安全・安心を得る3つのセキュリティ対策(永久保存版)

皆さんごきげんよう♪

前回、安心・安全についてお話しましたが、今回は具体的にどうやってそれらを確保するかについてお話しします。

住んでる環境に関係なく、一人一人が生活する上で興味がなくても読んで損はない内容だと思います。

かなり長くなりますが、セキュリティの概要が分かる内容になっているので永久保存版としてご活用ください。

セキュリティの基本的考え方

いきなり「安全はどうやって担保するか」・・・と言われても雲をつかむようですね。

最初にセキュリティの基本をお話しします。

まず、セキュリティというものは、

「線のセキュリティ」

「面のセキュリティ」

「点のセキュリティ」

の3つで構成されます。

順を追って解説します。

線のセキュリティ

「ここからは入っちゃだめよ」というラインですね。

一般家庭の外構フェンスや壁がこれに当たります。

ビルであれば入口扉などですね。

これは法律上も重要な役割を果たしており、フェンスなどで囲まれていることを「囲繞」(いにょう)されていると言います。

例え「立入禁止!」という看板などを設置していなくても「入らないでね」という管理者の意思表示になる訳です。

一般家庭にそんな立入禁止看板なんて設置しないですもんね(;^_^A

それでもそれを超えて侵入すれば、刑法でいう第130条「住居侵入罪」の適用範疇となるのです。

敷地の周囲に壁やフェンスを取り付けるのは、法律的にもセキュリティ的にも有効です。

しかし、線のセキュリティには、それを突破されたら無力になるという弱点もあります。

塀やフェンスは、侵入者を追っては行かないですからね(;^_^A

線のセキュリティは、予防・抑止・覚知的要素が強いです。

面のセキュリティ

線を越えられたら、今度は敷地などの面のセキュリティの出番です。

これは主に、人によるセキュリティとなります。

いわゆる警備員等によるセキュリティですね。

警備員は入口で警備しているイメージが強いかもしれませんが、巡回などによって敷地やビル全体を面で警備しているのです。

セキュリティ線で侵入を阻止できなくても、侵入を覚知することで警備員が駆け付けて対応が可能となります。

一般家庭でもその手のサービスは各警備会社が提供していますね。

一般家庭では警備員が常駐するわけではなく、警報装置を設置して侵入を覚知したら警備員が駆け付けるシステムです。

お金持ちの家の玄関付近に「ALSOK」などのステッカーが貼ってあったり、警報作動時に点灯するランプが設置してあったりするのを見た人も多いと思います。

セキュリティ線を越えられたら、この面のセキュリティが効果を発揮します。

点のセキュリティ

点のセキュリティとは、人に対するピンポイントのセキュリティです。

いわゆる「身辺警護」というやつですね。

線と面が敷地や施設に対するセキュリティなのに対して、これは人に対するセキュリティなので、場所に縛られず効果を享受できます。

警備会社も、この身辺警護は提供している会社としていない会社があります。

そう、難しいんです。

ちゃんとした知識がある人が、素養とセンスのある人にしっかりと教育しないと務まらないんです。

会社によっては、見た目だけそれらしく映えるようパパっと教育して就かせるところもあります。

そういう所は料金が安いです。

本来、命を懸けて守る訳ですから、それなりの料金がしてもおかしくないお仕事です。

なので、依頼する人はそれなりの社会的立場の人ということもあり、警備員にもそれなりの素養が求められる訳です。

経験者として言わせもらうと、とっても奥が深くて難しく、コストもかかり、時間も拘束される厳しいお仕事であり、誰でも出来るという訳ではありません。

この線と面と点のセキュリティを、想定されるリスクに応じて使い分けます。

個人で判断できない場合は、警備会社や専門家に相談することをお勧めします。

セキュリティの具体的方法

それでは、具体的にそれぞれのセキュリティをどう構築するか見ていきます。

線のセキュリティ

セキュリティ上は、一般家庭であれば塀やフェンスを設置した方が良いです。

更に上を目指すのであれば、そのフェンスの上に赤外線の警報装置やカメラなどを設置すると、それだけで防犯効果は高まります。

まぁ一般家庭で警報装置まで設置するのは現実的ではないでしょうけど(;^_^A

暴力団や大物政治家や大物芸能人の家には結構な率で設置していますね。

ただし、注意しなければならないのは、高い塀などで外部から完全に目隠し状態にしていると、逆に侵入してしまえば人の目を気にすることなく泥棒さんが仕事ができてしまいます。

