自動二輪免許取得のコツを共有します

皆さんごきげんよう♪

いや~大型バイクを先に買って、後から後がない状況で免許取得、無事に完了しました(^^♪

何とか、規定時限内で補習もなく、卒検も1発でクリアできました(^^)/

とはいえ、エンストは何回も、転倒も1度しました(;’∀’)

攻めた結果です!

いや~約30年ぶりの免許取得でした。

教習所に通うに当たって、色々と勉強して、上手くいかずにあれこれ試行錯誤して何となくコツをつかんだので、共有したいと思います。

これから免許取得を考えている人、通っている人、卒検にどうしても合格できない人は参考にしてください。

総論

教習で教わるのは基本です。

そしてそれぞれ全ての決まりごとに理由があります。

特に普段二輪に乗っている人ほど「そんなの実際にはしないし」などと言いたくなってしまいますが、グッとこらえましょう。

「郷に入りては郷に従え」

言われたとおりにちゃんとやらないと、合格への道は険しくなります。

何事もコツがあります。

何時間も何時間も補習を受けても良いという方はそれでも結構ですが、時間もお金もかかるのでスムーズに取得したいですよね。

そこでお勧めなのが、「イメージトレーニング」です。

これは語るとめちゃくちゃ時間がかかるので、別途でアップします。

それでは各論に入ります。

「波状路」は大型二輪にしかありませんので、関係ない項目は各自で飛ばしてください。

坂道発進・踏切

二輪の世界もAT化しつつありますね。

スクーターはもちろん、スポーツバイクでもDCTという車と同じ機構が採用されつつあります。

とはいえ、MT教習はギヤとクラッチ操作をする必要がありますので、坂道発進もクリアしなければいけない課題です。

全体的なやり方は、教習で教わってください(;^_^A

具体的な注意事項としては、

●停車する前に確実に1速に入れておく

●焦らない(これ大事)

●リアブレーキをしっかりと踏んだまま、アクセルを少し回して回転が上がるのを音とメーターで確認

●半クラッチ(回転が下がり始める位置)の位置までクラッチを繋いでキープ

●リアタイヤが沈み込むのを感じたら、クラッチはそのままで徐々にアクセルを開けながらリアブレーキを戻す

これだけです。落ち着いてやれば問題ないはずです。

でも余裕ぶっこいて適当にクラッチを繋ごうとすると、大型でも余裕でエンストしますよ~。

ええ、しましたけど?(-。-)y-゜゜゜

慣れた頃が危険です。

S字・クランク・8の字

私は2速でやってました。

S字や8の字は、クラッチは触らず繋いだままで。

スピードはリアブレーキのみで調整。

クランクは、半クラッチを使いました。スピードが出過ぎて困るので。

これもブレーキはリアのみ。

低速域では、フロントブレーキは禁物です。

いきなりガクッとフロントが沈み込んで、バランスを崩しやすくなります。

フロントブレーキってめちゃくちゃ効くんですよ。

これは公道でも同じです。

S字と8の字は、バイクを傾けて曲がるイメージで、クランクはハンドル主体で曲がるイメージです。

人によると思いますが、私がバイクを傾けるイメージは、腰を使う感じです。

クイっとな(*’▽’)

腰を倒したい方にクイっとする感じ・・・(;’∀’)

そのためには、下半身がバイクと一体になっている必要があります。

散々言われていると思いますが、だからニーグリップが大事なんですよ。

種目とか状況によりますが、私はつま先をまっすぐに向けて足首でバイクを挟む感じですかね。

そうすると、自然に膝も開かず、お股全体でバイクと一体化しているイメージです。

下半身で一体化できれば、上半身の力を抜けますよ。

私も最初久しぶりにバイクに乗ったので乗り方を忘れてて、凄い上半身や腕に力が入ってました(;’∀’)

