皆さんごきげんよう♪
今朝通勤で歩いていたら、電線に止まっていた鳩が放出したフンが・・・。
でも大丈夫(^^♪
地面にフンの跡があり、実際に鳩が電線にいるのを確認したので、Jアラートを発出!!
その下を避けて通っていたので、難を逃れました\(^o^)/
何も考えず歩いていたら、タイミング的に間違いなく食らっていたことでしょう・・・。
さて( ´ー`)y-~~
今月13日にJアラートが発出されましたが、皆さんはご存知ですか?
北海道に落下する恐れということで、それ以外の地域の人は関係ないと感じたかもしれません。
でも、いざ自分の住んでいる地域に発令されたらどうしますか??
こういう機会に考えておく必要があるのだと思います。
そして、今回は結果として領地・領海どころか、EEZにも落ちませんでした。
それにより、Jアラート不要論まで出てきています。
今回は、Jアラートについて考えたいと思います。
今回のJアラートの概要
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230413/k10014037561000.html
2023年4月13日7時55分、政府は北海道を対象にJアラート(全国瞬時警報システム)を発出しました。
これは北朝鮮がICBMと見られるミサイルを発射したからであり、そのミサイルの本体や破片も含めて北海道に落下する恐れがあると判断した訳です。
初めてJアラートが発出されたのは2017年8月29日で、この時には北朝鮮からの弾道ミサイルが北海道の上空を通過し、襟裳岬の東およそ1180キロの太平洋上に落下したと推定されています。
次は、その翌月の2017年9月15日で、同じく北海道上空を通過して、襟裳岬の東およそ2200キロの太平洋上に落下したと推定されています。
今回の発出までの流れを時系列でまとめると、
7時22分、北朝鮮がミサイル発射
7時25分、防衛省が覚知して官邸に通報
以後、防衛省が各機関と協力して落下地点等を分析
7時55分、総理の判断により北海道を対象としたJアラートを発出
といった感じです。
今回問題とされているのは、
①覚知してからJアラート発出まで約30分要している
②ミサイル落下分析の精度
③Jアラート発出による社会的混乱
といったところでしょうか。
順に知見と私見を交えながら考察します。
①覚知から発出までの時間
まぁこれは時間がかかり過ぎでしょうね。
ミサイルの発射は、通常韓国と米国により覚知されます。
それが直ちに日本の防衛省に通知され、防衛省は直ちに官邸に通報することとなっています。
今回も発射から概ね3分後に官邸は知ることとなったはずです。
後述しますが、「撃った」という情報は比較的簡単に覚知できても、それがどう飛んでどこに落ちるのかは撃った側にしか分かりません。
そんなんでミサイル防衛できるん?
って思っちゃいますけど、それが現実です。
明らかに北海道に落ちる!となれば、Jアラート発出も簡単でしょうが、そうはイカの塩辛・・・もとい、そう簡単にはいかない現実があります。
ただ、それにしても遅すぎた印象があります。
発出から落下予想時間まで、5分ですよ。5分。
それでも5分あれば色々なことはできますが、みんなが直ちにJアラート発出を知る訳ではありません。
様々な事情でJアラート発出に気付けなかった人にとっては致命的といえます。
ここはどうにかして欲しいところだと私は思います。
そこで、私案があります。それは後述します。
②ミサイル落下分析の精度
実際にミサイルが発射されると、そのミサイルについて
〇どこから発射されたか
〇ミサイルの種類
〇発射された方向
〇ミサイルの角度・軌道
等から落下地点を分析するのですが、まぁ簡単ではないことは想像できます。
ミサイルを撃つ側からすれば、確実に命中させるためには予測させないことが大切な訳で、最近は変則的な軌道をとるものも出てきています。
ちょっと前までは、ミサイル推進に液体燃料を使用していたこともあり、液体燃料は発射前に充填するのであらかじめ探知できましたが、最近は北朝鮮も個体燃料を使用しており、発射されるまで覚知できない可能性が高いようです。
