スシローへの迷惑行為等の心理と自己防衛

皆さんごきげんよう♪

先日からテレビやネットを賑わせている、スシローでの迷惑行為をご覧になった方も多いのではないでしょうか。

他のお客さんが使う醬油や湯呑に対して、なめ回したりした行為ですが、皆さんはどう感じましたか?

続いて甘ダレと醤油を混ぜる動画も出てきてますが・・・(;^_^A

不愉快に感じたことだと思いますし、「けしからん!」となるのは当然のことです。

他方で「俺はスシロー行かないし別に~」と思った方もいるでしょうか。

その考えは甘いです。

今回は、この迷惑行為について心理を読み解き自分でできる自己防衛策を紹介したいと思います。

迷惑行為の現状

今回のスシローでの迷惑行為に限らず、以前からバイトテロなどと称される迷惑行為は度々発生していますね。

いや、正確に言うと、発生ではなく表沙汰になっています。

どういうことかと言うと、炎上した例はごく一部の氷山の一角であり、たまたまSNSなどで投稿して炎上して表沙汰になっただけだと思われるからです。

去年大きく報道された自衛隊における性被害も然りです。

被害者の方が勇気を出して告発して、メディアが取り上げたからこそ皆が知るところになり、防衛省も重い腰を上げたのだと理解しています。

その陰で、他に数えきれないほどの被害が発生していて、適切に対処対応してもらえず泣いている方も多いはずです。

自衛隊に限らず、警察の不祥事や企業の不正行為など、挙げればきりがありません。

話を戻して、この迷惑行為についても、SNSで投稿しなければ誰も知りえませんでした。

投稿するために行ったという部分もあるかと思いますが、面白半分でやったら面白かったから投稿した・・・ということだと思います。

その陰で、多くの迷惑行為が撮影も投稿もされずに行われているとしたら・・・((+_+))

そう考えると、問題の本質が見えてきます。

昔よく聞いた話で、嫌いな先輩上司へのお茶出しで、雑巾のしぼり汁を入れるとかいう話もありましたよね。

腹いせや仕返し的な動機で行う行為もあるのでしょう。

そう。残念ながら、表に出ないだけで陰でひっそりと至る所で迷惑行為が行われていると考えるべきなのです。

迷惑行為を行う心理

「デナース」というカナダの心理学者が実験を行ったところ、

「バレなければ、7割の人がルール違反や迷惑行為をする」

という驚くべき結果がでました。

もちろんモノによるので全てのことに当てはまる訳ではありませんが、ちょっとショックであると同時に、自分自身にも思い当たることがあるのではないでしょうか。

例えば、速度制限が30キロの見通しの良い道路を車で走っていて、周囲に警察も含めて誰もいなければ、30キロを超えてスピードを出しませんか?

でも警察がいたら30キロを守りますよね。

それって「捕まりたくない」という心理が働いているからです。

このように、多くの迷惑行為は、「バレないから悪戯のつもり」で行うというのが大半です。

皆さんだって、人が見ていなければ落ちてる飴を食べ・・・ないか(;’∀’)

対して、SNSで炎上する迷惑行為の多くは、「見て見て~」と投稿する訳です。

常識を持ち合わせた通常人であれば、このような愚かな行為はしません。

この手の人は、善悪の区別があいまいで、それよりも面白いかどうかを基準にして行動を決めています。

その行動の先に待つものは特に考えていません。

その場が面白ければ良い、盛り上がれば良いという感情に支配されているのです。

だから「こんな大事になるとは・・・」となるのです。想像力の欠如ですね。

回転すし店などで、早速悪戯の防止策がとられ始めているようですが、全ての人の全ての行動を監視することは不可能であり、バレるのを恐れる人には有効ですが、これら後先を考えられない人を完全に止めることはできません。

なので、自分自身が自己防衛すべきなのです。

自己防衛策

日本は清潔で綺麗好き。

お店も綺麗だし、道具も綺麗を保たれている。

確かにそうですが、全ての事を信じるのはやめましょう。

悲しいことですが、心のどこかで何かされているかも・・・という疑いは持ち続けるべきなのです。

疑い過ぎて疑心暗鬼になって店などに過度な要求をするのもいかがなものかと思いますが、自分自身で防衛のためにやれることは沢山あります。

簡単なことで良いのです。

お店でコップやお皿を使う時には、綺麗かな?と目でサラッとチェックする。

故意に悪戯されていなくても、店側のミスで汚れが残っている場合だってあります。

さすがに和歌山のヒ素カレー事件や、もっと昔のグリコ森永事件のように毒を盛られていることはそうそうないと思いますが、あまり過敏に気にしすぎるのも精神衛生上よくありません。

「死にゃしね~よ」

位の懐の深さも必要です。

私は、仕事でよくビジネスホテルを利用しますが、基本的に風呂桶はシャワーでよく流してから利用するし、コップ類も水で濯いでから使用します。

ポットもよく濯いでから使用しますね。もし水があらかじめ入れられていても絶対に使いません。

ベッドシーツは綺麗でないかもという意識は持っていますし、実際に髪の毛が落ちていたこともあります。

でもそういうものだという認識でいるから、ギャーギャー文句言う気はありません。

何でもかんでも信用(妄信)するから腹が立つんです。

「自分の身は自分で守る!」くらいの気持ちは必要かと。

表に出すかどうかは別にして、人はミスをするもの、ズルをするもの、悪さをするもの、という意識は、どこかで持っていなければならないと思うし、自分だって無意識にでも逆にやってしまうことがあるのだから、それを許す(もちろん許せないものもありますが)広い心も必要なのだと思います。

私が少年時代の衛生意識なんて、今からは考えられないレベルです。

拾った飴を食べたり、人にあげたり・・・(*_*)

でも大きな問題は起きた記憶はありませんねぇ~。何ででしょ。

物理的に対策することだけでなく、寛容な気持ちを持つことも自己防衛のひとつです。

まとめ

今現在はスシローの一件で炎上しており、加害者が各方面から叩かれまくっています。

もちろん本人が悪いことをして、実際に損害も出している訳なので仕方ない部分もありますが、生き死にに関わる悪戯ではないのだから、そこまで叩かなくても・・・とも感じています。

というか親は何をしとったんじゃい!って思いますが・・・。

それよりも、政治や国策に関して、もっと意識を向けて叩かれなければいけないことって沢山あると思うのだけれど・・・(;’∀’)

とにかく、この手の迷惑行為はなくならないと思って間違いありません。

なくならないのであれば、それぞれが自己防衛策をとりましょう。

心穏やかに、安全に。

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