皆さんこんにちは♪
先日年始のご挨拶で、元旦早々に停電事件が発生したと申しましたが、参考になると思いましたので対応等の詳細をご説明したいと思います。
事件というと物物しいですが、何が起きたかというと元日早朝にブレーカーが落ちまして・・・(;’∀’)
それも漏電ブレーカーというもので、どこかで漏電と疑われるような電気が流れた場合に、安全のため全体の電気を遮断する装置です。
朝起きたら全ての電気が落ちていて、なんだべ?と思ったらそういう状況でした。
「ヲイヲイ!元日からマジかよ!!」
と思ったものの、現状を嘆いていても始まりません。
仕方なく、懐中電灯片手に、どこが原因になっているか調査を開始しました。
似たような状況になった場合には、参考にしていただければ幸いです。
大前提として無理やり復旧させるのは避けるべきです。
安全のために作動しているわけですからね。
ただ、このまま家全体が停電した状態で、寒さに凍えながら口を開けて業者を待つわけにもいきません。
しかも、時は元日で業者も当分対応できないと思われます。
そこでまず、
不良個所の特定①
個別の安全ブレーカー(一般的に洗面所などにある分電盤の右側にある各部屋毎に分かれているやつ)を全部オフにして、作動している漏電ブレーカーを復旧させる。
これで復旧しなければお手上げです。原因はブレーカー自体かもっと大元ということになります。
ちなみに、ブレーカーが落ちていないのに電力が止まっている場合は、地域の停電か料金未払いによる送電停止が考えられます(;^_^A
私の場合は、とりあえず全体の電力は回復しました。
不良個所の特定②
次に、問題の場所を特定するために、個別の安全ブレーカーを1つずつオンにしていきます。
もし個別のブレーカーをオンにした瞬間に漏電ブレーカーが作動したら、そこが原因です。
その場所の安全ブレーカーは、原因の特定及び安全対策がなされない限り、例え自然復旧したとしてもオンにしてはいけません。
他の安全ブレーカーも随時オンにしていき、問題なければ問題個所を除いて電気の使用は可能です。
ただし、心の片隅に置いておかなければならないのは、不良個所が1つとは限らないということです。
1か所不良が発見できたとしても、他にも自然復旧していて気付けなかった箇所があるかもしれないということは、可能性は低いですが除外できない以上、忘れてはならないのです。
我が家の場合、原因となっていたのは「LDK電灯・コンセント」でした。
要するに、リビング・ダイニング・キッチンのどこかの配線又は機器が漏電しているといいうことですね。
よりによってそこかよ~という感じです(-_-;)
不具合機器の特定
安全ブレーカーは、大体部屋やエリアごとに整理されているはずです。
その場所・エリアが特定できたら、今度はそこにある機器を探ります。
コンセントに繋がっている機器を全て外して、オンにして漏電ブレーカーが作動するか確認していくのです。
問題なければ、1つづつ機器を繋ぎながら落ちるか確かめます。
そうすると、原因となっている機器が特定できますね。
我が家の場合、コンセントに繋がれた全ての機器を外しても復旧しませんでした。
ん?ということは・・・・????
ダウンライトか壁内配線か!?