防犯って難しいんですよ(;^_^A

ビルやマンションなどであれば、オートロック(セキュリティゲート)は必須です。

誰でもどこにでも立ち入れる状態は、非常にリスクが高いです。

まぁ規模が大きい建物ならば、マンションなら管理人、ビルならば警備員を置くのが一般的でしょうね。

最低でも、防犯カメラは欲しいところです。

犯人も捕まりたくないので、カメラを避けるからです。

発生してしまった最悪の場合でも、カメラの録画が残っていると事件解決の大きな手掛かりになります。

一般家庭でも、防犯カメラは一般的になりつつありますね。

ダミーではなく、できればちゃんと夜間でも録画できるものをつけたいところ。

注意点として、周囲の家との調和もあるので、あまりに物物しい見た目にならないように配意すべきです。

ドーム式↓のカメラなら、威圧感は薄れますが、その分抑止効果は弱くなります。

後付けだと工事費とかが心配・・・という方は、Wi-Fi式のものを選べば電源だけ取れれば自分で設置可能です。

カメラを家のWi-Fiに繋いで、スマホなどで画像を確認できるタイプですね。

なので、自宅(ルーター)から離れた場所への設置には向きません。

内臓のマイクロSDカードには記録されるので、全く意味がないわけでもないですが。

電源も、日が当たる場所であれば、ソーラー式のもので十分に運用可能です。

そうなると線は一切不要になるので、設置のハードルがかなり下がりますよね。

ではカメラをどこに設置すれば良いかと言うと、まずは玄関ですね。

後はその他の出入口など。

敷地の広さや建物の形によるので、それ以上の具体的な位置はこの場では言うことができません。

ところで、一般家庭でオープン外構が流行っていますね。

塀やフェンスなどがない、オープン状態の境界です。

その場合であっても、明らかに個人の敷地と分かる状態になっていれば、囲繞されていなくても要件を満たしていれば成立します。

客観的に見て、ここは個人の敷地だと分かれば良いのです。

広大な敷地でオープン外構になっている場合は、難しいでしょうけど・・・。

面のセキュリティ

普通の一般家庭では、警備員に常駐してもらうことは非現実的です。

よって面の警備は難しいのですが、防犯カメラは面のセキュリティにも有効なんです。

最近の防犯カメラはとても進化していて、手ごろな価格で自動追尾式のものまであるんですよ。

マンションでは、管理人さんが担っているのが多いですね。

警備員ではないので警備的視点に立った対応は望めませんが、同じ人が長く続ける場合が多く、住人との人間関係に基づくきめ細かいサービスが期待できます。

犯人側からすれば、大いに邪魔な存在であることに変わりはありません。

ビルや商業施設では警備員を雇うのが一般的かと思います。

「施設(常駐)警備」というセキュリティです。

人が警戒をするので、各種事件の抑止効果が期待できますし、「あそこに変な物が置いてあるので確認してください」などの色々な事象や要望に対しても柔軟な対応が可能となります。

ただし、弱点としてはあくまでも施設の警備であるため、個々人の事情に合わせた対応は基本的にできません。

例えば、ビル内に入っているこの会社のこの人がストーカー被害に遭っているから、この写真の人が来たらどうこうして欲しい・・・など。

彼らは、あくまでも一般的な不審者の侵入防止や事件事故防止や災害発生時の避難誘導等が使命となります。

そして人を置くとなると、それなりの費用はかかります。

ざっくり言うと、24時間で常に1ポスト置くとなると1日2人必要で、単価2000円としても、

@2,000円×1ポスト×24時間=24,000円/日、720,000/月

となります。配置に就いていない人に巡回などをやらせるともっとかかりますし、細かい話をすれば管理費や交通費などの必要経費も加算されます。

というか、この金額でやってくれる警備会社はないですね。

1ポスト24時間だと、まぁ最低でも月200万は見ておく必要があります。

とてもじゃないけど、個人契約では手が出せない金額ですよね(;^_^A

なので、普通の人は警報装置のみ設置して、発報時に駆け付けてもらうホームセキュリティが一般的です。

「機械警備」と言われるセキュリティです。

それだと月に1万円以下から利用可能です。

ステッカーを貼っているだけでも、防犯効果は高いですね。

私が泥棒ならその家は狙いません。

ちなみに、この警備会社のステッカーは非売品です。

警備サービスを契約している人に対して「貸与」されるものであり、契約もしていないのに勝手に貼付することは禁じられています。

また、契約が終了したら返却しなければならない物なのです。

でも似たようなステッカーがたくさん売られていますね(^^♪

それを貼っておくだけでも少しは効果があるかもしれません。

戸建て住宅においては、建物自体を「最後の砦」として防犯ラインを形成すると良いと思います。

具体的には、1階などの人が容易に出入りできる窓は「防犯ガラス」にしたり、シャッターを設置したりして、物理的に侵入を阻止又は時間がかかるようにして断念させるのです。