それって下半身でバイクと一体化できていなくて安定しないから、上半身で安定させようとしてしまうからなんですね。

バイクの基本は、下半身でバイクと一体化すること。だと思っています。

乗馬と同じですね。知らんけど・・・(-。-)y-゜゜゜

一本橋

これが難関なんですよね。

中免(普通自動二輪)を取った時には、落ちたこともなかったのですが、最初いきなり脱輪して愕然としました。

歳のせいでしょうか(;^_^A

掴んだコツとしては、

●スタート前に安全確認のタイミングで、「下半身の締め」と「上半身の脱力」を唱えて姿勢を正す

●橋に乗るまでは、しっかり目にスピードを出す(ゆっくり乗るとバランスを崩しやすい)

●視線をまっすぐゴール先に向ける(これ超大事。落ちそうになってそっちを見ると絶対にそっちに落ちます。むしろ反対を向きましょう。)

●乗ったらリアブレーキでスピードを落とす(大型だと10秒なのでまず減速する必要あります)

●速度を落とし過ぎたら反クラ(アクセルも必ず少し開ける)で上げる

●ハンドルは自転車で低速で走る時のように、左右に動かしてバランスを取りながら走行

●決して無理しない(これ超大事)

一本橋は、普通自動二輪7秒以上、大型10秒以上というリミットがあります。

ただし、脱論すると即検定中止となります。

練習では脱輪を恐れず色々と試してみるのも良いですが、本番では無理せず駆け抜けるのも手です。

1秒につき5点の減点ですから、大型でノーブレーキで7秒で駆け抜けても15点減点されるだけです。

絶対に落ちるよりは良いですよね。

一本橋が検定の最後の方なら、それまでの減点手応えで後があるのか無いのかで判断してください。

もうこれ以上減点できない~という場合は、果敢にタイムアタックするも良し、ほぼ減点ないんじゃね?って人は、安パイで無理せず駆け抜けましょう(^^)/

私が検定の時、前の順番の人が一本橋で脱輪しそうになり、アクセルを慌てて開けたらスリップして転倒するというショッキングな出来事がありました。(ウェットコンディション)

結局その嫌なイメージが焼き付いていたので、一本橋は8秒くらいで駆け抜けました((+_+))

結果的に減点はそれだけだったので合格できましたが・・・。

そういう手もあるってことですね。

スラローム

スラロームが苦手な人も多いのではないでしょうか。

私は結構好きで、最終的に練習では5秒台を連発できるようになりました。

検定でも何とかギリ5秒台!(*’▽’)

コツとしては、

●走行ラインはとにかく手前、手前で!(特に1個目のコーン)

●腰+ハンドルでしっかりとバイクを倒す

ですね。

1個目のライン取りに失敗すると、どんなに上手い人でも苦しい展開になります。

私が最後に掴んだイメージは、

●開始線を入ったら、1個目のコーンを曲がるのと逆に少し倒して(手前にもう一つコーンがあるくらいのイメージで)から1個目に入ると、めちゃ良い感じに1本目から倒せて手前側の良いラインを取れました。

ぜひお試しください。

特に大型の場合は、アクセルを使わないとタイムをクリアできないはずです。

普通自動二輪で8秒、大型で7秒以内となっています。

アクセルもブレーキも使わずにコーンをクリアしていって7~8秒台の印象でした。

でもまぁこれも減点でしかないので、無理せず

●コーンに当てない

●エンストしない

●転倒しない(足もつかない)