また、地球が丸いため日本からは直接探知不可能であり、発射の覚知は韓国や米国に頼らざるを得ません。
さらに、レーダーで探知可能な高度を超えた場合は、それまでの軌道等から判断するしかなく、困難を極めます。
という訳で、分析精度の向上は常に図られているものの、これが限界かと。
馬鹿みたいに撃ちまくってくれているおかげで、それなりに情報収集はできて精度も上がっているとは思いますが。
③Jアラート発出による社会的混乱
今回のJアラートでも、北海道の電車が止められたりして交通機関等に大きな影響が出ました。
でも実際にミサイルが落下することを想定すれば、仕方ないことかと。
非常に難しい分析と、それに基づくギリギリの判断をしているのでしょうから、結果論で後出しジャンケンするのは如何なものかと思います。
とはいえ、「オオカミ少年」状態になって、発出されても何の危機感も持たず、何ら回避行動をとることもしなくなることも懸念されるところです。
それでもなお、落ちると判断したなら躊躇なく発出すべきだと思います。
一部で「いくら北朝鮮でも、いきなり日本にミサイルを撃ち込まないのでは?」と寝ぼけたことを言う人もいるようですが、そんなこと誰が保証しますか?
憲法9条が保証してくれる?ミサイル落下から日本を守ってくれる??んなアホな( ゚Д゚)
百万歩譲って、意図して撃ち込まないにしても、その破片すらも誤って日本に落下する可能性はないと言えますか?
そう考えると、間違いなく何時でも何度でも必要なら発出すべきと考えます。
そこで私案があります。
Jアラートに関する私案
もしピントがずれていたらごめんなさい((+_+))
結論から言うと、いきなりJアラート発出ではなく、気象報のように「注意報」を発出してはどうでしょうか?
今のJアラートって、国民は相当な不便を強いられ、それを思うと政府にも発出するハードルが高い気がします。
今回の様に結果として落ちなかった場合、「オオカミ少年」的な副反応も懸念されます。
ミサイル発射の覚知と、概ねの広い範囲での落下地域は比較的早く把握できるはずです。
それが日本の領土・領海・EEZに少しでもかかる恐れがある場合には、まず詳細分析結果を待たずに「注意報」を発出し、対象地域の機関や人々に注意を促します。
ニュース速報よりも強いメッセージとしてです。
その時点では、電車等の公共交通機関も止めません。「予告指令」的なものです。
各行政機関等は、注意報に基づいて警報に備えて準備をしておきます。
いざ、分析により危害が及ぶ危険性が高まったら、「警報」を発出して今Jアラートでとっている措置に移行します。
というのはどうでしょう?
事前に「注意報」として予告されていれば、混乱も減って避難等もスムーズに行えるのではないでしょうか。
また、「注意報」からの「警報」だと、真実味も増して「オオカミ少年」的なことも減るのではないかと。
もちろん、注意報を出すいとまがない場合は、直ちに警報を発出すべきです。
北朝鮮が発射したミサイルは、過去実際に日本上空を飛び越えて飛行しています。
現実問題として、皆が考えるべきです。
憲法9条が日本を守ってくれると言っている人は、今すぐにその9条で北朝鮮にミサイル発射をやめさせてください。
それができないならば、日本は対抗しうるだけの戦力を正式に保持すべきだと私は考えます。
例え第1弾の攻撃を阻止できなかったとしても、反撃能力を持っていれば第2弾を阻止できるかもしれません。
そもそも反撃能力を持った国に、いたずらに攻撃しようとしない「抑止」になります。
私は、9条では何の抑止にもならないと考えます。
実際に日本は交戦力を持っています。持っているならば、解釈とかで誤魔化さずに正式に憲法に規定すべきです。
微妙な存在のまま命をかける自衛隊員が不憫です。
話が逸れました・・・(;^_^A
Jアラート注意報の新設、皆さんはどう思いますか?
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