしかない。リラックスして、練習の時の自分に近い状態を作るという考え方は、やりがちだけどとても危険。勝負の世界で生きるなら、そういう姿勢は大事。」

これ、めちゃくちゃ同意見です。

私も射撃競技の指導者として、同じようなことを言い続けてきました。

なので、あえて練習の時から重圧がかかるような状況を作ることに苦心しました。

当時の選手の皆さん、そういうことなのです。ごめんなさい(^_-)-☆

さて( ´ー`)y-~~

如何だったでしょうか?

目から鱗の話ではないですか?

競技なんて何もやってないから関係ないよ!って人も、人生において痺れるような大事な場面って必ずあるはずなんです。

そういう時、全く同じことが言えます。

その苦難に立ち向かい、たとえ失敗しても立ち向かい続けた人が強い人となるのです。

そういうのって一見すると分からなさそうですが、顔に出るし雰囲気に出るし生き様に出ます。

そんな生き様は如何ですか?

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