寒い冬を賃貸でも快適に過ごす方法

皆さんごきげんよう♪

すっかり寒くなってきましたね~

ついこの間まで冷房を入れていたのに、すぐに暖房が欲しくなるなんて・・・

人間って実は快適でいられる環境ってすごく幅が狭いのかもしれませんね。

地球規模の環境変化に耐えられるのかしら。

でも人間には文明という利器があります!

多少の変化なら、何とかなる・・・いや何とかする!

何とかしてみせよう環境変化・・・

おあとがよろしいようで(;’∀’)

さて( ´ー`)y-~~

私は今、築古賃貸マンションに住んでおります。

注文住宅を作る時にあれこれ勉強したので、住環境についてはある程度の知識があるつもりです。

昔住んでいた実家の戸建は、真冬の朝には部屋の中で息が白くなるような有様でして(;’∀’)

そういう経験を踏まえ、注文住宅を作るとなった時には「冬でも快適にするんじゃ~!」と断熱性能や気密性にこだわりました。

そのおかげもあって、冬も基本的にリビングのエアコン1台で2階まで含めて家中それなりに快適に過ごせていました。

賃貸に住むとなった時に真っ先に考えたのは、冬寒いだろうな~ということです。

もちろん物件選びの際に駅との距離やその道程の環境、周囲の環境なども考えましたが、家の中で寒くて仕方ないなんて嫌だったので最低条件として「RC造(鉄筋コンクリート)のマンション」と決めていました。

これは災害に強いだとか防犯面、上下左右の生活音などの理由もあります。

ただ、間違いなく言えるのは一般的にRC造のマンションはそれだけでそれなりの快適性を備えているということです。特に冬に。

そんなマンションでも、古い物件はそれなりに対策を講じないと寒いです(´;ω;`)

今回はマンションでなくても、賃貸でなくても有効な冬の寒さ対策について説明します。

それはずばり、窓の断熱です。

とはいえ、本格的な二重窓とか面倒くさい・・・

そんなあなたに、手軽に出来て効果の大きい対策をお教えします!

窓と玄関がネック

比較的新しい物件なら、窓がペアガラスになっているでしょうか。

築10年以内の分譲マンションならなっているでしょうね。

賃貸として建てられたなら、いまだに単板ガラスの所もあるかもしれません。

ガラスが二重になっていれば、そこで大きな断熱効果を生みます。

実は家の中で一番熱が逃げて行っているのが窓なんです。

窓を断熱するだけで、かなり大きな効果が生まれます。

あとは玄関扉です。

鉄製で無断熱・・・どう考えても熱が行き来しますよね。

事実、冬に玄関扉から冷気を感じるはずです。

この二つを対策すれば、それだけでかなり快適になります。

窓と玄関の断熱対策

ガラスが単板(1枚ガラス)の場合、ガラスにプチプチ(梱包材など)を貼る手があります。

でも、個人的にはお勧めしません。

いや効果はあるんですよ。でも施工や原状復旧が面倒だし、厳密に言うと断熱はガラスだけじゃダメなんですよ。

サッシ(枠)です。

世の中のサッシは少なくとも賃貸物件では、99%がアルミではないでしょうか。

アルミは熱伝導率が高いので、サッシ部分から熱が行き来するんですよ。

冬の朝などに窓が結露しますよね?

ガラスだけじゃなくてサッシ部分もガンガン結露しているはずです。

なので、サッシ部分もトータルで対策しないと効果半減な訳です。

そこでお勧めするのが、ビニールカーテンです。

窓ごと断熱しちゃうという方法ですね。

それ用にアマゾンや楽天で売られていて、値段も手ごろで効果は大きいです。

大体掃き出し窓用で1セット千円ちょい、普通の窓なら千円弱。

レースカーテンの外側、窓との間にかける感じです。

できるだけ窓枠と隙間がないように設置すると、窓からの冷気がそこで遮断されて快適性は格段に上がります。

二重窓と同じ理屈ですね。

特に床部分は冷気が下がるので、床でだらんと折れて床を這うぐらい長くとりましょう。

お勧めは、一番大きいサイズを買って窓枠よりも大きめに切ることです。

実際に設置してみると、ビニールカーテンの外と室内で随分と温度が違います。

間違いなく一冬で元が取れるレベルです。費用対効果の大きい製品なので、お勧めします。

これは夏も効果があるので、年中使えます。

切るの面倒くさいけど・・・

それにビニール臭いけど・・・

まぁ切らなくても見栄えにこだわらないなら、大は小を兼ねるでそのまま設置しても良いと思います。

3種類くらい透明度も選べますが、一番クリアなものを選択しても景色もまぁまぁ見えなくなります。

そして、私は切ったビニールを使って玄関も同様の対策をしました。

色々迷った末に、玄関のタタキと廊下の境目辺りに突っ張り棒を使って吊り下げました。

通るのは面倒になりましたが、これも効果が大きいのでお勧めします。

湿度がネック

忘れてはならないのが湿度です。

一般的に40~60%が適湿だと言われていますね。

湿度が下がると乾燥状態となり、喉の粘膜がやられて抵抗力が落ちるとともに、ウィルスなどが舞いやすく感染しやすくなります。

湿度が高すぎるとカビやすくなり、これも良くないです。

冬は気温が下がるので、乾燥しがちです。

知ってました?

