皆さんごきげんよう♪
私が勤めている警備会社は、暴力団が蹂躙し、総会屋が幅を利かせていた世間がまだ荒れていたバブルの絶頂期の約30年前に身辺警護(ボディーガード)を専門とする警備会社として立ち上がりました。
今では施設警備や各種調査業務(探偵業)も行っていて、世の中の各種問題に対してトータルに対処対応できる体制になっています。
そして私は警護を行う部署に所属しており、次世代を担う若手の社員に警護の訓練を実施しています。
身辺警護を実際に行っている警備会社は多くはなく、その中でもしっかりと訓練教養を行って警護員を育成し、独り立ちするまでにサブで多くの経験を積ませているのは弊社くらいではないでしょうか。
訓練生には、警察出身の人だけでなく他の警備会社での勤務経験者や自衛隊経験者、警備業未経験で入ってきた人もいます。
正直に言って警察などの公安職を経験していない人にとっては難しい内容ではありますが、私達のような経験者が寄ってたかって鍛えているので、心が折れて辞めていかない限りそれなりのレベルには到達します。
あとは経験を積んでセンスを磨いていけば、優秀な警護員になれます(*’▽’)
もし興味がある人がいれば、気軽にご連絡下さい。
今警備業に就いている人も、そうでない人も、大歓迎です。
社員紹介で入れますよ~(^^♪
志があれば、夢は叶います。
ちなみに、給料は他の警備会社よりは高いようです。
辞めて他の警備会社に行った人が結構な確率で戻って来たり、転職してきた人が口をそろえてそう言っています。
さて( ´ー`)y-~~
その警護訓練をやっていて強く思うのが、若い人のコミュニケーション能力の低さです(;^_^A
警察と違って1人で全てを行う民間の警護は、警護対象者、秘書、ドライバー、その会社の窓口(契約担当者)等と、基本自分で各種の連絡調整を行う必要があります。
警護対象者だけでなく、その秘書や他の役員と上手くいかなければ、担当を変えられることもあるし、最悪の場合は契約を打ち切られるということもあり得ます。
「しっかりと警護する」ことはもちろん大事であり、それが目的で警護に付いている訳ですが、そういう事象はそうそう発生するものではありません。
なので、それと同等かそれ以上に関係者との良好な関係の構築が重要であり、それなりのコミュニケーション能力が求められます。
特に単発の警護依頼では、その警護員の印象で次の仕事を依頼するかどうか判断されるため、警護員一人一人の人柄や仕事そのものが営業であるとも言えます。
それくらいに大事なコミュニケーション能力ですが、若者全員ではないし若くない人にもいるのですが、会話がスムーズに成り立たない人が多い印象です。
そういう人にお勧めしているのが、セルフトークです。
セルフトークとは
セルフトークとは、簡単に言うと呟き、独り言です(^^♪
格好つけて言うと、自分への言い聞かせです。
私はさらに拡大して「自分自身と会話する」と解釈しています。
実は私、この言葉は割と最近知ったのですが、セルフトーク自体は昔からやっていました。
そう、物心ついた時にはすでにやっていた記憶があります。
そして、今でも常にやっています。
頭の中で自分と会話しているんですよね。
なにを?
色々なことです。
喫緊の業務や考えるべきこと、日常のやるべきや段取りなど、ありとあらゆることを考えて自分に語り掛けたり、反対意見の自分とディベートしたりしています。
変ですか?(-。-)y-゜゜゜
これをすることによって、大きく3つの効果が得られると感じています。
思考能力が向上する
常に対話しているということは、言葉を選択することをずっとやっている訳で、必然的に思考能力は向上します。
そして物事を深く考察できるようになります。
これは社会人として大きな武器であり、「できる人」「できない人」の評価に直結する能力です。
ストレートに言えば、「こいつバカだな」と思われるか、「こやつできるな」と思われるかが違ってくるのです。
話力が向上する
人に説明したり質問したりお願いしたり等の会話する時に、普段からすでに頭の中で予行している訳ですから、スムーズに話せるようになります。
言い回しや表現に悩めば、その時点で調べることで、語彙力を増やす効果も望めます。
いわゆる話の引き出しが増えるというやつです。
「こう言った方が分かりやすいのではないか」
「こう言った方が面白い」
「ここであのネタをブッ込んで」
などと考え呟くことで、文章構成もブラッシュアップされ、どんどん話力は向上します。
会話ができない若い人をみていて感じるのは、そういう人って自分の言葉で話してないんですよね。
「これを聞かなければいけない」
「これを伝えなければいけない」
という観念に囚われて、自分の言葉に乗せて伝えることができなくなっています。
あらかじめ話すことを自分の言葉で考えておくことによって、自分の魂の乗った言葉になって伝わりやすいです。
上っ面だけの薄っぺらい言葉なんて、一目瞭然です。
その点において、コールセンターのオペレーターの方って凄いと思っています。
身振り手振りや表情が伝わらない電話において、怒っている相手を言葉一つでコントロールするのですから。
薄っぺらい言葉では、そんなこと不可能ですからね。
たまに「この人凄いな」と感心する人がいて、お友達になりたいなぁ~って思っちゃいます。
ほんと、勉強になります(*’▽’)
こういう話力って、ナンパでも・・・・失礼しました(;’∀’)
自信がつく
セルフトークの内容にもよりますが、ポジティブな方向で行っていれば、自分に自信がつきます。
平たく言えば「自己暗示」ですね。
その他、話力が向上して会話がスムーズに成り立つようになったり、相手から好感を持たれるのを実感すれば、それは間違いなく自分の自信になるはずです。
人が社会で生きていく上で、人とのコミュニケーションは欠かすことはできません。
その人間関係の根幹をなすコミュニケーションの力が向上すれば、良い社会生活を築く礎になります。
自信は成果を生み、それがまた自信になって良いスパイラルに突入することができますね。
そういう自信って、語らずも表面に滲み出てくるものでもあります。
さて( ´ー`)y-~~
セルフトーク、いかがでしょうか。
世間一般でいうセルフトークとは、少し違う認識かもしれません。
何か分からないことがあれば、何でも聞いてください。
では、良い人生を(^^)/
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