安全運転を伝授します!

皆さんは車を運転しますか?

マイカーを持っていない人でも、会社では運転するという人もいると思います。

車は走る凶器です。そして車の運転は業務とみなされます。

人身事故を起こすと「業務上過失致死傷」を問われますよね?

運転が好きでも嫌いでも、運転する以上は業務であることを念頭に、安全運転を心がけましょう。

今回は、私が普段運転しているときに意識していることを伝授します。

車の性能を知る

レーシングカーとファミリーカーでは、性能が大きく違うのは理解できると思います。

その性能の差は、同じ乗用車でも車種によって変わります

もっと言えば、同じ車種でも一台一台微妙に違います

まずはハンドルを握る車の性能を把握することが大切です。

アクセルをどれくらい踏んだら、どれくらい進むのか。

ブレーキをどれくらい踏み込んだら、どれくらいの制動がかかるのか。

ハンドルをどれくらい切ったら、車がどれくらいの反応をするのか。

死角はどの位置にどれくらいあるのか。

最低でもこれくらいは把握しておく必要があります。

できれば、急アクセルでどれくらいダッシュできるのか、急ブレーキでどういう動きになるのか、知っておきましょう。危険回避時に重要な要素です。

新車を買うと、是非は別として「慣らし運転」を推奨されていますね。

これは、主にエンジンを含めて車の各部をしっかりと馴染ませることが目的ですが、実は運転者が車に慣れるという意味もあるのです。

私も社用車を運転するときは、はじめはじっくりと車の反応を確かめながら慣らし運転を行います。

常に危険予測をする

車は動いている以上、常にぶつかる危険があります

いや、止まっていても突っ込まれる危険があります。

後悔を先に立たせるためにも、起こりうる危険を事前に予測して回避する行動をとるか、回避に向けた準備をしておく必要があります。

具体例を挙げます。

<ケース1>

進行方向の路肩に駐車車両があった場合、ドアが突然開くかも・・・と予測しなければなりません。

通過する際に、それを見越した距離を取っていないと、開いたドアにぶつけるか、それを避けて対向車等にぶつかるという事故に繋がります。

私は、駐車車両があれば人が乗っているかどうかも確認しています。

これは、あらかじめ回避行動をとるパターンです。

<ケース2>

交差点で、対向車が右折しようと停車しています。

無理やり右折してくるかもと、アクセルを抜いてブレーキに足を乗せておくというのは、回避に向けた準備になります。

この場合に回避行動としてブレーキで減速までしてしまうと、対向車に「譲ってくれた」という誤ったメッセージを与えかねず逆に危険です。

ケースバイケースで一概には言えませんが、こういう点まで意識して運転するだけでも、安全性はかなり増すことになります。

よく言われるのは、運転は「○○だろう」判断ではなく、「○○かも」の姿勢が大切です。

安全空間を確保する

運転する際、できるだけ自車の前後左右のスペースを確保しましょう。

というのも、横から何かが飛び出してきた時、反射的に反対側に避けることになるからです。

その時にスペースがないと、さらに他車にぶつけることになります。

一般道では難しいこともありますが、最悪なのは前後左右を車で囲まれることです。

全く逃げ道がないですよね。

○前車との車間距離を保ち

○左右の車と並走しないようスピードを調整し

○後ろに迫られたら道を譲る

これらを心がけて安全スペースを保ちましょう。

そのためには、前だけを見て運転するのではなく、ミラーで前後左右を常に確認しておく必要があります。

前後左右を常に把握しておけば、車線変更時や右左折時の確認も楽ですよ。

前だけ見て運転していませんか!?

たまにサイドミラーを畳んだまま運転している人を見かけますが、全く見てないということですよね(;・∀・)

まとめます。

運転する車の性能を把握し、適切な危険予測に基づき準備または回避行動をとり、そのためのスペースを確保しておく

これが大切です。

人身事故は人の安全に関わるものです。

そして起こしてから後悔しても、もう事故前には戻れないのです。

先に後悔して、明るい未来にしましょう。

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