オールシーズンタイヤ(ベクター4シーズンズGEN3)のインプレッション

皆さんごきげんよう♪

しばらく更新が開いてしまいました(;’∀’)

というのも、デスクトップPCが遂にクラッシュしてしまい、中のほとんどのパーツの入れ替え作業をやっていまして・・・。

それが一筋縄ではいかず・・・。それはまた記事にしますね(^^♪

さて( ´ー`)y-~~

興味を持っていたオールシーズンタイヤを買って履き替えてみました。

物は、グッドイヤーのベクター4シーズンズGEN3です。

雪道も走れる夏タイヤの先駆け的存在である、ベクター4シーズンズの最新モデルです。

まだ雪道は行っていない(行く予定もなし((+_+)))ので、「ドライ」「ウェット」「未舗装路」を走ったインプレッションです。

参考になれば幸いです。

オールシーズンタイヤとは

そもそも、オールシーズンタイヤとは何ぞやというと、簡単に言うと雪道も走れちゃう夏タイヤです。

よく言えば、夏タイヤとスタッドレスの良いとこ取り、悪く言えばちゅ~と半端!なタイヤです。

夏タイヤでは、アイスバーンはもちろんのこと、雪道(圧雪路)やシャーベット路も走ることは困難です。

ちょっと動かすだけなら可能かもしれませんが、道路をちゃんと走れるだけの性能はありません。

対して、スタッドレスタイヤは、冬に特化したタイヤで、圧雪路などはもちろんのこと、ツルッツルのアイスバーンでも一応走れますが、まぁ滑るときは普通に滑ります( ゚Д゚)

夏でも使用は可能ですが、ゴムが柔らかく減りが早いのと、音がうるさいのと、グリップ性能が夏タイヤよりも大きく劣るため、止まる・曲がる能力が低いので推奨されていません。

なので、降雪地帯に住む人やスキーなどで降雪地帯に頻繁に行く人は、冬になるとスタッドレスタイヤに履き替える訳です。

私も以前は仕事の都合でスキーによく行っていたので、スタッドレスタイヤを準備して履き替えていました。

とはいえ、普通のスキー場ならば「これ夏タイヤでも行けんじゃね??」という道が大半でしたね(*’▽’)

でも、夏タイヤってゴムが固くて気温が7度以下に下がるとグリップ力が極端に落ちて危険だそうです。

なので、そもそも7度以下まで気温が下がる地方では、降雪や凍結に関係なくスタッドレスにした方が良いのだそうです。

そのジレンマを解消してくれるのが、このオールシーズンタイヤなのです。

性能的に、夏タイヤとスタッドレスタイヤの中間的に位置し、夏には夏タイヤよりも大きく劣ることのない性能や快適性を発揮し、気温が下がってもグリップがあまり低下せず、圧雪路やシャーベット路程度ならスタッドレスタイヤ並とまではいかないものの、それなりに安心感を持って操縦できるという特性があります。

ただし、凍結路(アイスバーン)はあまりグリップしないようなので、チェーンを装着するなどの手当てが必要です。

あまり降雪しない地域に住んでいて、降雪地域(スキーや温泉など)に行かないか、行ったとしても年に1~2回程度なら、オールシーズンタイヤがベストチョイスになるのではないでしょうか。

「雪が降ったら、絶対に車に乗らない!」という人は夏タイヤのままでも良いかもしれませんが、出先で降雪したらアウトですからね(;^_^A

で、日本でオールシーズンタイヤを販売し始めたのがグッドイヤーであり、その先駆け的メーカーの最新モデルということで、このGEN3を買ってみたわけです。

ちなみに、オールシーズンタイヤは都心部を中心に割と売れているようで、国内各メーカーも同ジャンルの製品を投入してきています。

謳い文句としては、

『ウインター性能に加えて静粛性およびライフ性能が大幅に向上した』

とありますが、果たしていかに・・・!?

車種等の条件

車は、三菱のエクリプスクロスPHEVで、タイヤサイズは「225/55R18」です。

同シリーズにはSUV用もあるのですが、サイズがなく通常のにしました。

履き替え前は、純正装着のブリジストンのエコピアです。

車重が2トン近くある車なので、下記感想はそういう相性とかもあると思います。

それを前提に読んでいただければ幸いです。

ステアリングが軽くなった

まず走りだして感じたのは、ステアリングが軽くなったということ。

もともと軽いのに、さらに軽くなって手ごたえが・・・(;^_^A

悪く言えば、路面やグリップの状況が分かりにくくなりました。

個人的には好ましくない点になります。

女性にとっては、車庫入れ等でありがたいことかもしれません。

ロードノイズが大きくなった

明らかに「ザ~」というロードノイズが大きくなりました。

不快なレベルではありませんが、意識しなくても感じるレベルです。

特に、タイヤが路面に押し付けられる減速時に感じます。

私の車はPHVで街中では基本エンジンがかかりません。

そういうのもあってうるさく感じるのかと思いきや、エンジンをかけた状態でも、そういうのに鈍感な妻でも気づきました(;’∀’)

