公務員を目指す方へ~実態を知っておいてください~

皆さんこんにちは♪

皆さんは、子供時代になりたかった職業に就いていますか?

私が子供時代になりたかったのは、ズバリ警察官でした。

小さいころから、スーツ着て毎日満員電車でボロボロになりながら会社に通う普通のサラリーマンが嫌で嫌で・・・(;´∀`)

まぁ警察に入っても、通勤で満員電車に乗ってた訳ですが・・・。

子供のころになりたい職業は、社長やプロスポーツ選手などの夢物語的な要素も強いですが、親が子供になって欲しい職業は、自分の経験や苦労がベースにあります。

このコロナ禍で、多少なりとも変化があると思いますが、やはり強いのは公務員でしょうか。

最新の調査でも、男の子で1位、女の子で3位にランクインしています。

これは、警察官や消防官などは別項目として独立してありますので、純粋に官庁や都道府県庁、市町村の職員等になります。

元警察官という公務員として、公務員について書きたいと思います。

公務員を目指している方及び親御さんの参考になれば幸いです。

公務員という職業

公務員は、不景気に強い安定した職業と言われます。

確かに、景気に多少は左右されるものの、ボーナスがカットされたり、給与が大きく下がることはありません。

住宅ローンを組む際など、とてもとても有利になります。

簡単に解雇されることもなく、基本的に厳しいノルマを課されることもありません。

あくまでも一般的な公務員の話であって、全てに当てはまるものではないことは申し添えておきます。

悪い言い方をすれば、毎日毎日決められた勤務時間に、自分に課せられた仕事をやれば良いわけです。

そこには、何かを達成してやろうとか、これを勝ち取ってやろうとか、いかに利益を得るかとか、そういった明確な目的意識はあまりありません。

くどいですが、全くないわけでも全員がないわけでもないですよ。

でも、システムとしてそういう風になっているのです。

なぜならば、公務員というのは、国や県などの政府・行政の決めたことに従い、決められたとおり行うのが基本だからです。

1人でも違うことをすると、国民等に公平性を担保できません。

決められたことに従うのは普通の会社でも同じといえば同じですが、決定的に違うのは公務員は成果に応じて給与が大きく変わることはありませんが、一般の多くの会社では成果に比例して給料が上下する点です。

それが明確な目標となり、1人1人の仕事に対するモチベーションが違ってきます。

今は公務員も能力給が導入されて多少は給与に差が出ます。でも、そもそも明確な数字等の成果を求められていない公務員に、どうやって差をつけるのでしょうか。

結局はまじめな態度や上司の印象が全てになってしまうのです。

積極的に凄く頑張っている好印象な人1割と、逆にすぐにさぼる悪い印象の人1割のほかは、みなほぼ横並びです。

良くも悪くも、公務員とはそんなものです。

それを知っていないと失望し、早期の辞職に繋がります。

つまらないと言えばつまらないし、楽といえば楽です。後はその中にあって、自分がどう動くか・・・ですね。

公務員になるためには

普通に大学を出て、必要に応じて専門学校に行って試験対策をやって試験を受ければ大丈夫です。

筆記試験は、基本的に広く浅い知識を問われます。

面接は、常識的な人かどうかを見ます。

公務員としては、めちゃくちゃ能力の高い人も、めちゃくちゃおバカな人も採用しないです。

要は、当たり障りのない中間層が採用されるのです。

それは、能力の高い人は適当にやっている者と横並びの評価に嫌気がさし、自分の腕を試せる職場に転職して辞めていき、おバカな人は不祥事をやらかして辞めていくからです。

公務員に求められるのは、定年まで不祥事を起こさず、簡単に辞めず、自分の個性をあまり発揮せず、理想を追求しすぎず、決められた通りに当たり障りなくそれなりに勤めてくれる人材なのです。

ただ、不景気になると競争率が上がるので、それなりには全体的にレベルが上がります。

ちなみに、警察官になるには早い方が良いです。高卒ですね。

警察という組織は、学歴よりも「期」が優先されます。

「期」は、入った年で決まります。

なので、例え年上だろうが期が下なら「1期違えばクソ」として雑に扱われます(;^_^A

大卒の資格が欲しければ、就職した後に夜学に通って取得すれば良いでしょう。

ちなみに警察では「階級」もありますが、警部補程度までなら「期」が優先される傾向にあります。

警部からはほぼ管理職になって人事評価をする立場になりますので、例え後輩でも丁重に扱われます。

警察学校時代に教官だったとしても、将来的に階級で抜かれたら、上司として接しなければなりません。屈辱です。

実際に私が警部になって現場に出た際に、私の学校時代の担当助教(巡査部長)が直属の部下となりました。

向こうも嫌だったと思いますが、こっちもやり辛かったです(;´∀`)

官僚になるためには、上記とは大きく変わってきます。

官僚とは、「1種」(国家公務員)や「上級職」(地方公務員)で合格した、いわゆる「キャリア」と呼ばれる人たちです。

キャリアは、それなりの大学を出る位の学力がないと合格できません。国等の中枢を担う人材なのですから当然です。

たとえ合格しても、出た大学によって「東大閥」「京大閥」のように区別され、出世が決まります。

若いうちから頑張って、出来るだけ良い大学を出ましょう。

官僚になれば、それなりに出世が約束されるし、政界に打って出ることも現実的になってきます。

同じ職場でも、いわゆる叩き上げでは就けるポストに限界があるので、トップを目指したい人は頑張ってください。

公務員はお勧めか

お勧めかどうか聞かれれば、お勧めです(*^-^*)

一般的な公務員と同水準の収入を得るためには、それなりの民間企業に入る必要があるからです。

それ位に公務員の給与は仕事内容に比べて優遇されています。

腕に覚えがあって、自分の腕で成り上がりたい人は民間に入って、チャンスがあれば自分で起業しましょう。

起業するジャンルにもよりますが、ノウハウと人脈は絶対に武器になるので、そのジャンルの企業で修行してからの方が良いと思います。

ここからはPRです(*´▽`*)

HPA(ヒューマンプロテクトアドバイザー)では、公務員の採用試験対策も行っています。

特に、警察官の試験や採用後に入校する警察学校の対策もバッチリです。

だって実際に教官をやっていましたから(^_-)-☆

警察学校における成績は、背番号のように一生付きまといます。

色々な研修に行けたり、プロジェクト等に選抜されるためには、警察学校の成績が大きく影響します。

専門学校は、筆記試験に合格するためだけに特化しています。面接対策はあまり的を得ていません。

面接対策は過去にもお話ししていますが、細かい部分は私たちにお任せください。

だって実際に採用面接やっていましたから(^_-)-☆

まずは、お気軽にご相談ください。

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