承認欲求をコントロールする方法

皆さんごきげんよう♪

今私は身辺警護、いわゆるボディーガードの仕事をしています。

仕事自体はとても奥が深く、完成というものはありません。

それは、守る対象によってやり方は異なるし、同じ対象で同じ時間の通勤であっても、全く同じ状況というものは存在しないからです。

状況が違えば、発生する事象も異なり、対応も異なります。

そこが警護の難しいところなんです。

専門の知識と技能とセンスと向上心が求められるお仕事です。

私も警察時代を含めてそれなりにキャリアはありますが、日々勉強と反省と後悔と反省と反省と反省・・・の毎日です。

さて( ´ー`)y-~~

人間には、「睡眠欲」「食欲」「性欲」などの生理的な3大欲求のほか、「安全の欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」の5つの欲求があると言われています。

今回はそのひとつである「承認欲求」について悟ったのでお話します。

承認欲求は、他人から高く評価されたい、自分の能力を認められたい、という欲求です。

誰しも、「あいつ使えね~」って思われるより、「良い仕事するね~!」って言われたいですよね。

それです、それ。

この承認欲求は、何気に曲者かつ強力で、この欲求につけこんだ詐欺も多く存在します。

承認欲求を利用すれば、人間関係の構築にも役立ちます。

営業の人って、良く褒めてくるでしょ?それですそれ(^_-)-☆

自分を認められて褒められると良い気になっちゃって、買っちゃうんですよね~。

その承認欲求をコントロールする方法を伝授します。

結論から言うと、

『自分で自分を認めてあげること』

です。

他人に認めて貰おうとするから厄介なのであって、自分でしっかりと認めてあげれば良いのです。

な~んだ、そんなの超簡単じゃん!自分で自分を褒めればいいんでしょ?

と思ったそこのあなた!シュガーカットよりも甘いですぞ。

自分で自分を褒めてあげる・・・のとは少し違います。

以下解説します。

しっかりと自分のイズムに基づいて仕事を全うする

これが大前提です。

自分がどれだけ努力したかを一番よく知っているのは、他でもない自分です。

同時にどれだけ手を抜いたかを知るのも自分です。

自分には嘘がつけないんですね。

えてして、他人に認めて貰おうとすると、他人から見える部分だけ体裁を整えがちです。

例えそれで認められても、自分自身が心から満足できるでしょうか。

それも世渡りのためには大事であり、否定はしません。

全てに全力投球していたら、心も体も持ちません。

そこで重要なポイントが、「自分のイズムに基づく」ということなんです。

イズムとは、以前解説しましたが、自分自身のポリシーのようなものです。

仕事の一番大切な目的を達成するためには、ここは外せないという部分があるはずです。

そこは全力投球で臨み、ここは少々手を抜いても大丈夫という所は支障の出ない範囲で抜く。

加えて、自分としてここは絶対に貫くんだ!という部分には、誰が見てようが見てまいが納得する仕事をしましょう。

そこが今回のポイントです。

自分で正しく自分の仕事を評価する

そうやって行った仕事は、その都度自分で客観的に分析して正しく評価します。

この評価もまた、正しいものかどうか自分が一番よく知っています。

だからこそ、自分のイズムに基づいて愚直に仕事をする必要があるのです。

自分で「良い仕事をした!」と思える仕事をしてください。

そこに意味があります。

それは、大きい仕事である必要は微塵もありません。

難しい仕事である必要もありません。

むしろ、人が気にも留めない日々の些細な仕事で良いんです。

それらが積み重なることによって、はじめて自分を承認することができます。

それがずれてたら、どうしようもないけど・・・(;’∀’)

自分を誇る

毎回自分で「完璧!」と思える仕事なんてそうそうできません。

でも、自分なりに「良い仕事ができた!」と思えれば、自分を誇りましょう。

そこに他人が介在することはありません。

誰が見てようと見ていまいと、自分で自分を誇れば良いのです。

自分で自分を真摯に検証し、反省し、良い部分はちゃんと誇れる人は、姿勢・態度・表情・言動に出ます。

それがひいては他人から認められることになるのです。

できる人は、一目見て話せば大体わかります。

できない人も然り。

結論

他人からの承認欲求はつまり、自分で自分を誇ることで満たされます。

自分で自分を誇るためには、自分で納得できるだけの仕事をする必要があります。

納得できる仕事をするためには、自分なりのイズムを持つ必要があるのです。

イズムを持つためには、その仕事の目的を的確に把握し、何がベターなのかを客観的に相手の立場に立って把握しなければなりません。

その上で、自分なりのポリシーを持って目指すべきゴールとその道筋を描くことが肝要です。

ゴールに到達できたかどうかも大切ですが、ゴールに向けた一歩一歩を検証し、評価し、是正し続けることがとても大切なんです。

そして、反省すべき一歩は次から確実に是正し、良い一歩は誇る、ということを繰り返せば、確実に成長し続けることでしょう。

成長すればするほど、自分を誇る機会が増え、自信に繋がり、自信が表現化して他人からも認められることになります。

さて( ´ー`)y-~~

如何だったでしょうか?

誰も他人に関心を持たず冷たいこの時代、せめて自分はしっかりと自分で認めてあげようではないですか(*’▽’)

そんな生き様は如何ですか?

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