皆さんは神を信じますか?
私はあまり信じていません・・・。(;^_^A
ところで、
「信じる者は救われる」
という言葉を聞いたことがありますよね?
この言葉の語源や意味をご存知でしょうか??
私は知りません(-。-)y-゜゜゜
・・・・・・・
というか、はっきりしないのです。
皆さんは何となく、
神(イエスキリスト)を信じる者は、神によって苦難から救われる
という風に理解しているのではないでしょうか?
キリスト教の聖書には、それらしい言葉も出てくるようです。
神を信じない私の解釈を、宗教観を交えながら紹介したいと思います(;´∀`)
最初に言っておくと、私は無宗教者ですが、無神論者ではありません。
????
となった方のために説明すると、
無宗教者とは、特定の宗教を積極的に信仰しないが、かと言って神を完全に否定するものでもないという人達も含みます。
無神論者とは、一切の神の存在を否定する者です。
私は、積極的に信仰はしていませんが、古くから日本に存在する、
「八百万の神」
という考え方には賛同しています。
なので、あえて言うならば「神道」ということになりますか。
初詣も神社に行きます。結婚式はチャペルでしたが・・・(;・∀・)
八百万の神とは、
「山や土地、石や水など、ありとあらゆるものに神が宿っていて、自然の恵みをもたらすと同時に災いももたらす存在で、自然に感謝し、自然の脅威に畏怖し、自然と共存していく」
という農耕民族によく見られる多神教の特徴を持つ信仰です。
これは日本古来からの思想で、宗教と言うよりは日本の文化そのものです。
でも、実は宗教として「神道」という言葉が定着したのは、天皇を神格化するために明治になってから使い始めたからと言われており、意外と歴史は浅いのです。
外国の多くは、宗教を道徳教育の柱にしています。
多くの国民が何らかの信仰を持っていることと、大体の宗教には教典があり、その教典で色々な道徳的規範を示しているからです。
神道には教典はないし、そもそも日本人は無宗教者がとても多いです。
過去に行われた調査では、実に約75%の日本人が無宗教という結果もあります。
まぁそんなもん正確に分かる訳ないとは思いますが・・・。
だから、外国人は日本はどうやって道徳教育をしているのか??なぜ信仰していないのにそんなに道徳心が高いのか??と疑問に思うそうです。
それは、日本には古来から伝わるこの八百万の神という考え方が根付いており、先祖を敬い自然を恐れることから道徳を高めてきたのです。
その他仏教の歴史も古く、「自分の悪行は自分に返ってくる」というような教えも日本人の心に根付いています。
意外と知られていませんが、日本の祭日や色々な行事などは、神道や仏教と密接に関係しているのです。
先ほども言ったように、宗教と言うよりは文化そのものになっています。
憲法で信教の自由が保障されていて、何を信じるも信じないも自由です。
しかし、日本の歴史と伝統から考察するに、特に信教がない人達も無意識で神道や仏教の教えを柱として子供をしつけていることから、潜在信徒と言えるのではないでしょうか。
「ご先祖様に足向けできない」「神様はどこにでもいて、いつでも見ている」
などです。
宗教と言うと違和感や嫌悪感を覚える人も多いかと思いますが、この考え方自体は宗教の枠を超えて素晴らしいものだと個人的に思います。
さて「本題の信じる者は救われる」です。
あくまで専門的知識もない無宗教者の私が考える解釈であって、何の根拠もありません(;・∀・)
「信じる」は神だけではなく、何でも良いです。
できると信じてやるのと、信じずにやるのでは結果に差が出るのは想像できると思います。
信じるのは神でも仏でもいいし、他人でも自分でも技術でも何でも良いのです。
でも、やはり神が都合が良いでしょうね。
なぜならば、日本人って困った時には
「神様!お願いします!!」
って「神頼み」しませんか??(笑)
「救われる」は強さを得るということです。
人は自分以外のものを信じることにより、自分自身を信じることに加えて+αの力を得ることができます。
特に自分が不安になった時や窮地に陥った場面等においては、神頼みすることによって精神的安定を得られます。
よくオリンピック等の大舞台で、トップアスリートが競技前に十字をきっているシーンをご覧になったことがあると思います。
自分だけでなく他のものも頼った方が力は得やすいのです。
要は、自分以外のものを「信じる」ことにより精神的に背中を押してもらえるということですね。
でも実はこれって神に救ってもらっているのではなく、自分自身の心の拠り所によって救われているんですけどね。
だから何でも良いんですよ。
日本人は、都合のいい民族です。
生まれてしばらくは神道で「お宮参り」や「七・五・三」を行い、バレンタイン、ハロウィンなどのイベントや結婚式はキリスト教で、死ぬときは仏教でお経をあげてもらう・・・。
初詣は神社とお寺とどちらに行くべきですか?と神主と住職に尋ねたら、両者とも「どちらでも良いんです」と答える・・・。
日本人って本当におおらかですよね(#^^#)
宗教とは関係ないけど、日本食の主食である「米」はどんなおかずにも合うので、洋食から中華から何でも抵抗なく日本食に組み込まれ浸透していったという話を聞いたことがあります。
そういう日本の柔軟性って大好きです。
あっでも外国人に宗教を聞かれたら、何か答えた方が良いらしいですよ。
無宗教と言うと軽蔑する人も多いようです。
仏教か神道と答えとくと無難ですね。
だって意識して信仰していなくても、我々の心や生活に確実に根付いているから。
何だって良いんですよ!信じられるものがあるなら。
信じる者は救われるのです。
そんな生き様は如何ですか?
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