皆さんは賃貸派?それとも持ち家派?
はじめにお断りしておきますが、賃貸とかマンションとか建売住宅を否定するものではありません。もし不快に思われたらすいません。
お金の話は今回は別にして、住環境という観点から考えると、一般的に持ち家の方が快適であることが多いです。
持ち家の中でも、マンションと戸建てに分けられ、戸建ての中でも、建売と注文住宅に分けられます。
今回は、その注文住宅についてお話したいと思います。
皆さんは家の性能について考えたことはありますか?
家は帰る場所であり、寛げる場所であり、寝る場所です。
仕事や学校で疲れて帰ってきて、家で疲れを癒し、また戦場に向かう・・・というイメージでしょうか。
その家は、快適ですか?
何も広いとか豪華だとか、そういう話ではありません。
大切な要素は2つ。
ソフト的な快適さと、ハード的な快適さです。
ソフト的とは、「家族」です。独身の方は、恋人であったり友人です。
そういう暖かさがあると、精神衛生がぐっと安定します。それはどんな家であろうとも確保できますね。
そっちはまたの機会にして、今回はハード面についてお話します。
戸建ては、冬寒くて夏暑いというイメージがないですか?
昔、実家等で戸建てに住んでいた方に多いのではないでしょうか?
断言します。今の戸建てはちゃんと性能を確保すれば快適です。
残念ながら、建売住宅では一般的に十分な快適性能を確保できません。それは市場原理を考えれば理解できます。
建売が粗悪で快適でないと言っているのではありません。十分な快適性能が確保できないということです。もっと言うと、自分で求める快適性能を選択できないということです。
売る側からすれば、安く建てて高く売りたいですよね。買うときに見えない性能面にお金をかけるメーカーがどれほどいるでしょうか。
注文住宅でも、一般的に標準仕様というのが決まっていて、そこに色々な設備や性能を足したりしていく形となります。
私は専門家ではないので、ざっくりした話にとどめておきますが、私が考える快適性能は以下のとおりです。
断熱と気密の性能を確保する。
家を建てようと勉強した方なら、高気密高断熱という言葉を耳にしたと思います。
要は、家の気密を上げて、外気温に影響されにくい断熱性能を確保しましょうということです。
気密とは、隙間がないということです。この隙間がないことはとても大切で、いくら断熱性能を上げても隙間だらけの家では意味がありません。
断熱性能は、冬に暖めた室内の空気を冷まさない、夏に冷やした空気を暖めないことに繋がり、冷暖房効率の向上になります。
気密や断熱性能が低いと、冬にいくら暖房をつけても何か肌寒い、夏に冷房をつけても設定温度を下げないと暑い・・・。ということになります。
注文住宅であれば、それら性能をこだわることができるのです。
あと忘れてはいけないのが、窓の性能です。
今はまだアルミ樹脂複合サッシが主流ですが、これからは樹脂窓が標準になっていくと思われます。アルミは熱を伝えやすく、冷暖房のロスになるほか結露しやすいからです。
また、今の家は24時間換気システムが法律で義務化されています。その種類も何種類かありますが、私のお勧めは熱交換を備えた第1種換気です。
詳しく知りたい方はコメントください。私が参考にしたサイトをお教えします。動画も充実しており、とても勉強になります。
気密を上げて、断熱性能を確保して、設備的にもトータルに性能を上げていけばとても快適な家になります。
一番問題なのは、人生で一番であろう高い買い物なのに、買う人の知識や意識が低すぎることだと思います。
テレビを買うときって、各社の製品を比較して研究しますよね?
特に家は気に入らないから買い替え・・・という訳には簡単にはいきません。
しっかりと研究して買いましょう。そして快適な住環境を手に入れて心豊かに生きようではないですか。
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