社会人の皆さん、新型コロナと上手に付き合っていますか?
今回のコロナ禍で、仕事環境が大きく変わった人も多いのではないでしょうか。
仕事とは、国語辞典では「生計を立てる手段として従事する職業」とあります。
今回は、その仕事について私見を述べます。
仕事とは
「生計を立てる手段として従事する職業」を簡単に言うと、
「生きるために働く」
ということでしょうか。
確かに、働いてお金を稼ぐ第一目的は、「生きるため」でしょう。
プロとアマチュアとの違いは、「対価を受けとる」ことにあります。
さて、果たして受け取る対価に相応しい「仕事」ができているでしょうか。
サラリーマンとは、サラリーを受け取る人のことです。
サラリーとは、給料のことです。
その給料は、国や地方公共団体、会社から支給されます。
その額は、その仕事に相応しい額に設定されているはずです。
危険が伴う仕事や、誰にでもできるわけではない仕事だと当然高くなります。
誰にも真似できない希少な絵が高い値が付くのと同じです。
ゆえに、希少性のある仕事をできる人が、より高いサラリーを貰えるわけです。
特に特殊技能や高度な頭脳を必要としない仕事は、必然的に安くなります。
良くも悪くも、それが仕事です。
プロとして
給料をもらって働く人は、プロということができます。
一般的にはそういう理解だと思いますが、私の思うプロは少し違います。
私の考えるプロとは、
「期待される以上の結果を出す人」
です。
仕事の対価として給料を受け取る訳ですが、その対価以上の成果を出すのです。
これを「損」だと捉える人は、下の下ですね。
決して就業時間を超えて働けということではありません。
決められた時間、条件の中で、大多数の人が考える成果を超えろと言っているのです。
そのことのメリットは3つです。
1 その人の評価を高めて好待遇に繋がる
2 その人の属する会社の評価が高くなり、社の発展に繋がる
3 目標を高く置くことで、失敗しても求められる最低限の結果を出すことができる
1はそのままの意味であり、説明の必要もないと思います。
2は、個人は会社の看板を背負って働いているため、個人の高評価は往々にして会社の評価に直結します。
これは逆に、悪い評価にも言うことができます。
3は、もし目標を求められるレベルに設定していると、ワンミスや思わぬトラブル1つで合格点を下回ってしまいます。
だからプロとは、常に求められる成果の上をいかなければならないのです。
理想のプロ
私の思い描く理想のプロとは、
「涼しい顔をして、周囲が驚く結果を出す人」
です。
格好良くないですか??
王選手やイチロー選手の努力は有名な話ですよね。
努力とは、人に見せるために行うものではありません。
結果を出すため、自分の実力を高めるために行うものであり、人が見ている見ていないは関係ないのです。
その自分のために行う努力は表に出さなければ、人からは「サクッと」終わらせているように見えます。
でも実は、求められる結果よりも高次元に目標を置き、その結果を出すために死に物狂いで努力しているのです。
以前、剣道の内村選手の言葉を紹介しましたが、まさにそのとおりだと思います。
誰も真似のできないくらいの結果を出したければ、誰も真似のできないくらいの努力をしなければならないのです。
努力は執念と呼べるレベルまで高めないと、結果はついてきませんし、真のプロとは言えないと思います。
さりとて、プロも失敗はします。
その失敗から学び、努力にさらに創意を加えて高めていくのが真のプロなのでしょう。
なかなか難しいです。でも難しいからこそ、成し得た時に価値があるのです。
最後に上杉鷹山の言葉を紹介します。
「為せば成る
為さねば成らぬ
何事も
成らぬは人の
為さぬなりけり」
私もこの言葉を胸に頑張りたいと日々格闘しています。
そんな生き様は如何ですか?
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