人から信頼を得るたった一つのこと

皆さんごきげんよう♪

私は今、昨年10月から業務で別の企業に行っています。

元々は年内だけというお話でしたが、年度内(3月)まで延長となって今も継続して行かせていただいています。

もう延長はないので、今月で晴れて!?曇って!?自分の会社に戻ることになります。

全く人脈もない、見ず知らずの組織に飛び込むのって結構労力を使いますよね(;’∀’)

いわば転職みたいなもんですから・・・。

そういう場合に私が大切にしているのが、いち早く信頼を得ることです。

残念ながら見てくれは良くないので、第一印象が良くないのは承知しています。

でも信頼を得られれば、何事もうまく回るのも承知しています。

今回は、私が信頼を得るためにやっていることを紹介したいと思います。

誠実(そう)であること

とにもかくにも、誠実であることが必要です。

誠実とは、

「私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。」

と国語辞典にあります。

仕事上の付き合いは、契約やお金が絡みます。

それって私利私欲なんじゃないの?と思われるかもしれません。

それは違います。

当然ながらサービスの対価としてお金が発生しますが、契約に則り誠実に業務を遂行することが大切なのです。

プロとして、対価やクライアントが思う以上の結果を出してなんぼだと思っています。

ただ、目に見える結果だけが全てではありません。

警備業界では何もないことが結果であるように、業種によっては目に見えない結果もあるでしょう。

相手も人間ですから、その姿勢態度や接していて感じが良いかどうかなども必要なのです。

仕事ができるだけではなく、相手の心を射抜くことも大事だと思うのです。

ちなみに、「誠実(そう)」と書いたのは理由があります。

真心だけでは完遂できない仕事もあるからです。

時として腹の中に一物を持ちながらも、より良い結果を得るためにクライアントにはそれを悟られることなく業務を遂行しなければならない時もあります。

結果としてクライアントの利になるのであれば、プロとしてその選択はアリだと思います。

「知らぬが仏」という言葉もありますね。

さて( ´ー`)y-~~

誠実であるために、私の思う必要な要素を3つ紹介します。

清潔であること

これは以前も言いましたが、まず清潔感のない人は信用に値しません。

「差別だ!」という声が聞こえてきそうですが、そうではありません。

自分一人で家でゴロゴロする分には、どうぞご自由に。

でも、人と接するのに相手に不快感を与えない清潔感は、常識的な気遣いとして必須ではないでしょうか?

ましてや、その相手が相手の都合で接するならばともかく、お金をもらって接するのであればなおさらですよね?

