皆さんごきげんよう♪
皆さんは自動車は好きですか?持っていますか?
今回は、自動車の空力チューンのお話です。
所有している方に向けた内容となるので、ご了承ください。
空力チューンと聞くと、何だか難しそうですね(;^_^A
でもそんなことないんです。
これは車を持っているならば、誰でもやるべき内容です。
コストは数千円で、驚きの走行フィーリング向上、燃費向上、静粛性向上などが得られるのです。
内容は『アルミテープチューン』と『ボルテックスジェネレーター』です。
アルミテープチューンは、実際に前車でも施工しており、その効果が間違いないのは体験済みです。
今回、自車に施工して驚くほどの効果があったので紹介します。
まずは空力とは何ぞやという話からしますね。
空力とは
車は、走っている時にそれなりの走行風を正面から受けます。
その走行風をいかにスムーズに後ろに流すかで、燃費やパワー感が違ってくるんですね。
これを「空気力学」略して「空力」と言われています。
「それってレーシングカーの世界のお話しじゃないの??」
そう思っているあなた!!それが違うんです。
一般道のスピード域では大きな差となって現れませんが、高速道路でそれなりにスピードが出た状態だと、無視できないレベルに違ってくるんです。
それが証拠に、車のメーカーはデザインを決める際にこの空気抵抗(CD値)というものをしっかりと煮詰めながら作りこんでいくんです。
差がないならばコスト優先で作りますよね?
最近の車はいかにも空気抵抗が少なそうなツルっとしたデザインで、昔のカクカクとした箱型のとは大きく違いますよね。
実際に空気抵抗は大きく違っていて、燃費や走行フィーリングにもかなり影響するらしいです。
この空力の分野は非常に難しい(私も素人)ので詳細は割愛しますが、スムーズに空気が流れれば抵抗が減って良い事だらけというのは理解いただけるかと思います。
アルミテープチューン
市販のアルミテープ(粘着面も導電性を推奨)を、切って貼るだけで空力に効くんです。
何がどう効くかと言うと、車の表面には走行風の空気抵抗によって静電気が発生するんですね。
この静電気が抵抗となって、空気がボディに沿って綺麗に流れるのを阻害しているらしいのです。
阻害するだけでなく、ボディから離れてしまった空気は、ボディとの間に乱流を起こして大きな抵抗になってしまうみたいなのです。
単純なイメージだと、向かい風の中を走る感じでしょうか。
アルミテープを貼ることによって、その静電気を空気中にコロナ放電して除去し、スムーズな空気の流れを保持するのに効くという理論です。
「ほんまかいな~」
と思ったあなた!!やってみりゃんせ。本当に変わるから。
このアルミテープチューンに関しては、何と世界のトヨタが特許を取得しています。
そして、実際に市販のボクシー等の大衆車のバンパー裏などに施して販売しているのですから、眉唾でもなさそうですよね。
トヨタが、意味のないことにコストと手間をかけるとは思えません。
では、実際にどこに貼れば良いのでしょう。
どこにでも貼れば良いという訳でもなさそうです。
これはトヨタが公開しているので確認してみてください。
特開2016-049880 | 知財ポータル「IP Force」
特開2016-078640 | 知財ポータル「IP Force」
特開2016-117388 | 知財ポータル「IP Force」
特開2016-121671 | 知財ポータル「IP Force」
特開2016-124319 | 知財ポータル「IP Force」
特開2016-131427 | 知財ポータル「IP Force」
特開2016-133032 | 知財ポータル「IP Force」
などなど。素人には見辛いですが・・・(;’∀’)
基本的には、空気がぶつかる場所や離れる場所、非金属部分みたいですね・・・。
ちなみに私が貼った個所は、
◎ステアリングハンドルのコラム下
◎フロント&リアバンパーのアンダー部分(中央2か所、両サイド)
◎タイヤハウス(各1か所)
◎フロントガラス(ワイパー下)
◎リアスポイラー
◎吸気関係(エア取り込み口・エアクリーナーボックス)
◎ヒューズボックス
◎ドアバイザー
以上です。
前車ではもっと貼っていましたが、上記以外のどこかに貼った時に車が重く感じるようになったので、これだけにしておきました。
基本的に、外から見える部分にベタベタ貼るのは嫌だったのと、金属パーツはそれなりに放電してるから効果は薄いんじゃないかと思ったので、フロントガラス以外は樹脂パーツにのみ貼付しました。
アルミテープチューンは、オカルト。眉唾。効果があると感じるのはプラシーボ効果。
とよく言われますが、本当に車の挙動が変わりました。間違いないです。
燃費は残念ながらPHVのため正確に比較できません(;^_^A
じゃあ何が変わったの?という話ですが、
★足のバタつきが減り挙動がしっとり落ち着きました。
★ステアリングに適度な重みが出て直進安定性が向上しました。
★タイヤの接地感が向上しました。
★全体的に静かになりました。
全てドライバーの感覚的な内容で申し訳ない(;’∀’)
でもそのフィーリングって大事じゃないですかね?