そもそも、南面以外の窓は人が侵入できない大きさにするのも手です。

これは寒さ暑さなどの快適性にもプラスに働きます。

2階でも、ベランダなど侵入が容易な所や足場となるものがある場所には対策をとりましょう。

これらは、基本的に建てる時に対策した方がコストも手間も大きく違ってきます。

マンションや賃貸だと勝手に仕様を変えられませんから、せめて窓を二重ロック↓にするとか侵入時間を少しでも遅らせる方策をとりましょう。

捕まえることよりも、入れないことが重要です。

意外に多いのが、無施錠で侵入されるケースです。どんな強固なガラスでもロックを何重にしても鍵が開いてりゃ意味ないですよね(;^_^A

5分侵入を阻止出来れば、泥棒さんの7割は断念するというデータもあります。

それを目安に対策しましょう。

点のセキュリティ

ピンポイントで個人を守る「点のセキュリティ」が、一番安全が確保されて安心が得られます。

いわゆるボディーガードというやつですね。

対人だけでなく、事故や災害などから守ることも点のセキュリティなら可能なのです。

その分、コストも一番かかります。

警備会社により値段がピンキリであり、同じ警備会社でも実際に担当してくれる人によってピンキリです。

この警護員は、強ければ良いという単純なものではありません。

ここで詳しくは言えませんが、大きく分けて警護は3つの効果があります。

「抑止」と「防止」と「阻止」です。

抑止

警護員が付いているというだけで、大きな抑止効果を生みます。

イメージとして、有名芸能人が黒人のでかくて厳ついボディーガードを引き連れているような感じです。

これは「屈強なボディーガードを雇っている」という一つのステータスにもなりますね。

警察による警護もこの抑止効果が大きいです。

これは、ハッキリ言ってそこに居るだけで良く、バカでも屈強そうで見てくれの良い人を付けとけば効果が得られます・・・。

未然防止

警護員が危険予測をして、事前に対処・対応して危険や危害の発生自体を防止又は回避するものです。

これは格好だけのバカにはできません。

知識と技能と経験とセンスが求められます。

危害を防ぐためには、実はここが一番重要です。

これを理解して意識して行動している警護員もとても少ないと感じています。

多分警察のSPですら・・・。

立ち位置、見ている方向を観察しているだけでも分かります(^^)/

「なぜそこに立っているのか」「何を警戒してそっちを見ていたのか」を聞いてみれば、その人の実力が分かるでしょう。

阻止

それでも発生する事態に、身をもって対処することにより対象に危害が及ぶのを阻止します。

これは肉体的・精神的な強さが必要です。

強くても、何かあった時にまず動けなきゃ意味がないですけどね・・・。

強くなくてはダメですけど、強いだけでもダメなんですよ。

まとめ

折れとるがな・・・

セキュリティには、「線」と「面」と「点」の3つがあります。

それぞれ特性が違って効果も異なるので、リスクに応じて組み合わせたり使い分けましょう。

例えば、ストーカーに付きまとわれているのに、線のセキュリティをしても自宅しか守れないです。

線を固めつつ、点で守るしかないのです。

セキュリティの手法は星の数ほどあり、対象などによって手を変え品を変えます。

これって守られている側からしたらよく見えない部分であり、それを評価するのは難しいんですよね。

「何もないことが成果」というセキュリティの世界は、えてして軽視されがちです。

「何もしなくても何も起こらない」治安の良い日本ならではかもしれません。

でも、現実的には無差別テロ的な凶行等が後を絶ちません。

そういった事件や事故に巻き込まれるリスクを減らすためにも、身の回りのセキュリティを見直してみてください。

プロに頼むよりもまず、自分自身のセキュリティ意識を高めることが大切だったりします。

私で良ければ、気軽にご相談ください。

ぜひこの機会に、自然任せではなく自分で勝ち取った安全で安心な生活を手に入れてください。

コメント

PAGE TOP