気温10度の湿度40%と、気温30度の湿度40%って空気中の水分量って全然違うんですよ(;’∀’)

温度が高いほど気体でいられる水の量が増えるので、それの40%だと気温が高い方が絶対的に水分量は多いのです。

冬に乾燥するのは、気温が下がってこの飽和水蒸気量が下がるので、同じ40%でも空気中の水分量は減るからなんですね。

これを絶対湿度といいます。

一般的な%表示のものを相対湿度といいます。

このように気温によって実の水分量は異なるので、一概に40~60%が適湿というのは間違っていると思います。

個人的に、冬は50%以上を目安に上げないと全然足りないと思っています。

そのためには、気温も上げて飽和水蒸気量を上げてあげないとダメなんです。

私が目安にしているのは、室温22℃湿度55%です。

室温20℃じゃちょっと寒いですよね。

湿度を上げると体感温度も変わりますので、冬は意識して湿度を上げてあげるべきです。

そうすると本格的な加湿器が必要になります。

加湿対策

ここからは完全に個人的な主観です。

家のそれなりの空間を加湿するためには、こじゃれた安い大陸性の加湿器では全然ダメです。

空気清浄機におまけ的についてる加湿器でもなく、本格的な大型の加湿器が必要です。

狭い賃貸なら、ちゃんとした加湿器が1台あればそれなりに家中加湿できます。

ただ条件があって、家中の空調をエアコン1台で賄っていること、そのエアコンの風に加湿器の加湿した空気を乗せてやることです。

エアコンから出た暖かく乾燥した空気に、加湿した空気をミックスして家中に届けるイメージです。

そのためには設置場所をよく考える必要があります。

各部屋で暖房を使用するなら、各部屋に加湿器も必要です。

加湿器は好みで良いと思いますが、超音波式はお勧めしません。

水をそのままバラ撒くので、雑菌もカルキ分もバラ撒くことになります。

スチーム式が性能的に良いと思いますが、電気代は半端ないです。

月に数千円電気代がかかります。

ポットでお湯を沸かし続けていると考えれば納得です。

ただ暖かい水蒸気が出て室温を上げる方向なので、暖房費は少し節約にはなるかもしれません。

バランスが良いのは、気化式とヒーターのハイブリッドでしょうか。

これは実質は気化式と思って良いです。ターボモードにしないとヒーターは動かないようなので。

ただ気化式ってトレイとか気化フィルターのメンテが面倒なんですよね~(;^_^A

ヌルヌルになったりカビが生えたり・・・・

気化式フィルターもメンテしないとカルキ等でカチカチになって水を吸わなくなって加湿能力がガタ落ちになります。

メンテが少ない分電気代が高くつくのがスチーム式、メンテは必要だけどバランスが良いのはハイブリッド式といったところでしょうか。

気化式の出てくる空気が冷たいのも気になるところ。

気化熱で室温より冷たい空気となって出てきます。それで室温が下がるとかいうほどではないですけど、直接風を感じる場所に置くと不快なのは間違いないです。

なので私の最適解は、リビングに大型のハイブリッド式、寝室に小型のスチーム式でしょうか。

ちなみに、私はこれまで色々なメーカーの色々な方式の加湿器を使ってきましたが、今はダイニチ製のハイブリッド式に落ち着きました。

こういう機能製品で、訳の分からない大陸性は買う気になれません。

ダイニチは新潟の企業さんで、加湿器ジャンルにおいてはトップメーカーです。

あっ全く縁もゆかりもないし、宣伝費ももらっていません(;^_^A

昔も使っていましたが、今は進化しているようで面倒なメンテがほぼ不要になる素晴らしい商品が出てきています。

気化フィルターは2~3か月で使い捨て、トレイもプラ製のカバーが付いていて、1シーズンで使い捨て。

目からウロコの画期的なアイデアだと思います。

いやマジで。メンテナンスしたことある人はよく分かるはず。

という訳で、私はダイニチさんのハイエンドモデルの型落ちを買いました。

本体価格の高さと冷たい空気の吹き出し以外、言うことなしです。

加湿器沼にハマっておられる方、本気でお勧めします。

安いお洒落を追求した大陸製の加湿器なんて、まともに使えず銭失いになるだけですって。

加湿器で健康を害したら、元も子もないですしね(^_-)-☆

本格的に寒くなって加湿が足りないようなら、寝室にスチーム式を追加するつもりでいます。

寝る時だけ使えば、電気代も抑えられそうだし。

ちなみに洗濯物を枕元に干すのも、それなりに効果はあります。

さて( ´ー`)y-~~

今回は寒い冬を賃貸でも快適に乗り切る方法をお話しました。

賃貸では原状復旧する義務があります。

コストをあまりかけず、原状復旧も楽で快適になる。

素敵ではありませんか?

ぜひお試しください。

ご意見、ご感想、改善点など、お待ちしております(^^)/

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