まずは人として清潔感があることは絶対的な前提条件です。

そして、顔(表情)も大切です。

面の良し悪しは別にして、普段はちゃんと柔らかい表情で接することは、相手に与える印象が大きく違ってきます。

人それぞれ性格があり、不愛想な人もいるのは理解していますが、それでも相手に不快感を与えない程度の最低限の愛想は必要です。

一人で黙々と作業するだけの職人さんならまだ分かりますが・・・。

とはいえ、過度な愛想は禁物です。

「騙そうとしているのではないか」と逆に不快感や不信感を抱かせてしまいます。

また、ハキハキと話すと相手は気持ちいものです。

特に注意して止めた方が良いのは、語尾を伸ばしたり、尻つぼみになって相手に聞き返されることです。

日本語は語尾に述語が来るので、語尾が聞き取れないと意味を正しく受け取れないのです。

体育会系の気合の入った話し方は、悪い印象を持つ人は少ないと思います。

無駄に大きい声はダメですけどね。

何事も相手に合わせることが大切です。

塩梅って難しいですね~(;^_^A

逃げないこと

誰しも、自分の非は認めたくないものです。

それを誤魔化して逃れようと思いたくなるのは分かります。

でも、結果的に長い目で見ると逆効果です。

その場は逃れられたとしても、後々何らかの形でブーメランのように返ってくることが往々にしてあります。

ましてや、大事な案件であれば大問題にもなりかねないです。

失敗は誰でもするんです。それは相手も分かっています。

相手が成熟した大人であれば、失敗を責めたいのではなくて、再発を防止するために失敗に至った原因を探りたいと思っているはずです。

失敗を認めず他人や環境のせいにすることで、失敗の原因はうやむやになってしまうのです。

これは非誠実と言わざるを得ませんよね。

自分なりに分析して、自分の非も包み隠さず客観的に失敗に至った経緯や今後の対策を話せる人は、信頼に値すると思います。

逃げることしか考えていない人とは、部内外問わず付き合いたくないものです。

謝意をちゃんと伝えられること

日本人は何でもかんでも「すいません」と簡単に言う・・・と耳にします。

確かに何かとトラブルを避けようとする民族性で、そういう傾向があるかもしれませんね。

でも、それが日本人なんです。

道でぶつかりそうになって「あっすいません」と気軽に言える人は格好良いです。

先行く人がドアを開けていてくれた時に「ありがとうございます!」って言える人は素敵です。

よく電車などで「ぶつかった」「よけなかった」などで喧嘩している人を見かけますが、見苦しいです。

議論の場や大事な決め事を話し合っている際に、簡単に「すいません」と折れるのとは訳が違います。

外国人だって、ぶつかりそうになった時などは、気軽に「ソーリー♪」と言いますね。

別に命のやり取りが絡まない、謝ることで重大な物事が左右される訳ではない事柄に関しては、気軽に謝罪できる人はとても好印象です。

例え謝罪の言葉を口にしなくても、ちょこっと頭を下げて謝意を表すだけでも好印象です。

私は狭い道で車に道を譲ったりするのですが、知らん顔で当然のように抜いていくドライバーはカチンときますね。

だからこそ、逆に運転していて譲ってくれた時には相手の目を見て頭をちょこっと下げるようにしています。

お礼を言っても窓が閉まってると声は聞こえないですからね。

だからって頭を下げながら「ば~か」とか言ってちゃダメですよ(;^_^A

また、重大なことであっても、いや重大なことこそちゃんと非は認めて謝れる人は偉大です。

「何が何でも非は認めないぞ!」とか「誰かに責任を押し付けちゃえ~」という人とは付き合いたいと思わないですもんね。

逃げる上司に仕えたことが何度かありますが、普段から言う事為す事一切信用できなかったですね。

「どうせ逃げるんでしょ?」って思っちゃいますもんね。

逆に、厳しくとも自分自身に対しても公平で、悪いことはちゃんと謝れる上司は何かあっても庇おうと思うし「付いて行こう!」って思っちゃいますよね。

「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」

本来、人間って歳を重ねるごとに実って頭が垂れていくはずなのですが、なぜか歳をとるほどに、立場が上になるほどに意固地になっていく人が多い気がしますね。

気軽に「ありがとう」「すいません」「どうも」を言える人は、「つまらないことに、無駄にこだわらない」人だと言えます。

つまらない人ほど、つまらないことに異常なまでにこだわりますよね(;^_^A

重大なことがなくても、そういうところも誠実さを推し量る一面だと思いますよ。

まとめ

誠実であることはとても素晴らしいことですが、自分の弱みを認めるということはとても難しいことです。

誠実さは、対人関係でプラスにしか働きません。

初対面の場合、相手がどういう人か知ろうとするはずです。

知ろうと思うと、意識しなくても相手をよく観察するものです。

誠実さは、外見や小さな所作にも表れるので、実は早い段階で相手が信頼できる人かどうか判断しているのです。

早い段階で信頼を得られれば、これほどやりやすい事はないですね。

多くの場合、信頼はお金では得られません。

ビジネスでの信頼は、お金を生みます。

ちなみに、株式会社NEWSYが運営する「Sirabee」というニュースサイトが全国の10代~60代の男女1000人に対して行った調査によると、「この人は信頼できる」と思われる人の特徴として「謝ることができる人」と答えた人が86.5%でトップだったそう。

何でもヘコヘコ謝る必要はありませんが、自分に非がある場合は素直に謝った方が逆に信頼されるということですね。

その後どうなっても責任をとる!と腹をくくっていなければ簡単にできることではありませんが。

まぁだからこそ信頼されるのでしょう。

はい、頑張ります。すいません<(_ _)>

そんな生き様は如何ですか?

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