ペットと暮らす~命を預かるということ~

皆さんはペットを飼ったことがありますか?

ペットの中でも、犬や猫を飼ったことはありますか?

そして、犬派ですか?猫派ですか?

私は犬派です(*’▽’)

犬は、飼い主に会うと、全身で喜びを表現してくれますよね。

好かれてればの話ですが(-。-)y-゜゜゜

猫はツンデレで、感情をあまり態度には表しません。

でも、犬は基本的に毎日散歩が必要です。

猫は放置しても大丈夫です。

それは性質の違いによります。

犬はご飯があればあるだけ食べますが、猫は食べたいだけチョコチョコと食べるので、大量に置いておいても大丈夫なのです。

個性や習慣によりますが・・・。

また、犬は人に懐きますが、猫は家に懐きます。

という訳で、猫さんは1~2日程度なら家に放置して旅行に出かけても大丈夫なのです。

ただし、室温には配意が必要です。

さて、今回はそんなペットについてのお話しです。

職場の近くで、必ず決まった時間に川っぺりで犬を散歩させている老夫婦がいます。

その犬は、下半身が不自由らしく、リードで半分持ちあげられる形で散歩しています。

いつも奥さんがリードを持ち、旦那さんがその場所まで載せてきた空のカートを押しながら後から付いて行っています。

その奥さんは、左手で下半身用のリードで下半身を半分持ち上げ、右手で犬の方向をコントロールするリードを持っています。

見ていて、奥さん大変だな~と思うくらいに力を要する散歩です。

これを毎日毎日続けるのって、若くない老夫婦にとって心身ともに疲弊する作業だと思うのです。

でも、その夫婦は天候が悪くない限り、毎日決まった時間に散歩させています。

それも、悲壮感などを全く感じさせずに。

「あぁ、これこそが命を預かるということなんだなぁ。」

と、つくづく感じた次第です。

ペットを飼う以上、そのペットの命を預かることになります。

なぜならば、そのペットは飼い主が面倒をみないと生きていけないからです。

一旦ペットの命を預かった以上は、飼い主にその命の面倒をみる義務と責任があります。

命ということを忘れて、あまりに気軽にペットを飼い、そしてペットを死なせたり、捨てたりする人が多くないでしょうか。

捨てられたり迷子になって保健所に保護されたペットは、新しい飼い主や引き取り手がなければ殺処分されます。

その数は、減少傾向にあるものの、犬と猫だけで実に年間4万近い数です。

環境省データ

これは諸外国と比べて非常に多く、日本は後進国と断言できます。

悲しい事実ですね。

かくいう私も、実家にいた頃に犬を飼っていて逃げられてしまった経験があります。

私が飼いたいと言って飼いだしたこともあり、雨でもちゃんと朝晩の散歩はちゃんと行っていました。

戸建てで庭で飼っていたのですが、鎖が何らかの拍子に首輪から外れたようで、綺麗にいなくなっていましました。

散々探しましたが、結局は見つからず、本当に申し訳ない気持ちで悔やみました。

飼い主は、逃げられないように管理する義務も負います。

逃げてしまうと、結局は捨てたのと同じ運命を辿るからです。

いつも見るその老夫婦からは、預かった命を最期まで責任を持って面倒をみようとする気概を感じます。

普通の散歩でも重労働なのに、家でも色々な介護を行っているかと思うと、その負担は計り知れないものがあると思います。

誰にでもできることではないかもしれませんが、誰でも行わなければならないことです。

命を預かるとは、そういうことだと思うのです。

我が家では、猫さんを飼っています。

もう15歳ですが、元気いっぱいのツンデレの甘えん坊さんです。

聞き耳だけは立てるの図

この子がもし介護が必要になったしても、最期まで面倒をみる覚悟です。

15歳ですから、子供が家を出る前に旅立つことでしょう。

でも、子供に命の大切さ、儚さを伝えてくれることでしょう。

今日もありがとう。明日もよろしくね!

毎日そんな気持ちで共に暮らしています。

皆さんも、ペットの命を責任を持って預かってくださいね。

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