先日、歩道橋を歩いていた時のことです。
歩道橋脇に建っている病院の中が見えたのですが、ナースステーションらしき部屋に設置されている何かのアラームらしきランプがチカチカしているのが見えました。
そして看護師が少し急いだ様子で出ていくのが見えました。
何が起きたのかは全く分かりませんが、
「もしかしたら、この瞬間に人が亡くなったのかもしれないな。」
と考えると、切ない気分になり、色々な過去のことを思い出してしまいました。
今般、新型コロナにより世界中で多くの命が奪われていますが、皆さんは死を身近に感じ、また自分自身が死を意識したことはありますか?
私が初めて死を意識したのは、幼稚園の頃です。
黄色い長靴を履いていて、傘も手に持っていたので、その日は朝は大雨が降っていて帰りには止んでいたのだと思います。
確か歩道上だったと思いますが、工事で掘削された場所があり、雨が降っていたせいか工事は行われていませんでした。
そこに水が溜まって地面と同じ水位になっていたのですが、勝手に深くないと判断して長靴も履いたので咄嗟にジャンプして両足着地してバシャンとやろうとしました。
でも、その寸前で何故か思いとどまり、傘を水溜りに差し込んでみました。
するとどうでしょう。取っ手部分まで突っ込んでもまだ足りません。
幼心に「もし飛び込んでいたら・・・」と考えゾッとしたのを今でもハッキリと覚えています。
当時はまだ泳げなかったし、今考えても飛び込んでいたら死んでいた可能性が高いと思います。
あと、25歳くらいの頃にボディーボードをしていて死を覚悟したこともあります。
その日は台風一過でとても良い天気でしたが、台風のうねりが残っていてとても波が高く荒れている状態でした。
まぁその波を狙って行ったのですが・・・。
いざ海に着いてみると、周囲に人影もなく「ラッキー♡」と思いつつ準備を始めました。
しかし、着替え終わって駐車場から海に方へ向かうと、波はかなり沖の方でブレイクしており、砂を巻き込んだ茶色い波が泡となって地鳴りをあげながら海岸に打ち寄せている状態でした。
「う~ん、これはやばいかも・・・。誰も波乗りしてないし・・・。」
と腰が引けましたが、海岸を眺めていた女性から
「凄い!この波でやるんだ!!」
と輝く瞳を向けられ、後に引けなくなってしまい(;^_^A
おりゃ~と突っ込んでいったわけです。
波のパワーが半端なく、沖に出るのも一苦労でしたが何とか辿り着き、良さそうな波を捕まえた瞬間、3階くらいの高さから叩き落されるように波とともに海面に叩きつけられ、そのまま海中深く引きづりこまれました。
海中は洗濯機状態で、上も下も何も分かりません。
ひたすら揉みくちゃにされながら安定するのを待ちましたが、なかなか収まりません。
本当に死を覚悟しました。
いよいよ酸素の限界を迎え、最後のチャンスで必死につかんでいたボードを放し、ボードが向かった方向に泳ぎ、海面突破を試みました。
結果的にそれが正解だったので今がある訳ですが、あの時少しでもパニックになっていたら間違いなく死んでいたと思います。
ちなみにその後すぐに丘に上がりましたが、もう女性の姿はなく・・・( ゚Д゚)
こういう行為は本当に無謀で危険な行為です。絶対に良い子は真似しちゃダメですぞ!
これまで、突然死を迎えた人を身近に何人も知っています。
昨日まで話していた人やお世話になった人が、突然の病気や自殺や事故でこの世からいなくなりました。
人はいつ死ぬか分かりません。
この瞬間にも、世界中で多くの人が事故や犯罪、病気や自殺などで亡くなっています。
いつ死ぬか分からないからこそ、いつ死んでも後悔しないように今を生きなければならないのだと思います。
このブログを始めて1か月が過ぎました。
毎日1つ以上の記事を上げ続けてこられたのは、いつ死ぬか分からない誰かの力に少しでもなれればという強い思いが原動力になっています。
また皆さんからのアクセスやコメントも大きな励みになっています。
この場をお借りしてお礼を申し上げます<(_ _)>
何か私にできることがあるならば、喜んで力になります。
綺麗事を言う気はありません。
それは、ほかでもない自分が死ぬときに後悔したくないからです。
そんな生き様は如何ですか?
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