経験は最強の武器~井の中の蛙になるな~

皆さんこんにちは♪

すっかり夏の日差しになってきましたね~。

この間まで暖房を使っていたのに、すぐにクーラーを使うことになるなんて・・・(;´∀`)

でもこの時期はまだ朝晩はヒンヤリするので、寝る時に窓を開けて涼しい風が入ってくるのがとっても好きです。

私はどちらかと言うと、暑いよりも寒い方が好きですね。

寝る時に寒いんだけど布団にくるまってジワジワ温まってくるのって最高に心地良くないですか!?

皆さんはどうですか?

さて、寒いと言えば、私が警察時代に寒いな~と感じた出来事を紹介したいと思います。

警察では、上司が部下を仕事上の指導をするほかに、「身上監督」といってプライベートまで踏み込んだ指導監督も行っています。

「えっ??プライベートまで管理されるのか!?」と一般の人は感じると思います。

これは大きく分けて「その部下を救う」という目的と「組織を救う」という目的があります。

例えば、家を建ててローンを組むとなった時に、資金計画を提出させてそれが無理がないか判断するわけです。

車を買うときも、結婚する時も、引っ越す時も、旅行をする時にだって、下手したら飲み会するにも全て上司に報告しなければなりません。

余計なお世話以外の何物でもないわけですが、警察においては当然のように行われています。

まぁそれなりに理由もあります。

例えば年収300万しかないのに、5000万の住宅ローンを組もうとしてるとか。

破綻する危険が高い場合、銀行の審査にパスしてもそれを事前に止めてあげることも必要なのです。

あとは、飛行機事故が発生した時に搭乗予定の便ではないか確認出来たり・・・・。

ん?確認出来たからどうなん??(;・∀・)

ただ、そこで私がよく感じたのが、

「住宅ローン組んだことがない奴に何が分かるんじゃい!!」

ということです( `ー´)ノ

そう、上司というだけで、それに関して経験もない人が部下を指導していたりするのです。

どう考えてもおかしいですよね(;^_^A

車を買ったことがない人が指導する、株投資したことない人がやめとけと指導する、民間を知らない人が民間への転職を否定する・・・などなど。

「百聞は一見に如かず」

ということわざがありますね。

やはり、その人がどれだけ勉強して周囲の人などから話を聞いていても、1回でもやったことがある人には到底かなわないということです。

上司として指導監督しなければならないのは仕事なので仕方ないことです。

でも、「何か言わなければ・・・」や「経験はないけど俺が正しいんだ!」という上司ほど迷惑なことはありません。

本来、行動する一人一人がしっかりと考え、無理のない計画を立てる必要があります。

明らかな無理がないのであれば、無理して指導する必要なんてないのです。

特に警察組織においてありがちなのが、「井の中の蛙大海を知らず」になることです。

その組織しか世間を知らないくせに、世の中の全てを知っているつもりになって、偉そうに上司として御託を並べるのです。

特に警察組織は上下関係が厳しく、多少理不尽なことや不合理なことを言っても部下は「はい」としか言えない環境が「井の中の蛙」上司の増殖を助長させています。

私の経験から言うと、本当に世の中を知っている人ほど謙虚です。

上からものを言ったり、詳しく事情も聞かずに断言したりしません。

逆に知らない人ほどそれを隠そうと強く出てマウントを取ろうとします。

そういう人は大体「断言」してきます( ゚Д゚)

弱い犬ほどよく吠えるのと同じですね。

言い換えればお山の大将です。サルですね(^_-)-☆

そうならないよう、ひとつでも多くの経験を積むべきです。

その経験をどう生かすかは、以前「同じ体験でより多くの経験値を得る方法」でお話ししたとおりです。

ちなみに、この「百聞は一見に如かず」には続きがあります。

「百見は一考に如かず」

 百回見るより、一回自分で考えることのほうが大切である

「百考は一行に如かず」

 百回考えるより、一回自分で行動することのほうが大切である

「百行は一効(果)に如かず」

 百回行動するより、一回自分で結果や成果を出すことのほうが大切である

「百効(果)は一幸に如かず」

 百回結果や成果を出すことより、一回自分の幸せにつながることのほうが大切である

「百幸は一皇に如かず」

 百回幸せにつながるより、一回自分がみんなのために行動することのほうが大切である

どうでしょう。

何か事を起こす時、その事に関して知識があれば問題ないですが、あまり詳しくない場合には、まず自分で勉強しましょう。

私も家を建てる時、担当の営業を言い負かすほどに本当に勉強しました。

住宅ローンも、自身の転職というタイミングでどう組むのか、持っていた不動産をどのタイミングでどう売り抜けるのか、身をもって経験しました。

だからこそ、人にもアドバイスできます。

正解なんて一つではありません。人によってタイミングによって大きく変わります。

より多くの経験をして、より多くのことを学んだ者勝ちです。

そして経験には失敗もつきものです。

失敗から学ぶことも多くあります。

ただし、避けられる失敗は避けていきましょう。

特に、取り返しのつかない失敗は回避すべきです。

危険予測、リスクマネージメントをしっかりと行い、有意義な人生にしましょう。

そんな生き様は如何ですか?

コメント

PAGE TOP