伝えるコツ

皆さんこんにちは♪

皆さんは人に何かを伝えたいんだけど、上手く話せなくてもどかしい思いをしたことはありますか?

うちの子の話は、「あ~でもない、こ~でもない」と右に行ったり左に行ったりで、肝心の本題部分に辿り着く頃には本人も何を話そうとしたのか分からなくなるという・・・・(;´∀`)

聞いてるこっちが眠くなります(´Д⊂ヽ

私は得意ではありませんが、警察時代に人材育成に長く携わっていたので、人前で話す機会が多くて経験だけはたくさん積ませてもらいました。

大勢の前で何かを伝えるって、1対1で話す時と違って緊張もするし、プレゼンだったりすると上司の反応とかが気になってプレッシャーも大きくなりますよね(;´Д`A “`

今回は、私なりに会得したそんな場面でも上手く伝えるコツを紹介します。

相手が何を求めているか把握する

学校などの講義や講演会やプレゼンなど、何でも同じですが、相手が求めていることからかけ離れた内容の話をしても意味がありません。

意味がないというか、お金を取って行っているのであれば返金ものですね。

まず大前提として、ニーズを把握しそれに沿った内容である必要があります。

「〇〇について話して欲しい」

という依頼でその〇〇について話すにしても、○○の何を求められているかを考えないとただの自己満足に終わってしまいます。

私もよく色々な講義や講演会などを聴講することが多いですが、本当に多くの人がこの基本的なことができていないと感じます。

確かに口下手だったりということもあるでしょうが、話すのが下手でも何を伝えようとしているかはしっかりと伝わります。

そういう表面的なことではなくて、その伝えようとしていることがニーズとマッチしていない人が多いのです。

「えっ?授業だったら講師が一方的に決めて話すものじゃないの??」

と感じるかもしれませんが、実はそうでもないのです。

例えば「健康維持」について講義するとして、受講生が20代の若者なのに講師が50代の自分が気を付けていることを延々と話しても、「いや俺らには関係ないし・・・」ってなりますよね?

相手のニーズというものを考えるならば、20代から気を付けるべき健康法などを話すべきですよね?

そういうことです。

新しい企画をプレゼンするにしても、企画の斬新さや素晴らしさばかりをアピールしていても下の下です。

その企画により、社会にどういう貢献ができるのか、利益になるのか、どういうデメリットがあるのかなどが上司の気になる所でしょう。

大切なのは、「自分が何を伝えたいか」ではなく、「相手が何を求めているか」なのです。

それを把握したうえで、何を一番伝えたいかを考えましょう。

できるだけコンパクトにまとめる

「スピーチとスカートは短ければ短いほど良い」というスピーチの名言がありますが、プレゼンなどにおいても同じです。

質問が殺到して長引く分には良い事ですが、手短にコンパクトにまとめるのが原則です。

皆さんの話を聞くということは、その人のその時間を拘束しているのです。

理路整然とまとめておきましょう。

特に準備不足がバレバレになる、途中のもたつきは避けた方が良いです。

とはいえ、逆に緊張から早口になって嵐の様に喋りまくってあっという間に終わったのでは、相手の心に何も残りません(;´∀`)

できれば、途中途中で間を取って聴講者の表情などを見られればベストです。

頷いて理解しているようなら、どんどん進んでいきましょう。

いまいちな反応であれば、キリの良い所で「ここまでで何か質問はありますか?」などと水を向けてみましょう。

ただし、あまり周囲の顔色ばかりを窺っていると、険しい表情が並んだ時に心が折れてしまう可能性があるので、適度にしておきましょう(^_-)-☆

自信を持って堂々と話す

話し手の態度は、受け手の印象に大きく影響します。

どんなに良い企画でも、おどおどしながら話していたのでは、「何か隠しているデメリットがあるんじゃないのか」と痛くない腹を探られることにもなりかねません。

なので、堂々と自信を持って話すようにしましょう。

でも人前で話すことが苦手な人にとって、それは酷な注文かもしれません。

どうすれば、自信を持って堂々とできるのでしょうか。

それは、事前に何度も何度も何度もリハーサルすることです。

私はよく、頭の中で予行演習をしていました。

これはプレゼンや講演に限らず、何に対しても有効です。

射撃競技でよく行っていましたね。

通勤電車の中でも、風呂に入っている時でも、寝る前のベッドの上でも、街を歩きながらでも行えます。

運転中は危ないので止めときましょう(;^_^A

それだけ経験を積み、頭の中で上手にできるようになれば、自信がつきます。

自信がつけば、堂々と振舞えます。

昔、警察官僚であるいわゆるキャリアは、決裁の時に部下の態度でサインするかどうかを決めると聞いたことがあります。

なるほど、部下を持つようになってそれが分かりました。

その部下が、その案件を自信を持って説明できるまで練り上げたものなのであれば、細かいことは聞かずとも安心してサインできます。

おどおどしている場合、何かしら突っ込まれたくない部分があることが多いです。

もしくは、そのまた部下に丸投げで作らせていて、自分自身があまり把握していないことも・・・。

とにかく、決裁の内容、プレゼンの内容、講演の内容は、態度に現れると言っても過言ではないのです。

自信を持って臨めるよう、事前に血を吐く努力をしましょう。

さて( ´ー`)y-~~

如何だったでしょうか。

プレゼンが苦手~という人も多いと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。

できれば最初にアイスブレイクを効果的に入れるのと、トータル3回笑いが取れれば完ぺきですね(^_-)-☆

皆さんの成功をお祈りしています。

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