皆さんごきげんよう♪
7月15日にスパシャンが公式に不正を認めて謝罪してから、1か月が過ぎました。
個人的に、スパシャン製品に興味があったため本事案も注目していましたが、その後の動きはとても大人しく感じています。
今回の不正行為である、
「同じ内容でラベルだけ変えて新(別)商品として出す」
「成分の割合を偽る」
などの行為は、販売者側の故意による非常に悪質な行為だと言えますが、なぜ業界全体として大きな騒ぎにならないのでしょうか。
皆さんは疑問に思いませんか?
確かに一部洗車ファンからは、「やっぱり怪しいと思った」といった呆れともとれる反応や、内部告発に踏み切った元社員の方を擁護する声が聞こえてきます。
でも、特に普通のニュースになることもなく、雑誌なんかで騒がれることもありません。
なぜでしょう・・・。
以下、私なりの考察です。
業界規模が小さい
悲しいかな、カーケア用品の業界は、それほど大きくありません。
だれもが必要とするジャンルではないからです。
車を所有している人の、洗車などに興味がある人の、特にこだわりをもってブランドを選んでいる人・・・・とかなり絞られるからです。
社会全体にとっては、それほど大きな衝撃として受け止められなかったのかもしれません。
直接安全を脅かさない
これが食に関するもので、直接多くの方の口に入るものであれば大事になっていたかもしれません。
しかし、今回のは直接人の安全を脅かす類のものではありません。
そのため、メディアの関心としても薄かったのかもしれません。
口に入るものではなくとも、人体に非常に有害なものであったら話は変わったはずですが、現時点では「より高品質に見えるよう原材料を偽装した」「旧製品を新製品として偽装した」だけであり、そういうこともなかったようです。
同じ穴のムジナだから
ここが一番の核心である気がしています。
本来、私が同業者であれば、業界全体への不信感を招いた今回のスパシャンの不祥事に対して、大きな憤りを感じるはずです。
あえてスパシャンを非難するアナウンスはしないまでも、嫌みのひとつくらいはぶちかましてやりたいと思うでしょう。
なぜどの業者もそうしないのか・・・。
ジェントルマンだから?
否や!
同じ穴のムジナだからではないでしょうか??
むしろ氷山の一角!?
私はこの業界を深く知りません。
知らないからこそ言えることがあります。
下手に知っていたら、そして自分がその業界に居たら、こんなことは言えないでしょう。
お断りしておきますが、これはあくまでも私の想像です。
なんの根拠も証言も物証もありません。
大なり小なり、どこのメーカーも、自社製品の成分を誇張したり、過去製品を使い回したりしているのではないでしょうか?
全てのメーカーではないかもしれないし、そもそもそんなことをしている業者はないかもしれません。
でも、そう思わせる静けさですね。
火の粉が我が身に降りかからないよう静かにしている・・・そういう印象を受けます。
そう思うのは私だけでしょうか?
さて( ´ー`)y-~~
本件偽装に限らず、世の中には偽装が後を絶ちませんね。
バレなければ良い。
どうせ消費者には細かい成分なんて分かりゃしない。
プラシーボ効果で、効くと思いこませれば効くもんさ。
確かにそうかもしれません(;’∀’)
例えば、シャンプーなんかも怪しいと思っています。
コマーシャルでは、〇〇成分配合で髪に良いだの、〇〇成分が地肌に作用するだの謳っていますが、それ、どんだけ入ってんの?って疑問に思っています。
法律上は、ほんの微量でも入っていれば記載できるのでしょうが、果たして有効なだけ配合されているのやら・・・。
この値段で???って思っちゃいます(*’▽’)
まぁ実際に、シャンプーの成分をまるまる偽装してたなんて事件もありましたっけね。
化粧品然り、洗剤然り、ありとあらゆる製品で、成分表示や謳っている効能なんて微妙だな~と感じていますよ。
当たらずも遠からずではないでしょうか。
まぁ同じような値段なら、効きそうな成分が入ってたらそっちを買いますわな(^^♪
世の中そんなもんってことですね。
本当に良いモノを作ったのなら、誰もが手を出せない位に高くなるのは自然の摂理です。
スパシャンに話を戻すと、その「良いモノ」ジャンルで大幅に偽装していたんですね。
そらあかんわ。
カルナバというワックスの主成分である高級な蝋の含有率が、80%と謳っていたものが実は40%でした・・・っておい!
それは酷いやろ~。10万近い金額とっておいてそれはちょっと酷過ぎますね。
だから問題なんです。
いや、40%でも十分高品質ですよ。
でも嘘ついてまで値段を不当に上げるなよ~と思う訳です。
せこい・・・。
さて( ´ー`)y-~~
皆さんはどのように感じますか?
皆さんの身近な業界でも、このような偽装や偽計が横行していたりするのでしょうか?
なくならないんでしょうね~。こういうの。
消費者がバカだから?
いや、業者がバカだからじゃい!
騙して儲けるのは一時的。後からむしろマイナス。
納得して気に入ってもらえて儲けるのは長期的。
バカなのはどっち?
まぁ消費者は、実際にそういうもんだという認識で商品を選んだ方が良いのかもしれませんね。
何でも鵜呑みにするとバカを見ます。
悲しいことですけどね・・・。
確かに消費者は見分けはつかないかもしれないけど、、、
でも、いずれ分かるんよ~(^^)/
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