仕事を失って気付いたこと~脱公務員~

皆さんこんにちは♪

皆さんは大怪我ってしたことありますか?

私は大怪我はないのですが、新婚当初に柔道の試合で肩の肩鎖関節を脱臼したことがあります。

肩鎖関節脱臼というのは、肩関節から鎖骨が脱臼してポコッと鎖骨の端が上に飛び出す柔道にはつきものの怪我で、通称「肩峰突起」といわれます。

推定体重120kgの人に巻き込まれて肩から落ちて受傷しました。

自然には治らないので医師からは手術を勧められましたが、そのまま放置しても痛みさえなくなれば日常生活には支障ないということと、手術すれば逆に本業である射撃大会に間に合わなくなるのでそのままにしました(;^_^A

2~3か月は右腕が使えず、とても不便な思いをしましたね~。おかげ様で左手が器用になりました(^^♪

悲しいかな、人は往々にして失ってからその価値や恩恵に気付くものです。

身体髪膚然り、交友関係然り、仕事然り・・・。

今回は、私が公務員という仕事を失って気付いたことです。

収入が不安定になった

これは当然のことですね。

誰が何と言おうと公務員の給与は安定しています。

普通に勤務時間を働いていれば、黙っていても一定の対価が得られます。

その代わり、いくら頑張ってもそれに比例して給与が上がることもありません。

民間では、会社の業績に左右されますが、基本的に個人が頑張れば頑張っただけ給料に反映されます。

一流企業であれば、ボーナスなんか業績の良い時は公務員とは比べ物にならない位もらえても、悪化すれば最悪の場合0です。

というか、雇用が継続されるかどうかすら保証はないのです。

このコロナ禍で、7万人が失業したとも言われています。

公務員の給与額は民間の給料水準に沿って策定されているとは言うものの、私の感覚では一般的な会社員の平均よりも高いですね。

その水準が常に収入として保証されているのですから、それは大きいことです。

いま現在公務員の人は、よほどのことがない限り辞めない方がお得ですね。

公務員を目指している人は、その辺を納得の上で受験した方が良さそうです。

洗脳から解放された

公務員は洗脳されています(;^_^A

特に警察は・・・。

知らず知らずのうちに、考え方が公務員マインドになっていくのです。

詳しくは「公務員マインドからの脱却」をご覧ください。

私も知らず知らずのうちにドップリと浸かっていたいたようで、辞めて初めて気付きました。

公務員マインドは、外の世界では一切通用しません。

でも、逆に公務員でいる以上は、浸かっていないとはじき出されます。

公務員を退職して民間に行かれる方、くれぐれも早い段階でお気付きください。

そうでないと、上手くいかずに早期に辞めることになります。

就職氷河期のいま、折角掴んだチャンスです。

どうか、意識の切り替えが上手くいきますように・・・。

人生の選択肢が増えた

公務員は副業(兼業)が禁止されています。

税金で給与をもらっているので、副業なんかせずに仕事に集中せい!ということです。

民間でも特に大手では副業を禁止しているところはまだまだ多いです。

でも、最近は日産やパナソニック、カゴメなどの大手が社員の副業を認めてきています。

その背景にはまず、政府の働き方改革があります。

2018年1月に厚生労働省が「モデル就業規則」の「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という一文を「労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。」と改めたのです。

でも、ただ政府の方針に従ったのではなく、企業側にも大きなメリットがあるのです。

そのメリットとは、

◎コロナ禍に伴う給料の減少を、自ら副業してもらうことで補える

◎人材の流出を防げる

◎自社で獲得できない知識や技術や人脈を獲得できる

といったところです。

当然メリットだけでなくデメリットもあります。

◎疲労等により本業に支障が出る

◎自社に魅力がないと、逆に流出につながる

◎社員が起業する好機となってしまう

といったところです。

それぞれ企業の考え方があり、個人の考えもあると思いますので是非は議論しませんが、少なくとも民間にはその選択肢がある訳です。

残念ながら公務員にはありません。

公務員にも例外的に兼業が認められる例があります。それは、遺産等で受け継いだ不動産の収入があるとか、以前居住していたマンションを人に貸すとか、自宅の一部を賃貸に出すとかそういう限定的なものです。

まとめると、公務員は基本的に本業に専念するしか選択肢はありませんが、民間では基本的に副業することが可能で、本業を確保しつつも色々な可能性にチャレンジすることができるということです。

起業するにしても、いきなり借金をして会社を立ち上げてオフィスを構えるのではなく、本業をしつつ個人事業主として起業し、成功すれば大きくしていくというスモール起業が今の流れです。

起業すれば、上記の民間のメリット・デメリットがもっと顕著になります。

実際に仕事をする時間も決まっていなければ、服装等の規則もありません。

好きな時間に起きて働いて、仕事の合間にお茶しに行ってもいいし、パジャマで仕事しても良いのです。

上司からガミガミ言われることもなく、部下から突き上げられることもありません(*’▽’)

収入は全て自分のものですし、成功すればそれに天井はありません。

ただし、朝から晩まで働いても、上手くいかなければ収入はゼロです。

全ては自分次第、導いてくれる上司もサポートしてくれる部下もいません。

ハイリスク・ハイリターンですね。

何を取るかは自分次第です。

くどいようですが、公務員にはその選択肢すらないのです。

その代わりに安定が得られます。

さて( ´ー`)y-~~

私は公務員から民間に移りましたが、結果として本業の仕事を持ちつつ、HPAでアドバイザーとして活動もさせていただいているし、こうしてブログもやらせていただいています。

公務員時代とどちらが良いかと問われれば、今の方が良いと答えます。

何でもやって良いってワクワクするし、腕次第で何とかなることにもモチベーションが上がります。

今現在で収入は減りましたが、この先は分かりません。少なくとも可能性は存分にあります。

全て自己責任ですが、選択する権利が出来たことが嬉しくてたまりません。

確かに家族持ちにはギャンブル的な要素がありますが、公務員⇒民間⇒起業だとリスクも少ないと思います。

独身ならアリだと思いますね~。最悪の場合、失業保険でもとりあえず食べていけますから。

どの生き方を選ぶかは自分次第で、自己責任です。

例え好きで公務員を辞めたのではなくても、意識を変えて人生を楽しみましょう(^_-)-☆

そんな生き様は如何ですか?

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