さすがにこれ以上は素人には手が出せません・・・。
元旦に、リビング・ダイニング・キッチンの電気を全て諦めました(´;ω;`)
補完措置
復旧は諦めましたが、おめおめと原始時代の生活を甘受するつもりは毛頭ありません。
①最低限必要な機器への電力確保
とりあえず、生活に最低限必要な機器を選定して他の生きている個所から電力を電力を融通することにしました。
上記場所で最低限必要な機器と言えば、冷蔵庫ですね。
幸いエアコンは別系統で無事だったので、寒い思いはしなくて済んだのと、電子レンジ用の系統も無事だったので、調理でも大きく困ることはありません。
あとは年始ということもあって、リビングのプリンターも生かすことに。
それぞれ、生きているコンセントから延長コードで接続しました。
ついでに言うと、うちはオール電化にせず、ガスコンロを選択していたため火も使えました。
ただし換気扇は使えないので換気に注意が必要です。
②照明の確保
ダイニングの照明が使えないということは、暗がりで食事をすることに(;^_^A
ひもじいだけならまだしも、熱いものを食べるときは火傷の危険も伴います。
そこで、家中の懐中電灯類を集めたのと、新たにLEDランタンを購入しました。↓
蛇腹がついていて、伸ばせばランタン、縮めれば懐中電灯になる優れものです。
色が緑でダサいですが、背に腹は変えられません。
あまり明るくはないですが、まぁ十分でしょう。
一応おまけ程度ですが、充電用のソーラーパネル付きです。
それなりに明るいし、電池も長持ちする。
磁石で換気扇などにくっつくのも良いですね。
充電式なので乾電池を消耗しないのが良いですね。
ダイニングには、昔買った蛍光灯タイプの人感センサー付きLEDライトを物置から移設しました。
マグネットでダイニングに付けている照明機器にくっつけましたが、部屋全体を照らすように高所に設置してもセンサー付きなのでオンオフの操作が必要ないので便利です。
これで何とか最低限の調理と飲食が可能となりました。
③代替部屋の確保
ダイニング・リビングは暗い上にテレビも見られないため、2階の子供部屋をリビングダイニングとして使用しました。
仕切り扉を開放すれば9畳というリビングダイニングに次ぐ広さのため、ちゃぶ台やら持ち込んで家族で狭い空間でワイワイと過ごしました。
テレビを見られずに暇を持て余していたため、家族で人生ゲームをやったりと結果的に有意義な時間になったのではないかと思います。
教訓
今回は元旦早々に不便な思いをしましたが、色々と教訓を得ました。
というのも、災害等により停電することを想定して最低限の備えをしていたつもりでしたが、想定不足だった点もあり、また不備がボロボロとでてきたのです。
まず、今回はLDKという限られたエリアのみの停電で済んだので他の個所から簡単に電気を融通できましたが、全体停電となるとそうはいきません。
その場合、車(PHV)や日中であればソーラー発電の非常用コンセントから電気を取り出せます。
そこまでは想定していましたが、実際に危機感を持っていなかったために、長い延長コードを買っていませんでした。
真冬や真夏にエアコンが使えないのは生死にもかかわるため、1階の200Vエアコンは無理としても2階のエアコン1台くらいは稼働させたいものです。
ということで、2階にも伸ばせるくらいのドラム式等の延長コードは必須です。
また今回買い足しましたが、停電時でも使える照明が少なすぎました。
懐中電灯は局所を短時間照らす分には有用ですが、全体をぼんやりと長時間照らすのにはランタンが必要です。
やはりそういうシチュエーションには、キャンプ用品が最適ですね。
今はLEDランタンも普及していて安価で使えるものが多数あるので、とても助かりました。
あとは、ポータブル電源も災害用に準備していましたが、安物買いで今回電源すら入らない状態でした(-_-;)
電力がストップした際に、電気を貯めてあることは本当に重要です。
最近は値段も少し安くなってきていますので、できるだけ大きめの容量でそれなりに大きな家電も動かせるパワーのものを常備しておいた方が良いと思いました。
それとソーラーパネルですね。
折り畳み式とかで普段は場所をとらず、広げて太陽光に当てればそのポータブル電源を充電できるものを持っておけば、晴れれば何とか何日か生活できると思われます。
セールを狙ってとか躊躇していると、何となく買うタイミングを逃しちゃうんですよね~(;^ω^)
早めに購入することにします。
さて( ´ー`)y-~~
参考になりましたでしょうか。
明日は我が身、備えあれば憂いなし。
独居の人も大きめのモバイルバッテリーくらいは常備しておいた方が良いですよ~。
ところで我が家の停電の顛末ですが、いまだに復旧していません。
建築会社にメッセージは残しているのですが、いまだ営業を開始しておらず・・・(-_-メ)
働け~~~~~~~(# ゚Д゚)
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