皆さんごきげんよう♪
緊縛強盗が相次いでいますね(;^_^A
何だか犯罪が欧米化してきているような気がします。
別に美化する気はありませんが、昔ながらの泥棒ってバレないように侵入して、誰も傷つけないのをポリシーにしているかのようにバレたら一目散に逃げるような印象でしたけどね。
盗むために平気で人を傷つけるというのは、外国人による犯罪でよく見られた手口です。
これは、いわゆる「トクリュウ」と呼ばれる「匿名・流動型犯罪グループ」の出現によります。
このトクリュウは、SNSなどで募集される闇バイトに応募したバカなトカゲの尻尾が、顔も名前も知らない同じ境遇のメンバーと共に、顔も名前も知らない指示役に言われるがまま凶悪な犯罪を行う非常に悪質な手口です。
その闇バイトに応募するのは、後先を考えられないバカで哀れな連中で、指示役などに個人情報を握られて脅され、人を傷つけ物やお金を盗み、そして逮捕されて人生を棒に振る汚れ役をやらされます。
指示する方は、手を直接汚さないため、平気で残酷なことを指示します。
実行役は、自分で考える能力が欠如したバカですから、脅されて必死で言われるがまま実行します。
人間には良心というものがありますが、考える者と実行する者が分かれることで、まるでゲームをプレイしているかのようにこの良心の作用が薄れてしまいます。
これは本当に国民一人一人にとって誰でも被害者になりうる由々しき事態です。
これまでの防犯の常識は通用しません。
そこで今日は今後の一般家庭での防犯意識と対策について考察します。
防犯意識の在り方
これまでの常識では、一般家庭の防犯は主に泥棒対策でした。
泥棒は捕まるのを恐れるので、
〇地域の目や防犯カメラで証拠化
〇侵入しにくくして時間を稼いで断念させる
ことに重点を置いていました。
しかし、トクリュウの手口にはあまり通用しません。
指示役と実行犯が分かれていて、指示役は安全な所で冷静に状況を分析して冷徹に指示を出し、実行犯は脅されるがまま盲目になってひたすら指示に従うからです。
要するに捕まることを恐れないんですね。
悪質です。
こんなにもニュースになって認知されているはずなのに、目先のお金に目がくらんで人生を棒に振るバカがなぜ後を絶たないのか・・・
どうして日本にこんなにバカが増えたのでしょうか(;’∀’)
それはさておき(-。-)y-゜゜゜
捕まることを恐れない強盗は、この上ない脅威です。
対策としては、事前の対応と物理的な侵入阻止対策です。
〇ターゲットにされない
〇侵入させない
この2点に尽きます。
ターゲットにされない
トクリュウも、むやみやたらに侵入させる訳ではありません。
普通の家庭ではそんなに現金とか家に置いていませんからね。
実行役の闇バイトも、脅しに屈しない者もいたりしてそんなに豊富に手に入る訳でもないでしょうし、
ある程度は確実にリターンのあるターゲットを絞ります。
それがいわゆる「アポ電」です。
アポイントメント電話ですね。
これは詐欺の手口で近年よく聞く「オレオレ詐欺」や「振り込め詐欺」「還付金詐欺」の一形態だと思ってください。
公的機関や信頼できる組織を名乗って、嘘を言って不安を煽りつつ情報を引き出しお金をだまし取ったり、家に現金があると分かればバカな使い捨ての実行犯に押し入らせるものです。
確認できているだけで、東京都内だけでも年に3万件以上の電話があるそうです。
もはや他人事ではありません。
彼等の手口は巧妙で、流出している個人情報や名簿を利用して、相手が誰か分かって電話してきています。
「〇〇警察刑事課の〇〇です。〇〇さん、あなたの〇〇銀行の口座情報が流出しています。」
なんて言われたら信じちゃいますよね(;’∀’)
一番良いのは、かけ直すことです。
今揚げ物をしているとか適当に嘘を言って電話をいったん切って、時間をとって冷静に考えることが大切です。
奴らは冷静さを奪い、冷静さを取り戻す前に畳みかけてきます。
後から冷静に考えればあり得ない話も、信じちゃうんですね。
世の中に、そんなに1分1秒を争うようなことを、電話で言ってくることなんてありません。
いったんはかけ直すと言って電話を切って、深呼吸を3回しましょう。
そしたら相手の言った電話番号ではなく、相手が名乗った公的機関などの電話を調べましょう。
息子を名乗るなら、自分の知っている息子の電話などに確認しましょう。
公的機関なら必ずネットなどで調べられますし、年配の方でネットが無理なら「#9110」の警察相談に電話してみましょう。
それが本当の事実だったなら、その後に対応すれば良いのです。
ぜひ祖父母などにこの番号を周知しておいてください。
とにもかくにも、電話を切ることで相手の一方的な攻撃から一旦冷静になる時間を作ることが大切です。
携帯電話も安くなったし、固定電話なんてもうなくしても良いかもしれませんね。
侵入させない
これは難しいです。
物理的に侵入させないためには、一戸建てなら数十万円かけても足りないでしょう。
それぐらい捕まることを恐れない相手の侵入を阻止することは難しいのです。
家の設計段階から要塞化するほかありません。
でもそれは現実的ではありませんよね。
捕まることを恐れない侵入者は、死ぬことを恐れない兵隊と同じです。
でも、そんな兵隊といえど死なない訳ではないので物理的に殺してしまえば済むように、実行犯も侵入される前に逮捕されてしまえば済みます。
彼等はプロではないので、気付かれずに侵入するスキルがある訳ではありません。
なので、警備会社のホームセキュリティなどを契約して侵入を探知したら誰かが駆けつけてくるようにしておけば、脅威が命に届く前に何とかなるかもしれません。
少なくとも、戸締りは確実にしておかないと、そもそも簡単に誰にも気付かずに侵入を許してしまいます。
未だに侵入犯の経路は、未施錠の玄関や窓が半数近くを占めていますので、通常の侵入犯を阻止するためにも最低限必要なこととなります。
防犯的には戸建よりもマンション(3階以上)が有利です。
なぜならば、侵入箇所が少ないと同時に逃げ道も限定され、集合住宅は直近に近隣の目があって早期に通報される可能性が高いためです。
戸建なら少なくとも1階部分の窓には雨戸かシャッターをつけ、ちゃんと閉める習慣をつけましょう。
ガラスも予算が許せば防犯ガラスにすると時間は稼げます。
防犯フィルムも少しは効果がありますが、ちゃんと効果のあるものは値段も高いです。
また隣近所とは、何かの時には互いに関心を持って関与する関係性を築いておきましょう。
さて( ´ー`)y-~~
これまで考察してきましたが、いかがだったでしょうか。
毎日のようにニュースに流れる事件を他人事と捉えずに、我が事のように他山の石として対策することが一番大切です。
物理的対策は時間もお金もかかりますが、意識はその場から変えることができます。
ぜひ、ご両親や祖父母にも現状を伝えて危機感を持ってもらいましょう。
繰り返しますが、
〇物理的に侵入を防ぐのは難しい
ので、
〇ターゲットにされない
ことが最も重要です。
不安を煽るような電話があったら、理由をつけていったん切って深呼吸しましょう。
そして身近な人や#9110に相談しましょう。
大切なのは、いったん切って自分から確認の電話をかけることです。
いったん切ることで、主導権は相手から自分の手に渡ります。
ほかの詐欺にも言えますが、ここが一番重要だったりします。
皆さんの安全と安心をお祈りしています。
何か不安があれば、なんでも相談ください。
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