ことが最重要です。

これも1秒につき5点減点ですから、ゆっくり確実に行っても多少の減点で済むはずです。

コーンに接触(擦る程度だと減点)したり、エンストしたり、足を付いたり、転倒したりすると即検定中止です。

コーンに当たりそうになって、慌ててフロントブレーキ!ってのが転倒の典型的パターンでしょうか。

バイクを倒し過ぎて転倒!なんて人はまずいないと思います。

スラロームではクラッチも2速で繋いだままにして、操作するのはアクセルとリヤブレーキだけです。

思い切ってバイクを倒しても、エンストやフロントブレーキかけない限りまず転倒しないですよ。

練習で思い切ってバイクを倒してみてください。

私の場合、腰で倒すだけでは足りずに、ハンドルも意識して使ったイメージです。

出来るだけ各コーンの手前側で回れれば、気持ち良いくらいにコーンをクリアできていきますよ。

あと視線ですが、失敗する時って大体回るコーンを見てしまっています。

クリアすべきコーンって、実は一直線に並んでるんですよね。

その直線を、ぼんやりと全体的に俯瞰しながらやっていると、とてもスムーズに全体のライン取りができた感じです。

ちなみに、転倒したのはクランク・・・ではなく、クランク手前で人がいなくなるのを持っていて、いざ発進!という段階で、急いで加速して2速まで入れなきゃ~と焦って反クラで発進してバイクが傾いた状態でエンスト!

そのままゴロンと転倒してしまいました(;’∀’)

初日の出来事ですけどね。

急制動

これは、それなりのスピードからの停止になるので、フロントブレーキを積極的に使います。

リアブレーキをガツンと踏むと、ロックしてしまうので注意です。

特に路面が濡れている時ですかね。

その際に、少しでも車体が左右に傾いていると、転倒リスクが極めて高くなります。

コツとしては、

●スタートしたらできるだけ早く加速して素早く3速までギヤアップ(これ大事。早く加速すれば、開始線までに余裕を持って小細工できます。)

●開始線のできるだけ手前の段階で、指定速度(大型・中型40キロ、小型30キロ)+3~4キロに合わせて安定させる(加速が遅いと裕を持ってこれができません。)

●開始線直前でアクセルを抜く(エンジンブレーキで指定速度になるように。アクセルを抜いて同時にブレーキするよりも、はるかに落ち着いてブレーキに集中できます。)

街中で40キロだと大したスピードに感じませんが、教習所内では狭いため速く感じますよね。

ですが、ビビる必要はありません。

普通に強めにブレーキングすれば、普通に止まれるはずです。

波状路

これは大型だけの課題です。

これこそ正に乗馬と同じだと思っています。

っていうか、馬に乗ったことがある人の方がバイクより少ないか(;^_^A

じゃあ自転車の立ち乗りと同じです。

ステップの上に立つので、まさに足首からひざまででバイクと一体になる必要があります。

コツとしては、

●侵入する前の早い段階で姿勢を取って、リアブレーキとアクセルとクラッチの具合を確かめておく(これ最も大事。ここで確認しておかないと必要な時に必要な動作がリアルタイムで行えません)

●ゆっくり目に侵入し、フロントが段差に当たる時に合わせてアクセルを少し開けて反クラにしてすぐアクセルを戻す

●加速し過ぎたらリアブレーキで少し減速

●膝のバネで段差を乗り越える衝撃を吸収する(自転車を立ち乗りして段差を乗り越えるのと同じですね)

速度が遅すぎるとバランスを崩したり、早すぎても衝撃をいなしきれずにバランスを崩しやすくなり、規定タイム5秒も下回る可能性もあります。

とにかく、侵入前に早めに姿勢をとり、リアブレーキで減速しつつ効く感触を確かめ、アクセルを少し開けて反クラにして、これも感触を確かめます。

立ち姿勢だと感覚も変わるため、毎回必ず行っていました。

その日乗るバイクによっても個癖があって、感覚も違いますからね。

これをやらなかった時には、途中でエンストしたこともあります。

安全確認

教習所によって、若干の違いや独自ルールがあるようです。

そこで教わった通りにやりましょう。

ただ、確実に言えるのは、安全確認なんて練習の時に習慣化しておくことです。

検定は緊張するので、技術の要らない安全確認なんかに気を取られていては、肝心な課題で失敗する危険性が上がります。

コースは決まっているので、「ウィンカー」「確認」「車線変更」「ウィンカー消し」などの各動作を固定化して無意識でできるように習慣化しておきましょう。

イメージトレーニングを暇さえあればやりこんでおけば、簡単にできるはずです。

各課題については、イメージと実際の乖離が生じるかもしれませんが、単なる走行や操作であれば問題ないはずです。

皆さんの合格を祈っています(*’▽’)

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