コストは数百円。やって損はないかと思います。
コロナ放電を効率よくするためには、ギザギザにカットして山を作った方が良いみたいです。
ボルテックスジェネレーター
ボルテックスジェネレーター?なんじゃそれ?
これは飛行機の翼にも取り付けられている突起で、これがあると空気が通過する時に渦巻き状になって空気が剥離するのを防いでくれます。
ドアミラーなど、走行風が乱れてボディから離れそうな場所に設置することにより、ボディ後部に設置して車体直後の乱流を防止して後ろ向きに引っ張られる力が発生するのを防ぐ効果が得られます。
飛行機レベルの速度域じゃないと効果ないんじゃないの~??
いえいえ、私も街中では実感できなかったものの、高速に乗ったら別の車になったレベルに違いを感じました。
いや、そんなにスピードも出してないですよ(;^_^A
という訳で、私が設置したのは、
◎ドアミラー前方
◎フロントバンパー側面
◎リアのブレーキランプのサイド面
この3か所です。
それぞれ10㎝程度間を開けて、2個設置しました。
狙いとしては、ドアミラーで乱れそうな空気をあらかじめ渦巻き状にしてやり過ごすのと、タイヤで乱れる空気を、フロントバンパーで整流して車両後部まで流し、後部で車両直後にできる乱流を防止するものです。
これも世界のトヨタが、プリウスやボクシー、アルファードなどで実施にやっています。
プリウスのドアミラー近くの三角窓部分を見てみてください。パーツと一体になったボルテックスジェネレーターが設置されています。
リアのブレーキランプもそうです。ランプカバーと一体成型されているのでよく見ないと分からないと思います。
効果がないのに、トヨタがコストをかけてこんなことする訳がないです。
いや、実際に結構変わりますよ~。
私が乗っている三菱エクリプスクロスPHEVは、大きな走行用バッテリーを床下に積んでいるので車高の高いSUVにしては元々どっしりと安定した走行フィーリングでしたが、それまでは少しフワフワするような感じもありました。
直進安定性も悪くはなかったんですが、なんかフワフワして少し落ち着かないんですね。
前車がゴルフGTIだったからというのもあるかもしれません(;^_^A
それが見事に良くなったんです。
大げさに言うと、行きたい方向から誘導されているようなオンザレール感・・・とでも言いましょうか。
ウォータースライダーの中を滑るように走っている感じ・・・とでも言いましょうか。
ステアリングがスパッと決まるんですよ。んでもってブレない。フワつかない。ふらつかない。
接地感と直進安定性が本当に良くなりました。
これは本当にやって良かったですね。
後は風切音の防止と風の巻き込み防止のためにドアバイザーにも設置したいところですが、小さいボルテックスジェネレーターが見当たらなくて考え中です。
ドアバイザーをエアロタイプに変えるだけでも結構変わるんですよ~(^^♪
まとめ
さて、如何だったでしょうか?
プラシーボ効果も少なからずあるとは思いますが、変わったのも事実です。
変なところに施工しなければ、マイナスなことにはならないと思われるので、ぜひ試してみてください(^^)/
素敵なカーライフを(^_-)-☆
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