望まぬ転職を余儀なくされた方へ

皆さん、こんにちは。

未だ新型コロナが終息する兆しがありませんね(;’∀’)

不幸にも命を落とされた方、苦しまれた方、仕事を失った方など、被害を受けた方も多いと思います。

また、日常生活の在り方を見直す必要が生じたため、全く無関係で過ごせている方などいないですよね。

今回は、そんなコロナ禍のなか、仕事を失い又は転職を余儀なくされた方へのメッセージです。

技術的な話ではなく、精神的な話です。

少しでも参考になれば幸いです。

結論から言うと、

プライドは捨てても、スキルは捨てるな!

です。

私もこのコロナ禍の中、27年務めた公務員の職を失い、転職しました。

転職先は、似たような業種ではありますが、幹部待遇ではなく新人として入社しました。

仕事のスキル自体は、以前の職場で培ったものがそれなりに生かせるものでしたが、その職場独自のやり方であったり、人間関係であったり、一から学ぶことも多かったです。

そこで感じ学んだことを皆さんと共有できればと思います。

プライドを捨てる

よく、定年退職して再就職し、上手くいかずに挫折する人をみかけます。

要因は様々だと思いますが、その大きなものとして、

「プライドを捨てられない」

が挙げられると思います。

「同じ職場でずっと過ごしてきた」「公務員だった」「定年時にそれなりの役職だった」という方に特に多いように感じます。

昨日まで課長をしていて、それなりの裁量権もあり、部下からヘコヘコされていたのに、新しい職場では若い社員から「そんなことも知らないの?」みたいなことを言われてプライドがズタズタ・・・。

よくあるパターンですね(;´∀`)

まずはプライドを捨てましょう。

前の職場で積み上げたプライドは、前の職場でしか通用しないものです。

退職した瞬間に、その職場に置いてきましょう。

それは、人間としてのプライドではなく、職業人としてのものだからです。

そしてそのプライドは、次の職場では邪魔しかしません。

転職に当たっては、一度プライドを完全に捨てて下さい。

それができなければ、過去の栄光から抜け出せず、新しい職場で武勇伝や自慢話ばかりするようになり、人間関係を構築して馴染むことすら困難になります。

スキルは捨てない

前の職場で培ってきたスキルは、絶対に捨ててはいけません。

例え全く違う業種に転職したとしても、プロとしての心構えや仕事に対する姿勢は変わるものではありません。

仕事って、目的や手法は違えど、根本は同じであることが多いです。

ましてや、同じような業種だと言わずもがなです。

長年培ってきたスキルは、人生のスキルそのものです。

例え新しい職場では先輩であっても、若い人には培えないものを持っているはずです。

高いスキルがあれば、新人であっても自然と周囲から一目置かれる存在になります。

プライドは捨てて、黙って高いスキルを発揮する・・・。

渋くないですか??(*’▽’)

オーラで勝負する

「能ある鷹は爪隠す」と言いますね。

自慢気に過去の栄光を語る人は、残念ながらそれなりの人です。

本当にスキルがあるならば、語らなくてもオーラとして滲み出ます。

私にはオーラは見えませんが、何となくその人の雰囲気というか、生き様って分かりますよね。

運や他力本願ではなく、自分の腕で生きてきた人には、それなりのオーラが漂います。

格闘技やスポーツを経験した人なら、戦う前から「こいつ強い・・・」って分かることないですか?

それですそれ。

試合前に「俺はこれだけ苦労してこれだけ実績があるんだぜ~」なんて言ってる奴は、大したことないんです。

自分に自信がないから語るんです。

自分に実力がないから大きく見せようとするんです。

プライドは捨てて、黙って培ってきたスキルで格の違いを見せつけてやりましょう。

でも、自分の知らないことや新しく必要なスキルは、謙虚に学んでいきましょう。

それがまた自分を成長させることになるのです。

そんな生き様は如何ですか?

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