音楽をかけていても、意識を向ければ十分に感じるほどです。

逆に、慣れてきて意識しなければ、感じなくなるレベルでもあります。

スタッドレスほどではないけど、明らかに夏タイヤよりもうるさくなります。

あと、ステアリングやシートを通じて、常にザラザラした感覚が伝わってきます。不快な程度ではないんですけど。

グリップ

結論から言えば、全体的に夏タイヤとスタッドレスタイヤの中間です。

種類によるのでしょうが、このタイヤはまさに中間のように感じます。

ドライ路面では、明らかにグリップが落ちました。

特にブレーキングで制動距離が延び、慣れるまでは「ん!?」となって踏み増すことが多かったです。

これは、ドライ路面を得意としているスタッドレスに近いレベルではないかと感じています。

車種が違うので一概に言えませんが、前車で履いていたミシュランのスタッドレスと良い勝負なんじゃないかと・・・(;’∀’)

グニャグニャ感や、コーナリングでの腰砕け感はスタッドレス程はないですけど。

ウェットでは、ドライ以上にグリップが悪くなる(差を感じる)感覚はありませんでした。

まぁ路面が濡れていれば、そもそもスピード抑えるし・・・。

未舗装路でも、特に印象は変わらず。

意外だったのは、転がり抵抗が良くなったと感じたこと。

気のせい!?あり得ない!?

エコタイヤよりも良くなるってあるんかな!?

燃費

すいません。

私は燃費を気にしないので、分かりません。

そもそも、PHVで全体的な燃費って測定できない・・・(;^_^A

転がり抵抗が本当に良くなっているならば、好転しているはずです。

まぁどちらにせよ、微々たるもんでしょ。

雪道

すいません。

あえて雪道で試すつもりもないし、降雪地域に行くつもりもないので、わかりません。

あくまでも、居住地域で降雪した時用なので。

各種インプレッションを見ると、アイスバーン以外は十分いけるみたいです。

一応、アイスバーン用に靴下みたいにタイヤにはめる布製チェーンも買う予定です。

これは、脱着が容易で性能もそれなりに良いみたいです。

耐久性はあまり良くないので、舗装路をそのまま走ると数キロでボロボロになるみたいです。

総論

アリかナシかで言えば、十分アリですね。

夏タイヤの静かさや絶対的なグリップなどを多少犠牲にしつつ、冬でも多少の雪などを気にせず車を使える利便性は、メリットがデメリットを大きく上回っています。

何よりも、いちいち季節でタイヤを履き替える必要がなく、保管もいらないのが良いですね。

デメリットのロードノイズも、常に耳について不快!というほどでもなく、グリップ低下も危険を感じるレベルではなく、慣れれば意識せず対応できるので問題ないです。

ブリジストンのエコピアがいかに優秀なタイヤであったのかを思い知りました。

エコタイヤのくせに、静かでグリップも良いなんて・・・( ゚Д゚)

格安の夏タイヤから履き替えれば、違いはあまり感じなかったかもしれませんね。

ただ、次に履き替える時には、もっと夏タイヤ寄りのオールシーズンタイヤにします。

その頃には、もっと進化してるかな~(^^♪

【追記】

その後、数百キロ走っての感想です。

洗車して綺麗にしたので、その写真もup(*’▽’)

予想通り、ロードノイズやザラザラ感などは、慣れて気にならなくなってきました。

タイヤ自体も一皮むけて、少なくなった可能性もあります。

でも、ステアリングの手応えのなさは相変わらずですね。ここは不満です。

乗り心地は良いです。ここもスタッドレスに近い感じ。

ゴツゴツ感が減って、段差などへの当たりが目に見えて柔らかくなりました。

ここは満足(^^♪

性能とは関係ないけど、デザインは好き(*’▽’)

無駄にゴテゴテと装飾があって、嫌いじゃない。

オールテレンタイヤにも似た感じのデザインですね。

この値段で、この性能ならば、満足です。

ステアリングの手応えも、普通に走る分には問題ではないです。

好みの領域かと。

グッドイヤーのオールシーズンタイヤ、ベクターフォーシーズンズGEN3、お勧めです(^^)/

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